脳とアニメーション

-アニメの評価・アニメ感想のデータベース・とある魔術の禁書目録の全話レビュー-

 


3B

とある魔術の禁書目録(インデックス)

 データ  原作=鎌池和馬(ライトノベル) 全話  制作=J.C.STAFF
監督=錦織博
CAST 上条当麻(とうま)=阿部敦 インデックス=井口裕香 御坂美琴=佐藤利奈 神裂火織=伊藤静 ステイル=マグヌス=谷山紀章
第1話 「学園都市」
異能の力を描かれた人気ライトノベルのアニメ化、および制作スタジオ・Geneon等灼眼のシャナの流れをくむ作品。ほぼ完璧な出だしの初回。つかみはOK!って感じ。
超能力が科学によって解明された世界、学園都市では学生たちが超能力開発カリキュラムを受け、その能力によりレベル分けされていた。主人公上条当麻はレベル0(最低)の「幻想殺し(イマジンブレイカー)」。これは右手に異能の力ならなんでも打ち消す能力者だ。

当麻は不幸だ。なぜなら右手が神のご加護をも打ち消しているからだ。だが、神のご加護とは超能力ではなく社会の裏に隠れるもう一つの異能の力である。その異能の力・魔術の存在を当麻に説く純白のシスターが突如、当麻の部屋へ舞い込んだ。彼女はインデックス。魔道書を10万3000冊持っているらしい天然キャラ。魔術師に追われているらしい。二人の掛け合いのコミカル、シリアスのバランスもいい。萌え要素まで入ってる。
 
なにかと突っかかってくる超電磁砲(レールガン)ことレベル5のエリート超能力者・御坂美琴。インデックスを追いかけてきた魔術師ステイル=マグヌス(谷山紀章)。どう絡んでくるのか?作画よし、出来よし、バトルよし、萌えありでかなり気合いが入ってる大作だ!
 
第2話 「魔女狩りの王(イノケンティウス)」
2話目もいいぞ。
マグヌスの召喚した魔女狩りの王の恐ろしさを見事に表現している。あんな狭いところで超絶バトル(笑)。逃げたあとの下から見た王はめっちゃ恐い。もう1回戻る勇気。すごい。当麻の心の動きも見事に描いてる。あとイマジンブレイカーの可能性と現実も。
マグヌスのインデックスを見る目で彼の気持ちもわかる。悪者ではないな。遠回りなのに見物に来ている美琴。そこに美少女ツインテール登場。白井黒子。なんちゅう名前。新井里美は美少女できるの?(笑)要注目。
インデックスを救うため魔術の使える者のところへ。魔術を使うには超能力の才能があってはだめらしい。そこで小萌先生宅へ(笑)。オッサンの部屋だ。部屋とのギャップ萌え?タバコ、酒。お見事!
いるだけでインデックスの邪魔になる当麻。伊藤静って感じのキャラ登場!今回もめちゃ作画いいぞ。すごい勢いでひきつける内容。
第3話 「必要悪の教会(ネセサリウス)」
3話目はややこしいぞ。インデックスの語りでこの世界を説明。
小萌先生の腹時計正確すぎ(笑)。でもめちゃくちゃいい人だ。生徒の「上条ちゃん」のために自分の命が懸かる中、見事に魔術を成功させインデックスを救った小萌先生。その上二人のことは見逃してくれるらしい。魔術シーンは緊張感たっぷりでいいデキ。
 
その後インデックス(見た目は銀髪碧眼)は自分の素性を明かす。彼女は十字教の一派・イギリス清教の部署「必要悪の教会(ネセサリウス)」に所属するシスターだ。ネセサリウスは魔術結社などの魔術師を討つため魔術を研究する部署である。
敵の魔術を知れば打ち消すことが出来る。しかし、汚(けが)れた敵を理解することは心と体を汚すことであり、その汚れを一手に引き受けさせられるため10万3000冊の魔道書を叩き込まれたのがインデックスだった。その知識は世界を捻じ曲げることも出来るため皆がインデックスをねらっていたのだった。

当麻賢すぎ!すぐ理解してやってる。そのような悲しい運命を背負った少女を守っていくこと決めた当麻。やるな当麻!二人に絆が生まれた。インデックスはちょっと当麻に恋しちゃってる?そんな運命を背負いながらも底抜けに明るく無邪気なインデックス。いいキャラだ!
だが突然、当麻の前に神裂火織(かんざきかおり・伊藤静)が現れた!
第4話 「完全記憶能力」
神裂火織はノーブラ?のつわもの。ワイヤーを使って一瞬で7度殺せる「七閃」と日本刀「七天七刀」の使い手。魔術も使えるらしい。彼女はネセサリウスでインデックスの同僚で親友だった。
インデックスは脳の85%を10万3000冊の記憶に使っており、残りの15%の記憶を1年に1度消去しなければ見たものすべてをおぼえてしまう「完全記憶能力」のせいでパンクしてしまい死んでしまう。その記憶消去日まであと3日。だが当麻はインデックスに自分達を敵と思わせる火織達のやり方が気に食わず、もっとインデックスのことを考えろと痛いところをついて気絶。
目が覚めると3日後だった。小萌先生の家。インデックスもいた。小萌先生が当麻をかついで帰ったらしい。どうやって?(笑)そこにまた、火織とステイルがきた。今度は少し作戦を変えてそう。
原画ワンパック。まあまあやる。黒子と美琴は学園のジャッジメント?
第5話 「十二時(リミット)」
インデックスのリミットは午前0時。いきなり最後の日の夜になった。策なし当麻。あれだけ火織にたんかきっておいてそれはないだろ。いまさら記憶操作の本を読んでも…。小萌先生は入浴中。
ついに0時になり記憶を消す準備を始めるステイルたち。当麻は無念の最後のお別れ?そのとき15%謎に気づき小萌先生(入浴後)に電話。記憶パンクでは絶対死なないという先生。えー!マジで!?必死に信じてたのに(笑)インデックスが裏切らないように教会が仕組んだギミックだった。
当麻は口の中の結界を破るが自動防御反応を起こし魔術で当麻を退けようとするインデックス!迫力満点なシーン。
このシーンをやりたいがため、このシナリオがあったための当麻の根拠のない自信と必然性のうすいこれまでの展開かな。逆算してる感じ。でも最後は面白かった。
第6話 「幻想殺し(イマジンブレイカー)」
インデックスは魔術も使えた!これも教会のだった。嘘を暴き、当麻はステイルにお説教する。一方、インデックスはドラゴンブレス(人工衛星まで破壊しちゃう威力)を発動し対抗する。ステイルはイノケンティウスで加勢するもインデックスに逆算され打ち消される。しかし間一髪、当麻の右手がインデックスに届いた!でも当麻はドラゴンブレスの羽に触れてしまう…。
 
病室の当麻。2回も騙されてしまった(笑)やられた。イニシアティブを完全に制作側にとられてしまっている。当麻の記憶に右往左往。感動(シリアス)と笑い(コメディ)。
 
話は次の展開へ。ステイルが科学側のアレイスター(関俊彦に接触。ディープブラッドが監禁されている?それが存在すれば吸血鬼の存在が証明されるらしい。当麻に手伝わせるみたい。イマジンブレイカーが存在すればなにが存在する?
ひとまず会話は意味不明だらけ。また一つの結末めがけてのミステリー展開か?
第7話 「三沢塾(かがくすうはい)」
吸血殺し(ディープブラッド)と接触回。

シスターさんと歩いていると謎の二人組みと出会う。なれなれしさからして知り合いらしい。一人は土佐弁ぜよ。そして4人でファーストフード店に入る(シスターさんは未熟ゆえ趣向品も口にするらしい)。
そこで帰りの電車賃100円が足りなくてヤケ食いしてるなぞの美人巫女さんと出会う。だれぜよ?100円貸してくれ目線を投げかけてくるが、ひとまず断る。そしたら塾の人が来て100円くれて帰っていった。
今度はたばこをくわえたあぶなそうな服装をした人に出会い、三沢塾に女の子が監禁されてるから救出を手伝えと言われる。さもなくばシスターさんが回収される!だって。でもなんかこのひとはシスターさんのこと好きみたいだ。
写真を見せてもらうと監禁されてるディープブラッドの姫神秋沙(ひめがみあいさ・能登麻美子)はあの美人巫女さんだった。

記憶のない当麻はこんな感じ?面白い展開。この世界の情報をあまり与えられてない視聴者と当麻の記憶がリンクしているところがなかなかいい。エンドクレジットの名前が沙…。
第8話 「黄金練成(アルス=マグナ)」
表向きは予備校となっている三沢塾。錬金術師によって結界がはられていて侵入者は表の人たちには見えない。そこらにローマ正教の騎士の死体が転がっていた。

大魔術グレゴリオの聖歌隊のレプリカで襲われた当麻とステイル。ステイルは当麻をおとりにして逃げる。ステイルは錬金術師アウレオルス=イザード杉田智和)の元へ導かれた。

秋沙はむやみに吸血鬼を殺したくない。アウレオルスは助けたい人がいて、そのためには吸血鬼が必要。その二人の意図がかみ合ってここで秋沙はかくまわれていた。
秋沙に助けられた当麻。そこにアウレオルス登場。記憶を消される当麻。また記憶…。気づいたら公園のブランコ。隣にはステイルさんもいた(笑)
そしてステイルをどつく当麻。自分をおとりにしやがって!って記憶あるやん!当麻の反撃が始まる?

騎士団の生き残りが本物のグレゴリオの聖歌隊を発動。ビルが壊れるも。すぐに再生。これぞ黄金練成だと。そして、当麻を心配して塾にきたインデックスがアウレオルスに捕まる。
第9話 「吸血殺し(ディープブラッド)」
毎年救おうとするパートナーがいるインデックス。魔性の女。インデックスに魅せられ必死になるロリ三人衆w 3年前のパートナー、アウレオルスはインデックスを吸血鬼にして救おうとしていた。しかし、すでに当麻に救われていた。逆ギレww 壊れたアウレオルス。当麻にやられ再起不能。かわいそ。

右手くっつけた先生。そういう(毎回お世話になるような)病院なんだね…。秋沙は教会で預かることに。すでに当麻の家には行ってきた様子。ショボ男話。笑える。
第10話 お姉様(みさかみこと)
御坂美琴が久々の当麻と絡み。当麻にとっては初対面。ひとまずレールガンを打ち消す当麻。負けたことを忘れられず執拗に付きまとってることを白井黒子(ツインテール)にばらされる。テレポートして消える黒子。
  
今回はなんと言っても「みさかいもうと」(ささきのぞみ)。美琴と同じ容姿。小説風な喋り。隙だらけなパンツ。猫に「いぬ」と名付けて、ニヤリ。もえー。あと、お隣さんの義理の妹のメイド少女福圓美里)登場。部屋に帰ればシスター&巫女。当麻の周りは美少女だらけになっている。いつのまにかすごい萌えアニメになってる。と、オタは懇切丁寧に説明します。
 
第11話 「妹達(シスターズ)」
アクセラレータ岡本信彦)のベクトル変更の力でみさかがー!みさかは学園に7人しかいないレベル5の御坂美琴の体細胞クローンだった。検体番号は10032。御坂10032は死んじゃったの?
小萌宅では秋沙と焼肉。そこにお腹ぺこぺこキャラが来る。無視する秋沙。「せめてスフィンクスだけでもー」。一方、当麻は御坂美琴宅へ。黒子登場。あの声とビジュアル(かわいすぎ)のギャップにはまってきたかも。シスターズはアクセラレータを絶対能力(レベル6)へ進化させるため実験に使われていたと判明。
第12話 「絶対能力(レベル6)」
小萌先生はシュレーディンガーを持ち出し「チョコの箱の中にアメ玉あると信じ、実際にアメ玉を手にした人」が超能力者と説明する。説明を受けるシスター。今回も出番はここだけ。
今回の主役はアクセラレータを絶対能力にするため殺され続けるシスターズに心を痛めている御坂美琴。彼女はインデックスのドラゴンブレスでツリーダイアグラム(衛星)が壊されたことにより再演算が不可能になった実験を自分が簡単にアクセラレータに殺されることにより(再演算が必要)中止させようともくろむ。

そこに、おせっかい男、当麻登場。当麻は美琴を同情し心配し善人だと信じ、策もなしに夢のような甘い言葉を投げかける。押し通ろうとする美琴を命がけでとめる当麻。美琴は追いつめられる。「もうやめてよ!」
当麻は悪魔か天使か子供か?絶対あきらめない当麻が美琴を救う?
ここでよく考えると、当麻の美琴に対する行為はまさしく上記の小萌先生の言うアメ玉があると信じる行為そのものである。そして、彼の能力は幻想殺し。吸血殺しが存在すれば吸血鬼は存在すると同じく幻想が存在するということを当麻は直感的に感じそのような行動を起こしているのではと考えられる。そして彼は一度アメ玉(インデックス)を手にしている。まさしく彼は夢を現実にしてしまうおそろしい超能力者というわけ…。
第13話 「一方通行(アクセラレータ)」
上条当麻の作戦とは、実はアクセラレータはめちゃくちゃ弱かった作戦。最弱の自分が最強を倒す。そして実験場へ行く当麻。そこには御坂10032とアクセラレータがバトル中。第11話で死んだのは違う検体で、死体を抱えていたほうが10032。「あなたが今日まで接してきたのはこのミサカです」。このって死体じゃなくおまえ自身のことかよー。パンツみせて猫のノミを駆除した御坂妹は生きてたー!
小萌先生いわく、当麻は神ならずして天上の意思にたどり着くもの。
第14話 「最強(さいじゃく)VS最弱(さいきょう)」
対アクセラレータ戦続き。アクセラレータのセリフや笑い方がやられ役のそれそのもの。そしてケンカ最弱だったアクセラレータはシスター達の協力もあり見事にやられる。
目が覚めるとまたもやあの病室。当麻の帰ってくる場所。10032最高。美琴にはかっこいいこと言ってラストにあのシスターが訪れ御坂編エンド。
一見難しそうな内容かと思いきや中身は当麻の事件解決物な、とある魔術の禁書目録。シリーズごとのヒロイン、見事なやられ役、シリーズが終わったときの爽快感はすばらしいですね。その右手で何でも解決しちゃう当麻。
第15話 「御使堕し(エンゼルフォール)」
新章突入。サービス回。ってこんなすばらしいやり方があるのか!私、原作未読なのでイニシアチブとられまくりで右往左往しまくりでした。両親を知らない当麻とリンクしてどんな家族が来るのかドギマギしていたら、とんでもない従妹が現れるやで・・・。
理由はとある魔術が世界規模で進行中とか。その術師が当麻の近くに?その討伐に神裂、土御門、ミーシャと名乗るロシア教会の女の子(やばい格好しております)。 討伐の方法は儀式場を壊すか、術師を倒すの二通り。
まあ、今回の見所ははお母さんの水着描写と青髪ピアスインデックスを襲うレクター当麻でしょ。
第16話 「父親(かみじょうとうや)」
まあ、タイトルであれこれ勘ぐってしまいます。土御門は風水専門の陰陽博士の魔術師だったが、カリキュラムにより使えなくなっていた。神裂火織は天草式のスティグマ使いの聖人だと判明。スティグマを開放すれば人より上の世界にいける幸運の持ち主。でも、それよりナイスバディーの持ち主って方が重要。
父の顔が見た目と同じことを知った当麻はオヤジを疑い浜辺で対峙。自宅でお土産を右手で触れさせなかった土御門、やたらとエンゼルフォールに詳しいミーシャ。さて犯人は?

ここで、しょうもない見た目の考察を少し。視聴者が見ている顔は当麻の主観ので見えている顔と思われるが、土御門と神裂の顔が元と一緒なのはすでに知っている人だからああ認識されるのだろうか?でもそれならインデックスはなぜあのように見えているのだろうか。それに家族には神裂は男のステイルに見えているなら、インデックスも男に見えるべきで、家族はなぜ女子水着を着ているのにつっこまないのか不明。有名人の顔をしてると本人と思われる土御門。見た目なのか本質なのかすごくあいまいじゃないのか。大統領が白井黒子なら大統領じゃないじゃないか!もしかしてこの矛盾のなかに答えが?で、ミーシャは何に見えてるの?
第17話 「大天使(かみのちから)」
御使堕し完結編。そして今回も気持ちいいように用意されていた答えが暴かれます。予想は不可。
見た目の入れ替えの矛盾はご愛嬌という感じですね。視聴者を楽しませるためのウソ。誰かのためのウソはウソじゃない?w でも、ミーシャの見た目は(みな同じく見えていて)ロシア成教のサーシャ=クロイツェフ で中身は堕ちてきた天使でした。
ついに、15話で言ってた(上条家において偶然にできた)儀式場を壊すか術師(オヤジ)を倒すのかの2択にたどり着く。そんなのここありきのはなしだろ!っとつっこんでおく。そしてどこまでウソか分からないキャラの土御門がおいしいところもっていく。ラストは見た目があれでひどい扱いを受けたシスターの噛み付き。
この御使堕し編のヒロインは神裂火織さんでした。天使とのバトルでのかっこよさとおっぱい最高w 極上のエンターテインメント作品です。これ。
第18話 「偽者(レプリカ)」
単発!御坂美琴ヒロイン回。夏休み最終日、宿題に手をつけていない当麻は…。
理事長の息子・海原光貴(岸尾だいすけ)に付きまとわれていた美琴は当麻を発見!二人は彼氏彼女を装うことに。なんというベタな展開。すばらしい!w メイド見習いの土御門の義妹もいいキャラ。18禁じゃなく艶めかしい漫画が好み。
海原はレプリカ能力を持つ偽者だった。狙いは上条勢力の討伐。いつの間にそんな勢力に!10万3千冊のシスターにレベル5など二つの世界のパワーバランスが壊れるほどの勢力らしい。
っと今後に繋がる展開を見せつつ、今回は美琴の魅力全開。どんだけキャラを立たすことがうまいんだこの作品!当麻が守ってくれると言う言葉を勘違いしないように自分を戒める美琴&照れた顔かわいすぎ。
第19話 「打ち止め(ラストオーダー)」
夏休み最終日、アクセラレータは一人の少女と出会う。アクセラレータ主役話。ヒロインはシスターズの最終ロッドの20001号。毛布一枚裸の見た目10歳ほどの少女で培養器からほうりだされたらしく、アクセラレータにどうにかしろと…。ひとまず毛布をひん剥かれたw 1人称は「ミサカはミサカは」。すごいアホ毛。これも御坂妹に匹敵するめちゃかわいいキャラ。寝込みを襲うのはNG。

彼女の正体は2万の実験体の上位個体でミサカネットワークの司令塔でラストオーダー(日高里菜)。彼女はアクセラレータを正確に分析し彼が実験なんてしたくなかったことを指摘しシスター達を存在させたことに感謝さえする。
ラストオーダーがウイルスにかかっておりりシスターズが暴走することを知ったアクセラレータのとるべき行動は2つ。犯人・天井を捕まえウイルス情報を吐かすかラストオーダーを捕まえ培養器に戻す。もちろんアクセラレータのとる行動はラストオーダーの保護。この作品の男達は皆、少女のために異常にがんばるロリ属性が基本!
第20話 「最終信号(ウィルス・コード)」
天井はラストオーダーを連れて行ったと情報を得るアクセラレータ。あっさりと見つけ天井をシメル。午前0時発動はダミーでその場での処置が必要となり、博士・芳川桔梗(冬馬由美)はラストオーダーの処分を命じる。しかし、アクセラレータは電気信号を操りラストオーダーの人格データをウイルス感染前の状態にすべて書き換えるという荒業に挑む。前回からの持って行きたかった展開はこれでした。
昔は平凡な名前のあったアクセラレータ。望みもしない能力があったため実験のため人殺しをするようになってしまった男。そして、本当はやさしい先生になりたかった研究者・芳川。彼女もレベル6実験のため人殺しに加担してしまう。そんな二人の罪滅ぼし話になった後半。

誰かを救えばもう一度やり直せるかもと脳を打たれながらもやり遂げたアクセラレータ。さらに心臓を撃たれた芳川の血流まで無意識下で操り救った。普通なら再起不能の彼を救うのが御坂ネットワークという粋な話。そしてそれをなすのがあのカエル顔の医師。冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)の名を持つ能力者だった。あの容姿でかっこよすぎです。絶対に患者を戦場から連れ戻すと…。御坂妹も彼が看ているようです!
ラストオーダーの元気な姿がなかったのが少し残念だが、予想を超えたドラマティックなお話が用意されたいました。
第21話 「正体不明(カウンターストップ)」
久しぶりの当麻、新学期。シスターはお昼の心配←未曾有の大ピンチ。目ヤバイw
和やか音楽がかかって当麻は登校。ビリビリと甘酸っぱいイベント。小萌先生と車の足がとどかないすごい画。ついでに今回のエピソードの知識を与えられる当麻(と視聴者)。AIM拡散力場、これを読み取れる人がいたら、その人は能力者がわかるらしい。その能力の強さも。
そして、お昼を気にしたインデックスは学校に潜入。食堂で風斬氷華(阿澄佳奈)と出会う。巨乳メガネっ娘。二人でサービスシーンだらけ。当麻に見られてしまう氷華。もうお嫁にいけない女の子になっちゃったw当麻は責任取らねばならぬ。
なんだこの萌え萌えアニメ。すごい。作画とかどんだけ気合い入ってるんだ。萌え要素が計算されつくしてる。キャラたちのイベントだけでまず退屈はしない。

物語は秋沙が言うには氷華は誰も見たことがないカウンターストップで学園都市を影から操る虚数学区・五行機関を知るための鍵となる人らしい。それと同時に学園都市に潜入してきた魔術師・シェリーをアレイスター(赤い液体の逆さま男)は当麻に処理させようとする。ゴーレム使い?のシェリーは黒子から逃走。小萌の同僚登場。アンチスキル?(甲斐田裕子
ひとまず先はまったく読めません。でも見所たっぷりでおもろいです。なにが起こるのかも楽しみで次回。
第22話 「石像(ゴーレム)」
前半、当麻は秋沙からの電話はそっちのけでインデックスと氷華との地下街デート。またもや着替えを見ちゃうサービスあり。そしてシェリーに地下街に閉じ込められ御坂とインデックスの女の戦いなど萌え展開を経て(二人は黒子にテレポートで連れて行かれる)、氷華と二人残りシェリーとバトルへ。
シェリーはネセサリウス所属の魔術師で学園都市との戦争の火種となるべく暴れている模様。小萌先生からの電話で氷華が人間ではなくAIM拡散力場が生んだ物理現象の一つだと知る当麻。小萌は当麻から見て氷華は命も感情もない幻想だったか?簡単に失われていい軽い存在なのか?と当麻に尋ねる。否。断じて否w

そして、同時に虚数学区の鍵である氷華を狙うシェリー。シェリーに存在全否定されピンチの氷華の前に頼んでもないのに駆けつける男登場!
あと2話!全体像はまだ見えずで、どうクライマックスに持っていくか!?
第23話 「風斬氷華(トモダチ)」
氷華を助けに来た当麻。友達だから当たり前と助っ人にアンチスキルも呼んでいた。そして、シェリーを右手で殴るも逃げられる。そこで当麻はシェリーの本当の狙いに気づく。戦争の火種となるある特定の条件にする必要があるらしくターゲットは氷華でなくてもよく、次はインデックスを狙うことに気づく当麻。どうせなんか謎が隠されてるので深く読むのはやめときます。
そのインデックスは外で御坂と当麻の女関係話。今回の作画もすばらしくいい。美琴の顔の演技はこの作画あってのこと。この二人のシーンめちゃいい!
一方、氷華は化け物の自分が化け物を止めると当麻を残し飛び出していく。はじめて外の世界にでて初めて出来た友達とはじめて裸を見られた人のために。

そして、インデックスとシェリーのゴーレムとのバトルへ。インデックスは久しぶりの魔道書での戦い。相手を知り、ゴーレムを安全ピンをはずしつつ混乱させる。バトルシーンも申し分ないデキでかっこよい。
だが、ゴーレムが自動制御になりシスターピンチ!氷華は駆けつけるのか?次回ついにラスト!
第24話
END
「虚数学区・五行機関(きょすうがっく・ごぎょうきかん)」
インデックスのもとに走る当麻の前にシェリー参上。ついにシェリーの謎が明かされる。20年前超能力者の友人・エリスを魔術を使う実験で失ったシェリーは今また、魔術と科学が歩みつつあるのの危惧し同じような過ちを起こさせないため戦争の火種を起こそうとしていた。だが、当麻は矛盾だらけのシェリーにおまえは大切な友達を失いたくなかったんだろうと右手で望みどおりぶん殴って止めてあげる。
一方、自動制御で暴走するエリスの前に氷華は現れ、化け物だとばれて友達を失ってもインデックスを守る。そして、当麻がエリスを破壊。当麻は氷華に幻想は終わっていないと(右手を触れないように)インデックスと再会させる。友達END。

今回のタイトルも氷華のことだった。アレイスターと土御門の会話で明かされる。魔術師アレイスターが天界を作ろうとしているみたいなことをほのめかし、当麻の右手は超能力だけでは説明できない力と言い残し氷華は去り、福圓でエンドクレジットへ。アクセラレータ&チビ御坂登場。イギリス清教の最大主教(アークビショップ)のローラ(川澄綾子)登場でインデックスの力が必要な事態が起きてると。先が気になる感じで終了。
氷華話を完結させただけで最終回としては少し弱い内容だが、変に終わらすよりいいかも。そして、とある科学の超電磁砲(レールガン)アニメ化発表。御坂と黒子の最後のサービスシーンはその序章?
総評 人気ライトノベル原作のアニメ化に成功していると思われる今作。魔術と超能力をいう力の世界を説明調にならず映像で迫力満点で表現してバトル主体ではなく人間ドラマを主体とし、謎解き要素を組み合したエンターテインメント作品として非常に興味深い作品となっているのではないのでしょうか。
でも、この作品の本質はちょっと年齢の低めな少女達の萌えっ娘アニメです。クオリティーにほとんどブレのない作画力でいろんなヒロイン達の萌え要素が完璧に計算されつくされて炸裂しとります。
本編の続編も希望。その前に、レールガンで楽しめそう。
備考 第10話でみさかが却下された猫の名前・シュレーディンガーとは、猫が死ぬか生きるかを実験した人。
とある魔術の禁書目録-アニメの感想-


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