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-アニメ感想のデータベース・ストライクウィッチーズ全話レビュー-

 


1A

ストライクウィッチーズ

 データ  原作=島田フミカネ&Project Kagonish(メディアミックス作品) 全12話  制作=GONZO
  監督=高村和宏
CAST 宮藤芳佳=福圓美里
第1話  GONZOやればできるじゃん!!!スカイガールズじゃんこれ!!!って言うのはキャラクター原案が両作品ともメカ少女デザインで人気の島田フミカネが担当しているためである。内容も少し似通っているが、今作は魔法少女ものになっている。1940年代、異形の敵「ネウロイ」によって人類は窮地に追い込まれていた。それに対抗できるのは世界中から集められた少女達・ストライクウィッチーズ隊だけなのである。
 この時代の少女はスカート・ズボンをはく習慣はなく下半身むき出し。そのためパンツが見えて恥ずかしいという概念は彼女らにはない(パンツじゃないから恥ずかしくないもん!!!)。スク水に上は軍服(笑)。ヒロインは宮藤芳佳(みやふじよしか・福圓美里)。これは今年NO.1クラスのかわいさだ!!!ちなみにセーラー服にスク水。登場キャラは萌え要素満載(獣耳・シッポ・セクシー系・妹・ツインテール・メガネ・眼帯など)。
 初回ということもあるがすごくいい作画!!OP,EDもいいデキだ。下半身アニメだ。それもいい感じの。アクションシーンは股間アップだらけ(笑)スカイガールズでやりきれてないところは完全に補完されてる(別作品ですが)。C.Vも豪華!
第2話  クオリティ保ってる!!宮藤芳佳回。芳佳の一人称がきっちり描かれている。戦争はいやだと言っていたのが「ストライクウィッチーズ」に入りたいと思うまでの回。宮藤芳佳に感情移入できるかも。すごい潜在能力!!!初戦闘はおいしいところ押さえてる。千和とか沢城もいい感じ。サービスは今回抑え目。
第3話  リネット・ビショップ(名塚佳織)回。ウィッチーズ隊2番目の巨乳。ちなみに芳佳は下から3番目。芳佳と同じく軍曹で下っ端二人。実力はあるが、おとなしく自信がないため実践では発揮できないキャラ。リーネの芳佳との合体シーンでのパンツではないもの(どう見てもパンモロ)ナイス!!!ペリーヌ(沢城)めっちゃかわいい!!超ツンデレ。マユゲ最高!!ちなみに飛行脚や武器は実在する戦闘機や機関銃などがモデル。
 何といっても宮藤芳佳いい!!!はまった。のほほん天然キャラだが観察者でもあり自分の目で物事を見て判断する強い意思を持っている。他人のおっぱいをチラ見して照れてる(笑)訓練後リーネのどこに手を置いているんだ(笑)(たぶん無意識)。今回のEDは芳佳&リーネ。
第4話  ゲルトルート・バルクホルン(園崎未恵)回。5番目。バルクホルンと芳佳がチラチラ見合ってる(笑)リネットは仲良しキャラになってる。ペリーヌは一方的にライバル視(笑)(ちょっと和解)ペリーヌのパンツじゃないもの生々しい(スカート脱いだ状態)。バルクさんのもよかった。もう作画のクオリティーはこのレベルで最後までいけるかな。
第5話  シャーロット・E・イェーガー(1位・小清水亜美)・フランチェスカ・ルッキーニ(最下位・斉藤千和)&水着回。芳佳さん何の夢見てるの(笑)。ヘンタイ飛行?ノーパン、ノーブラで寝てる。おそらく下着は持ってない…。半分無意識のおっぱい好き!そっち系?リネットのワンピ水着エロすぎ。
 フランチェスカは逆修理(笑)後半はシャーロットの胸。宮藤ついに暴走(笑)。中佐照れすぎ!なにげにかわいい人。期待以上のデキだ。萌え要素入れるのうますぎ!
第6話  サーニャ・V・リトヴャク(7位・門脇舞以)・エイラ・イルマタル・ユーティライネン(6位・仲井絵里香)回。この二人は少しキャラ薄め?暗い場面(夜)が多くお色気度半減。でも、3人の友情話は雰囲気も良く上空シーン(地平線・雲・月・空気感)もかっこいいデキ!芳佳はサーニャのシッポに興奮(笑)。貧乳達のお風呂シーンは光だらけ(規制じゃない)。
 サーニャはおとなしキャラ。後からじわっと来るいいキャラ。エイラはサーニャ好きなぶっきらぼうキャラ(実はやさしい)。戦闘シーンのエイラ男らしくてかっこいい。「恥ずかしがり屋のネウロイ!」byリネット。名言だ(笑)次回予告の歌は名曲。
第7話  ペリーヌ・クロステルマン(8位・沢城みゆき)・エーリカ・ハルトマン(10位・野川さくら)回。サーニャ股間スタート(笑)。ドタバタ・ジェットコースター・ノーパンコメディ回。パンツはズボンなんだ(笑)。
 「ありがと」byペリーヌ(笑)かわいすぎ!!!芳佳やペリーヌがノーパンで丸見え?バルクホルンさんズボンその場で貸すの?(笑)坂本さん豪快!サーニャ最高!ついにノーパンで出撃?みんなエーリカのおかげ。これだけキャラの魅力を描き分けてるのはすごい!
第8話  ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(3位・田中理恵)・坂本美緒(4位・千葉紗子)回。扶桑人形(笑)。芳佳にの魔の手が!ウイッチーズ隊は男と会話禁止!それはミーナ隊長の個人的な心の傷からだった。作品の価値を高めるために感動させるクオリティーの高い話が要求される回。及第点?
 戦闘シーンはいい感じ。リネットがちゃんと戦力になってる!一応つっこんでおくと…おまえが歌ってるんかい!歌シーン良かった(特にサーニャとエイラ)。最後はどういうこと?EDは平均年齢高め(笑)。
第9話  芳佳&ペリーヌ回。坂本少佐が熱い!宮藤への熱い期待。坂本の得意技「左ひねり込み(ゼロ戦で使われていた技)」を宮藤が見よう見まねで成功!ペリーヌの叶わぬ恋。リネットの胸。看護婦。見所満載!
 坂本少佐はウィッチの宿命(二十歳では魔法力のピークはすぎてしまってる)と戦っていたみたい。宮藤はネウロイと接触。パンツだけじゃないおもしろい展開。
第10話  宮藤→ミーナ回。「信じてほしい」。作画が少しおかしい。戦闘シーンになって急にクオリティーがすごくなった。坂本さんをみんなで看病。坂本さんまだ飛ぶの?熱すぎ!ペリーヌがなにかを坂本さんに入れてる(笑)
 湯気が濃いけど、お風呂!サーニャをあらうエイラ。リネットはエロス。芳佳はチチに反応せず。そして脱走!軍の新たな兵器のせいでネウロイと交われず。ウィッチーズ隊はお払い箱?
第11話  「空へ…」。(ウィッチーズ隊解散。それぞれの国へ帰らされることに。)バルクホルンが反逆提案(宮藤のため)。ヒッチハイクで野川が無視される。サービスカットはここだけ。ネウロイのコアを持ったウォーロックがネウロイ殲滅も真の敵に。完全にシリアス回。
 ストライカーを隠し持っていた坂本さん。これを前回入れていたみたい(笑)。宮藤が使う?次回みんな集結?
第12話
END
 「ストライクウィッチーズ
 すばらしい出来!最終回はクオリティーの高さとドラマで魅せた。
 ウォーロックに一人で交戦する宮藤。バルクホルン(宮藤が大好きになっている)らがストライカーを取り返し、リネットがダッシュ(作画気合いはいりまくり)で戻ってきて、エイラ・サーニャも芳佳を助けに、シャーロットペアは少佐・ペリーヌのピンチを防ぎ全員集合!
 ラストバトルは赤城と融合したウォーロックとそれぞれがが見せ場たっぷりのお祭りバトル。最後は芳佳がストライカーを特攻させウォーロックは粉砕。ネウロイの巣は消え、戦争終結。
 宮藤帰国。みっちゃんだ!そこへメガネっ娘ウイッチ(花澤香菜)が父からの手紙を持ってきた。この戦いに巻き込んだ父からの手紙がまた!またもや何かが始まる予感?
総評  キャラ萌え・かわいさを追求した作品。そして成功している作品。主眼がそこに置かれているためこの作品は登場するウィッチたちのプロモ的要素が強い。そのためストーリーや舞台設定、衣装やセリフ、生い立ちにいたるまでキャラを立たす(萌えさせる)ため用意された仕様になっている。

 この作品が1クールであったのは正解だと思う。その理由に、まず第1にストーリーのある程度の成功が求められること。これはもしつまらない物語ならそれがキャラに影響してしまう。しょうもないけどかわいい娘が出てる作品とレッテルを貼られる。つまり主眼がキャラにあるのに失敗するリスクを負って2クール分とかストーリーを練るのは無駄である。本作でのネウロイ話は及第点だと思う。
 次にエピソードの増加による、キャラの崩壊。この作品は視聴者が11人いるウィッチの中で自分のお気に入りが出来る設計で作られており、エピソードの増加による好きなキャラの人格が変わったり、想像とは違う行動をさせないためである。本作では想像を刺激するような見事なセリフやシーンがちりばめられている。

 あとは、作画のクオリティーの維持。国産で2クールはキツイ?9話あたりから少し疲れが見えはじめるが全体的にはかなりいい作画(サービスシーンは特に)。

 これらのように本作は戦闘シーンのクオリティーの高さというおもしろさのスパイスを加えて、1クールで最大限の成果を上げた作品といえるのではないでしょうか。しかし、このやり方はまねをして成功するものとは思えず、一発でやる離れ技的要素が強いのではないだろうか。続編をしても効果が薄いようにも思える。だが、上記のことを考慮すればいい萌えアニメを判断する(作る)糸口になるようにも思える。
ストライクウィッチーズ-アニメの感想-

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