-「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の感想-

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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」感想・レビュー一覧

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　最終話　「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない　GOODEND」

TV放送最終話の今回は、ネット配信で4話で配信される”TRUE END”とは違うお話になる、別の単発エピソード”GOOD END"最終回。
そんなTVバージョンだけを観る人のために用意されたような今回ですが、なぜネットで本当の最終回をやって本編最終回で違うお話をやるんだと、ちょっとツッコミたくもなりますｗ
そんなＴＶ版最終話は、タイトルのとおりGOODENDなまとまったお話になっておりましたが、やはり気になる桐乃のアルバムの中が航空券の登場でごまかされたような本気を出してないストーリーだったわけで、そちらの方も気になる最終回になっていました。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第11話　「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」

TV放送最終話前の第11話は、地味子話と桐乃達とのメイドコスプレパーティー話の2本立て。
今回も最後の人生相談はスルーで2本のあまり繋がりのない別話が展開したわけですが、最終回やネット配信のトゥルーエンドに繋がるような盛り上がるお話もなく、少しシリーズ構成がグダグダなのではなイカ？と思ってしまう今回でした。
もちろんそれぞれ2本のお話は、笑える内容で面白かったのですが。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第10話　「俺の妹がこんなにコスプレなわけがない」

第10話は、田村ゆかり回。
メルル役と、桐乃の友達の来栖加奈子役に田村ゆかりがキャスティングされた理由が今回明らかになりました。
単に、今回のリアルメルル降臨話をやるためだったとはｗ
そんなリアルメルル降臨ライブや、親友新垣あやせのキャラが再び炸裂するなど、楽しませてくれる第10話でした。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第9話　「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」

第9話は、前回の最後の人生相談というのは置いておいての原作者伏見つかさ脚本、舛成孝二絵コンテのアニメオリジナル日常エピソード。
基本的に桐乃がエロゲーを堪能している合間に黒猫の自宅シーンが挿入されるだけの日常エピソードなのですが、これがまた原作者脚本ならではの初出し設定満載の桐乃＆黒猫のキャラクター設定がよく分かるおいしいお話になっていました。
けいおんでもそうですが、やっぱり日常話はキャラクターを立てるのに最高の方法かと思われます。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第8話　「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」

第8話は、何かと物議をかもしそうな桐乃の小説のアニメ化回。
まずツッコンでおきたいのが、アバンでのいきなりの桐乃のアニメ化決定展開。色々アニメ化への工程がすっ飛ばされており、一瞬先週のを見逃してしまったのかと錯覚するほどの急展開でした。
そして、その動揺が解けないままアニメスタッフとの会議がはじまり、不可解なほどの桐乃の暴走に残念なアニメスタッフ達、兄と黒猫氏のアニメスタッフへの中二説教で解決するというイラッとするアニメだったのが、初見の感想でした。
しかし、冷静に桐乃の小説ヒットを受け止めた上で観直すと、黒猫氏や京介のセリフの筋が通っている、残念なアニメ化企画に選ばれてしまった桐乃ためにスタッフ達と2人が戦う、特に黒猫氏が笑えてちょっと恥ずかしいお話になっておりました。
そんな二面性があった今回だったと思います。と言いつつ、「俺妹」は大なり小なり毎回ツッコミどころ満載のフィクションアニメなだけな気もｗ

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第7話　「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」

第7話は、桐乃の小説絡みのエピソードの2本立て。
Aパートは、黒猫氏の中二病っぷりとメルルアニメが良かったメルル鑑賞会話。
Bパートは桐乃の気持ちが気になる、なんでこの兄妹はクリスマス・イヴにデートしているんだとツッコミたくなるお話でした。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第6話　「俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない」

第6話は、地味子こと京介の幼馴染の田村麻奈実回。
佐藤聡美演じる地味子が可愛すぎる今回ですが、お話の内容は地味子がいい嫁すぎるキャラクターであることと、京介とのもはや老夫婦かのような羨ましい関係を描く為だけにすべてを費やしたような今回でした。
その合間にちょくちょく登場する、兄不在にやきもきしている桐乃嬢の兄好きが始まりすぎているのも最高でしたｗ

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第5話　「俺の妹の親友がこんなに××なわけがない」

今回は、桐乃のオモテの親友の新垣あやせのキャラクターが暴かれるお話。
前回、親友桐乃の気持ちが分かるいいお嬢さんとして描かれたあやせでしたが、桐乃の趣味を知ると父親のようにオタ嫌悪キャラに豹変してしまい、大変なことに。
親友との仲が壊れてしまったピンチの桐乃嬢にまたもや立ち上がる兄・京介。なんか、3話の親バレ回で見たような展開になっちゃいました。今回も第3話同様、劇的に桐乃が兄に救われたわけですが、その展開でみせるあやせの素顔と自己犠牲の兄が面白いことになっていました。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第4話　「俺の妹が夏コミとか行くわけがない」

第4話は、桐乃のコミケデビュー話。
前回の山場を越え、あらためて桐乃のオタクライフが始まったという感じの今回ですが、そんな落ち着いた状況で桐乃を見ると意外と分かりやすいキャラクターのようで…この人、兄好きなんじゃないのかと疑いようがないシーンが多々あり、桐乃がただの兄好きのツンデレさんの様相を呈していた今回に見えたのですが、この路線はありなのかいなか。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第3話　「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」

今回は、サブタイトルが作品名と同じという、非常に重要なエピソードであることが暗示されているわけですが、その内容はまさに作画共々気合いが入った内容で、作品名そのものを表現したというような素晴らしいエピソードとなっていました。
前回ついに、同じ趣味の友達が出来た桐乃に趣味の親バレという最大の試練が到来する今回。愛するオタク趣味を完全否定され涙する妹を守るという選択をした兄の熱さと、オヤジにぶっ飛ばされる兄の面白さがきわ立った今回でした。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第2話　「俺が妹とオフ会に行くわけがない」

俺妹第2話。
今回は桐乃に初めてのオタ友達ができるお話。今回も初回に続いて桐乃のオタク心の葛藤が丁寧に描かれた内容で、中二病患者の黒猫と友達になるまでの紆余曲折した物語が爽快に描かれておりました。
そんな今回の観どころはやっぱり、生天目仁美演じる沙織・バジーナさん。衝撃の登場からあり得ない語尾まで、典型的なオタクキャラを見せつつ、最後はオタク道に進むもうとする若者二人を導くオタクを愛する深いお方だったことが判明した、うるっとさせられるキャラクターでした。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」　第1話　「俺が妹と恋をするわけがない」

秋クール注目のライトノベル原作作品「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」。
「乃木坂春香の秘密」的な秘密の趣味を隠し持った妹・高坂桐乃が視聴者のオタク心をくすぐるライトノベルらしい作品です。
第1話は、桐乃が兄・高坂京介にその趣味がバレてしまうお話ですが、隙のなかった妹が趣味がバレることによって、いままで見せなかった素顔を見せていく様子を丁寧に分かりやすく描かれた内容でした。
中村悠一、竹達彩奈の兄妹演技もはまっていて、そんな二人のやりとりでそれぞれのキャラクターを魅せてくれており、なにかと大事な第1話は良い感じのスタートを切れた形になっていたと思います。