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-アニメの評価・アニメ感想・ファントム・Phantom -Requiem for the Phantom- の全話レビュー-

 


Phantom -Requiem for the Phantom-

 データ  原作=ニトロプラス 全26話  制作=ビィートレイン
監督=真下耕一
CAST アイン=高垣彩陽 ツヴァイ=入野自由 クロウディア・マッキェネン=久川綾 サイス=マスター=千葉一伸 リズィ・ガーランド=渡辺明乃 レイモンド・マグワイヤ=千葉進歩
最新更新話 第24話 「対峙」
玲二がキャルを撃てないと判断したアインは一人で美緒の救出とキャルとの決闘へ向かう。
一方、キャルも悪者にはなりきれず美緒をいたぶるも最終的には解放する方向へ。そして、ターゲットをアインに絞り?決闘へ。
美緒を救い出すことを親分に止められた志賀だがまたもや独断で動きそうな気配。さらにサイスの完成品達も動き出す。そして、玲二も。
物語はクライマックスへ盛り上がっております。いい感じです。

今回は美緒描写が可愛すぎ&エロスです。そして、ヘンタイ紳士のサイス=マスターのヘンタイ液体復活!完成品のファントム達を裸にして塗りまくってますw
第1話 「覚醒」
メディアファクトリー作品。原作はニトロプラスのデビュー作にて名作と言われるアダルトゲーム。ストーリーはインフェルノという組織により作られた二人の男女の暗殺者の愛と憎しみのお話のようです。
同ビィートレイン×真下監督のエル・カザドッぽい雰囲気を漂わせる作品だが、キャラクターデザインを6人置くことにより世界観が広がっているように思われる。人種ごとにデザイナーを変えている様子。エル・カザドのキャラデの少女がチラッと登場。クロウディア役の久川綾さんといい、美少女ガンアクション物の雰囲気も漂っている。タイトルバックの銃声とかも。

物語は記憶を失っている日本人旅行者がファントムという暗殺者に襲われ、死に直面することにより暗殺者としての才能を覚醒させるところから始まる。これはインフェルノという組織の実験であり、彼は意図的にアイデンティティにかかわる記憶を抹消されており生き残るためには暗殺者になるしか道はない模様。
そんな彼を襲ったファントムこそインフェルノ最強の暗殺者の最高傑作で名はアイン。一番目の女。彼は二番目の男ツヴァイと名付けられ暗殺者としてアインに育てられることになる。

第1話はどこにも存在しない亡霊、誰でもないファントムという数奇な宿命を背負わされた二人の男女の境遇を心情と共に丁寧に掘り下げた内容。作画も安定、クオリティは高く良い初回だ。主役二人の演技もよく、そしてアインがかわいい。これは重要w
彼らの素性にかかわる人たち?もチラッと登場して、どうドラマ転がっていくのか興味深い展開が予想される。
第2話 「訓練」
アインに起こされるツヴァイ。設定はハードだが、ある意味ヒロイン同居型萌えアニメみたいだ。そして、そのヒロインがおぼこくて無防備で華奢でタンクトップがかわいすぎるのに最強の暗殺者。そのギャップが…。主人公がヘンタイならとんでもない萌えアニメにできるかも。
すみません、話がそれました。今回はタイトルどおりツヴァイが暗殺者なるためアインとマンツーマンで地獄の訓練を受けるお話です。思考している暇もないほどきつい訓練。
アインは言う、この生き方に耐えるのは考えないことと。しかし、組織のクロウディアはツヴァイに道は決まっていてもスピードは自由だと声をかける。はたして、ツヴァイはファントムになるのか自由を見いだせるのか。あえて、この段階でクロウディアが自由を語ったのはこれがこの作品のテーマということでしょうか。

2話目もいいです。当たりの予感。クオリティーのブレもまったくなし。仕事帰りの高垣アインがたまりませんw
第3話 「実践」
クロウディアはツヴァイのパスポートを見ている。彼の本名はレイジ?クロウディアは昔肩入れしていた暗殺者がいた?その関係で前回ツヴァイに自由を語ったのだろうか。
そして、今回はタイトルどおりツヴァイの初実戦。メキシコに飛んだリズィ。何かと思えば初実戦にうってつけの人物を連れてきた。わかりやすい!組織の平行した他の話じゃなくそれだけの話。いきなりツヴァイの相手は軍人だった。

初の実戦は少しゆるい内容。ツヴァイの覚醒を手助けする軍人は喋りすぎw人を撃てないツヴァイに気づいて、いたぶる軍人。そして、ついにツヴァイは覚醒し撃つ。初の殺し。その事実に絶望するツヴァイはアインに終わらせてくれと頼む。そしてアインは彼を殺す。あなたはもうあなたでなくなった…。亡霊へと一歩近づいたツヴァイ。
すばらしい。バトル内容は平凡だったが二人が熱い。高垣&入野いい感じ。音楽もいい。
ツヴァイは才能を見いだされ日本から連れてこられた?アインはサイス=マスターに何を塗られていたの?操り人形にするためのもの?気になります。
第4話 「暗殺」
なにこのラブコメ、夢オチ?みたいなアイン&ツヴァイのデートで始まる今回。二人はダラスマフィアのボス暗殺の下見でモールに来ているのでした。そして、二人のラブラブっぷりは当然演技でした。アインの服装が同じでツッコミどころかと思ったところ、暗殺本番はさすがに違う衣装で登場。帰りはいつもの衣装に戻ってました。

今回はやはりその演技が見所だったと思います。何の前触れもなく演技に入っていく演出とかいいですね。そして、アインの同年代の女の子ならこんなデートしたりしているのか演技がフツーにかわいいです。ツヴァイはそれを見て彼女に惹かれていくのでしょうか?
一方、アインは3ヶ月で自分以上?の実力をつけていくツヴァイ(その時々見せるファントムの目)に自分を見るようで恐怖をおぼえる。彼、彼女への感情はどういう方向なのか?嫉妬?憧れ?愛?憎しみ?興味深いです。4話もいい。
第5話 「刹那」
今回のターゲットは古き良きマフィアのファミリー。そのボス石頭のトニーはハードボイルドを地で行くような仁義を大切にする古めかしい人間でマフィアのファミリーを大切にしドラッグを嫌い警察ともうまく折り合ってなかなかの切れ者。めちゃくちゃ分かりやすいキャラな愛すべき男を分かりやすく演出されている。ベタで半分ギャグのように。嫌いじゃないです。
そんなうまくやってるファミリーに無情にインフェルノの魔の手が伸びる。ツヴァイに与えられた任務は交渉が決裂した場合のトニーの妻と愛息子の暗殺。まさに無情な仕事。そして、当然のように交渉は決裂し彼は任務を遂行する。

肝心な主役お二人のお話は、やたらにクロウディアに気に入られるツヴァイ。クロウディアは彼を自宅に連れて行く。アインは一人部屋に残され何を想う?ツヴァイは暗殺者としてめきめき実力を伸ばしていく。それを見るアインの悲しめな目。自分の場所が奪われる嫉妬なのか?亡霊に落ちていく彼を哀れむのか?最後にまた一人残されるアイン。
クロウディアを含めてやたらと目の演技が多い今回。彼らの対話の中の心の動きが興味深く引き込まれます。
第6話 「大火」
石頭のトニー後編。前回、痛い目に合ったトニーは裏切り者の集まりであろうインフェルノの幹部を暴くことによりインフェルノの壊滅を企てる。一方、インフェルノはサイス=マスターのトニーの作戦を逆手に取った大胆な作戦で西海岸のパワーバランスを一気に変えようとする。
今回の作戦は何をしているのかわかりにくいですね。まず、どこの組織の人間か顔の区別がつきにくく初見ではちょっと混乱しそうです。混乱しないためにふまえておきたいのがインフェルノの幹部達は基本的にそれぞれのマフィアの組織に所属する人たち(裏切ってる)であること。これの説明が少し不足していたような気がします。
それが分かれば作戦は単純で、その幹部を密偵していたトニーの部下達を犯人にしたてあげながら西海岸のマフィアのボス達を一夜にして次々暗殺していったアイン&ツヴァイ。そのことにより幹部達はそれぞれのマフィアの中で地位を高め、事実上インフェルノが西海岸を掌握した模様。トニーはすべての黒幕扱いで死亡。部下と警官もインフェルノが買収済みでした。

インフェルノの中ではサイス=マスターが幹部のレギュラーとして台頭してきました。このヘンタイ紳士はアインのエロ撮影会をしたり調子乗りまくりです。それぞれ暗殺者を抱えたクロウディアのライバルになっていくのでしょうか?
アインが心を殺しているのは暗殺者としてよりヘンタイ紳士のせいでは?w
二人の心はアインは枯れた花?ツヴァイは野良犬?
第7話 「過去」
早速、幹部として台頭してきたサイス=マスターをおとしめますか…クロウディアさん。極悪人確定です。このままツヴァイをたぶらかして最強最悪の暗殺者にしてしまうのでしょうか?ゾクゾクしますw 今後のクロウディアの極悪人ぶりを久川綾さんの演技も含めて期待しております。

ストーリーはクロウディアがサイス=マスターにファントムを使った組織への点数稼ぎの極秘ミッションをもちかける。しかし、クロウディアはそのことをサイスの暴走だとマグアイアに報告しアインもろともサイスを失墜させようと企む。
一方、サイスのほうもツヴァイを寝取られないようアインに指示する。しかし、アインはもともと偶然手に入れたツヴァイなどいなくともと強気な発言。つよがり?嫉妬?ツンツンしているアイン。
そして、その偶然手に入れた場面(過去)がツヴァイの夢という形で明らかになる。ツヴァイは記憶を少し取り戻した模様。アインもまた故郷のような夢を見ることがあると言うも、それがなに?と絶望している模様。ツヴァイが彼女を救えるのか、それともツヴァイは堕ちていくのか…

ミッションはクロウディアの策略でアイン一人で行うことに…次回。
第8話 急変
グレートエピソード!期待通りクロウディアの極悪人振りがすばらしかったです。
ついに、クロウディアによってパスポートの中身を見ることになったツヴァイは自分の本名「吾妻玲二」と記憶を取り戻す。彼に日本に帰るという選択肢を与えるクロウだが、彼がそれを選べないのは計算済み。そして、追い詰められたアインと遭遇した彼にどっちに付くのかと選択肢のすり替えを行うクロウ。彼はアインを見捨てられずインフェルノからアインとともに逃亡する。
これら、すべての動きがクロウディアの策略どおりに進んでいる模様。ほんとに悪い奴です。やはりサイスも見事にはめられていたようだし、アインを選ぶのもおそらく計算どおりなのでしょう。これから玲二がどう料理されるのか見ものですw

今回の見所はツヴァイの心情を見事に表現されていたところではないのでしょうか。日本にも帰れず、アインを見捨てられないツヴァイ。追い詰められた同じ境遇の二人の絆がついに結びつく。エロチズム満載の手術シーンに結びつく二人が象徴されています。というより、こんなかわいいアインは守らなきゃだめです。
二人は逃げ切れるのか?それともクロウに?
第9話 「名前」
車で目覚めたアインはやれ降ろせだの、サイスのところに戻るだのごね始めます。さらに、私はただのアインで帰る場所も生きる意味もないと記憶の戻った玲二にスネ気味に訴えます。そんなわがままアインに玲二は彼女に生きる意味を与えるため自分のパスポートを破り、エレンという名前をアインにつける。
そんなアインを守る玲二さんはチンピラを軽く圧倒したり、検問を演技力でかわしたりと修行の成果がこんなところで発揮されます。もう普通の男じゃないんですね。アインもまた普通の女の子用な弱さも復活しつつありました。

しかし、そんな逃亡劇もあっさり追っ手に捕まるふたり。アインはマスターに、ツヴァイはクロウに。
アインは再び人形に?そして、ツヴァイはクロウのシナリオ通り日本にはもう戻れない状態になる。さらに、身の潔白を証明すると同時にアインを取り戻すためサイス=マスターを殺すという(自分の意思で)考える殺し屋になるのでしょうか。それはクロウの望むパートナーそのもの。クロウディアはほんとに悪い奴ですねw
第10話 「終幕」
サイス狩りにツヴァイを参加させるクロウディア。クロウはツヴァイがエレンのためにサイスを殺したいと思う衝動そのものに逆らえないと信じている模様。裏切りはないと。ここまでは計算どおりのクロウ。
ツヴァイはアインとサイスと対峙しアインがまたサイスの人形に戻ってしまっているのを見て、ついにサイスを殺す殺人鬼モードに!「サイスーー!!」サイスは怯え、追い込まれる。そして、クロウの計画通り?殺人鬼の誕生かと思われたが、ツヴァイの放った銃弾をアインが身を挺して阻止しサイスをかばう。
ちょっと、思わぬ展開でした。ツヴァイはエレンをフツーの女の子に戻るまで守りたいという気持ちを全否定される。絶望したツヴァイはサイスの銃弾に撃たれ思わぬ終幕。クロウもその報を聞き動揺する。これは以外でした。

私の安易な予想を気持ちよく裏切り続けてくれる衝撃展開の連続と練られた心理描写がいいです。どんどん先が気になる展開。そして、海岸に打ち上げられたツヴァイ。これで終幕でもシュールでおもしろいかもw波がザバーン、ザバーン「終劇」。
だが、続く模様。今後クロウはどう動く?アインは生きてるの?で次回。作画もよかった。特にアインアップ。
第11話 「襲名」
第11話はほぼ総集編でした。ツヴァイがファントムに襲名するまでの過程を振り返りつつクロウディアの過去と望みが明かされた内容の今回。
クロウディアは悪者というより自分の組織とロメロという男を失った復讐のためツヴァイを使ってインフェルノの頂点に立とうとしている模様。一方、インフェルノのボス・マグワイヤとクロウの組織を潰した張本人の幹部・ワイズメルが敵というわけでしょうか。この二人はそれぞれ強力な組織を持っている模様。クロウディアを少し警戒するもクロウディアにはファントムしかいないと少し余裕な二人。

時は三ヶ月たって、ツヴァイは以前とはまったく別人な感じに冷徹なファントムとなってしまいました。そして、サイスは梧桐組と接触している模様。もしかしてサイスはクロウと繋がっている?それなら、ファントム誕生まですべてシナリオ通りなのでしょうか。ならアインも…。
そして、次回は沢城みゆき登場のようです。おもしろくなりそう。もろエル・カザドのキャラデの菊池洋子の少女キャラですね。
ちなみにクロウとマグワイヤのキャラデは芝美奈子らしいです。ついでに、ツヴァイは無限の住人の山下喜光、アインは佐々木睦美。
第12話 「亡霊」
物語はさらに6ヵ月後へ。NY?の夜景で始まる今回、実写かと一瞬目を疑った夜景。CGすげー。
ツヴァイはファントムとして暗躍しインフェルノの東海岸制圧に多大に貢献しているとマグワイヤ&ワイズメルも認めるところに。そんな中、インフェルノへの復讐に燃える女・クロウはどうやら新たな策略を展開中。ターゲットは自分の組織を潰した男、アイザック・ワイズメルの模様。彼のシマでコカインの取引相手梧桐組が襲われたことを責めるクロウ。ワイズメルは少しマグワイヤの信頼を損なう。どうワイズメルを潰していくのか。

しかし、今回のみどころはもちろん初登場のキャル・ディヴェンス(沢城みゆき)です。いいキャラです。出会いからパートナーシーンすばらしい。そして、沢城さんがキャルにはまりまくり。
ツヴァイは梧桐組の事件に巻き込まれて死んだジュディの殺され方に何か(アインの匂い?)を感じる。犯人っぽい人の影が登場。アインぽいシルエット。そして、その背景を調べだすツヴァイ。
ツヴァイは現場でついにキャルと出会う。ジュディの同居人だったキャルはジュディの仇を討ちたいと純粋で真剣な眼をツヴァイに向ける。ツヴァイは思わずキャルに本名の吾妻玲二と名乗り、彼女を犯人探しのパートナーにすることに。
ツヴァイはクロウが偽りのパートナーであることに気づく?アインの言っていた通り意味など何もないと実感した模様。そして、本当のパートナー?のキャルが彼を救う?しかし、キャルの仇がツヴァイの求めるアインなら、また話はややこしいことに…。いい展開だ。
第13話 「偽装」
500万ドルを持ったキャルの殺し屋探し回。何気に500万が入ったバックの描写を前半から多様してたりする。
なんとしてもジュディの仇を討とうとがんばるキャルの魅力満載な内容。ツヴァイを騙してでも目的を達成使用とする意思とそれが少しバレ気味なところがめちゃかわいいキャル。何気にアインのタンクトップ着てたり(笑)
ツヴァイはキャルの魅力にやられたのか彼女を守るため奔走。そして、彼女を次のファントムにするとでっち上げてしまう。またまた、おもしろい展開。キャルも居場所のない亡霊に?

クロウディアは梧桐組を襲った犯人は知らない模様。サイスとは繋がってないみたい。
ツヴァイは襲撃犯に500万ドルとジュディの復讐の仕事といろいろ抱えてしまって次回へ。キャルには殺し屋の素質があるみたいな。
第14話 「監視」
キャルの初訓練回。
キャルのキャラが輝いています。沢城さんの功績でかなりしめているように感じます。
無邪気で屈託のない少女を見事に演じてます。
この作品で少し気になるのが服装です。今回、キャルは玲二と服を買いに行くのですが新しい服を着るのは一瞬で、またデフォルトの服装に戻るのは少しリアリティーを欠いているような気がします。毎回変えるのは大変でしょうがアインのときから少し違和感があったので・・・。あと、全体的にちょっとダサいような気も。

お話のほうは、梧桐組を巡ってクロウディアに明らかにサイスっぽい人(笑)が暗躍しております。クロウディアさんは体はりすぎなような気もw目的のためならなりふり構わずです。そして、アインらしき人も登場。サイスらしき人の命令でクロウディアに復讐?
ツヴァイの助手になったキャル、キャルの仇のアイン?など面白展開は続きます。デニーロ(笑)
第15話 「再会」
ワイズメル&梧桐編続き。梧桐がなかなかの男と判明。クロウが自分と同じく龍を背中にしょっていて黒幕ではないと見抜いている模様。
そして、梧桐組のインフェルノへの調印式?でそれぞれの思惑がスナイプという形で交差する。クロウとワイズメルはお互いを黒幕と疑い敵を落としいれようとするも、どうやら見事にアイン(ついに登場)のマスターに踊らされているみたいです。これで、クロウディアはさらにピンチに?自分の部下のファントムが狙撃したことにされる?

今回は少しクオリティがいつもより低めの感。アインとキャルに板ばさみ展開には期待。
第16話 「告白」
さすがのクロウディアさん。あっさり、仇のワイズメルをやっちゃいました。ビックリ展開。さらに、すべてをワイズメルのせいにすることに成功し、「優秀だな」とマグワイヤさんに褒められ結構有頂天な表情。
一方、キャル&玲二は相思相愛モードです。玲二はキャルの猫耳メイドに自分の居場所を見つけました。
玲二が家に帰ってくるとキャルが去ってしまったかのシーンはドキッとさせられました。

だが、そんな順調な?クロウ&ファントムにマスターの罠が襲い掛かる。って、リズィさん!あんた捕まりすぎ!凄腕なんでしょ!
第17話 真相
いいエピソードきました。作画もグッド。アインかわいい。
梧桐に呼び出されたツヴァイはアインと分かれる原因を作ったのがクロウディアであることを知る。
それは事実なのだが、最近の黒幕はサイスであるというのは知らない梧桐さん。
この微妙に真相とずれながら状況に応じてどんどん運命が動いていく愛憎劇がこの作品の魅力ですね。

今度はクロウとツヴァイが組織に追われるようになり、志賀は梧桐組が生き残る道を選択した。
そして、ついに梧桐の血を引く美緒(小清水亜美)登場。ツヴァイこと玲二の記憶に出てきてた人ですね。どう絡んでくるんでしょうか。今回の盛り上がり方は良かったです。志賀と梧桐のシーンもいい。
そして、さらにサイスを憎むようになったツヴァイは逃亡のためにキャルを迎えに。キャル爆発!?
第18話 「対決」
ストーリー的に今回は熱い内容でした。
サイスの策略によりインフェルノに追われることになったクロウディア&ツヴァイ。
クロウディアにはリズィが、ツヴァイにはアインが追っ手として差し向けられました。
こんな展開になるとは!結構ビックリしました。話が進むに連れてクロウディアの死亡フラグがどんどん立っていき…。
儚いです。ツヴァイにも見捨てられ。ちなみにロメロは弟だったみたいです。
一方、ツヴァイはアインを完全に取り戻すもキャルを見捨てたことに?すごい三角関係が待っていそうです。さらに、美緒もからんでくる?
第19話 「約束」
第11話に続き、2回目の総集編。
キャルと玲二との出会いからのドラマを新作カットを少し加えた内容でした。
ジュディー殺害事件の日のキャルとジュディ、サイスの暗躍の裏舞台の初出しシーンもありました。
そして、たまたま買い物に出かけ爆発に巻き込まれなかったキャル。玲二と別れてしまったキャルの下に…。
キャー!!サイスがきちゃー!キャル、ピンチー!アインみたいにされるの!?へんな薬塗られるー!キャー!
第20話 「故郷」
2年後!当然学園物のチェンジです。パロディかと思わせるほどで。
そして、OP。萌えアニメ?まあ、もともと萌え要素入りまくりですけど。アリプロ曲がかろうじてシリアス担当です。それより、謎のボディコン女…あの目の色はもしかして(笑)

エレンと玲二は兄妹として日本で暮らしていた。ある意味まだ演技をして学園物の中にまぎれていた二人。
メガネの水橋キャラは萌えアニメの紋切り型キャラ。そして美緒。正統派美少女。告白とベタベタラブコメ展開で。
それを壊したのは謎のボディコン女。サイレンサーで撃ってきました。なんかすごい憎悪を感じるんですけど…。
で、やっぱりキャルだったわけで。2年で変わりすぎです。それもヘンタイ露出キャラに。
これは確実にサイスにへんな薬塗られちゃいましたね。
第21話 「憤怒」
キャルはサイスにドライって呼ばれてました。ドイツ語で3ですね。お分かりでしょうが、アイン=1、ツヴァイ=2です。
そんなドライの育て方が明らかに!ドライはアインみたいに変な薬も塗られず、ヘンタイ撮影会もされてませんでした。サイスは今回は記憶捜査もせず純粋に玲二への憎悪だけを培養したらしいです。
そして、そのドライはもともとあったすごい素質を開花させ、危険な殺し屋になっております。あとは先代のファントムを倒すことで正統なファントムの誕生だとサイスは言います。あいかわらずヘンタイですこのオッサン。

ドライがまず狙うのは玲二を奪った女?の先々代ファントムのアイン。アインは一人決闘へ。
一方、自分の運命をまだ知らない美緒は玲二へのラブコメモードです。めちゃかわいいです。
おもしろい展開です。
第22話 「激昂」
ドライ(キャル)の屈折したツヴァイ(玲二)への愛情がどんどん物語を泥沼化させております。
アインとツヴァイの互いに自分を犠牲にしてまで相手を守ろうとする姿をまじまじと見せ付けられさらに惨めになり、また新たな憎しみを膨らましてしまっております。
その不憫さを晴らす時がくるののでしょうか。
さらに、玲二に人質にされてる何も知らない美緒もまたあらたな愛憎を生んでしまうのでしょか。
注目の展開がつづきます。
第23話 「決断」
キャルはインフェルノに逆らい、美緒を拉致して玲二との殺し合いを要求。
キャルはさらに泥沼化。もう戻れないところまで行っちゃっている気もします。

そして、サイスはついに量産化した完成ファントムを投入?
「彼女達に失敗はない」byサイス。サイスキモス。
第24話 「対峙」
玲二がキャルを撃てないと判断したアインは一人で美緒の救出とキャルとの決闘へ向かう。
一方、キャルも悪者にはなりきれず美緒をいたぶるも最終的には解放する方向へ。そして、ターゲットをアインに絞り?決闘へ。
美緒を救い出すことを親分に止められた志賀だがまたもや独断で動きそうな気配。さらにサイスの完成品達も動き出す。そして、玲二も。
物語はクライマックスへ盛り上がっております。いい感じです。

今回は美緒描写が可愛すぎ&エロスです。そして、ヘンタイ紳士のサイス=マスターのヘンタイ液体復活!完成品のファントム達を裸にして塗りまくってますw
ファントムPhantom -Requiem for the Phantom- -アニメの感想-
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