ホーム2010第3クール(夏)ぬらりひょんの孫> 第15話「闘女、百花繚乱」

ぬらりひょんの孫 第15話「闘女、百花繚乱」

今回能力が明らかになった七人同行の妖怪は鉤針女(かぎばりおんな)。
髪の毛が鉤針となった妖怪だったのですが、それに対抗した奴良組の妖怪は毛倡妓(けじょうろう)で、同じ髪の毛を使うオバサン対決となった今回です。前回の河童に続いて、毛倡妓と奴良組の頼もしい妖怪が活躍するエピソードとなっていました。

七人同行の中で、鉤針女の役目は密偵だったようで、良太猫のお店に潜入して奴良組幹部の行動を探っていたようで…。

一方、奴良組では清十字のメンバーが暇を持て余しておりました。
すごい引き絵ですw今回のコンテはまたもや、福田道生。お得意のお茶の間カットもありました。

鉤針女と出くわした花開院ゆらが、ふらりと奴良組に現れました。
11話に続いて、またワケの分からないことをしている清十字の人達。なぜ手旗信号w
そして、ゆらのおかげで鉤針女のことが分かった奴良組は、鉤針女の捜索に乗り出します。
さすが、陰陽師です。

そんな、ゆらの警護任務についたのが今回の主役とも言えるエロスな毛倡妓。
一方、幹部の情報を漏らしていたのが、いつも文句をいっている一つ目入道だったとお約束な展開をみせておりました。

カナと夜のリクオのお約束のシーンもバッチリ。夜のリクオはいつもホストみたいにカッコつけてますw

そして、ケガのため本気を出せなかったピンチのゆらの元に、毛倡妓が参上。
オバサン対決は、エロスが勝る毛倡妓の方が上手でした。奴良組の力を見せつける気持ちイイ場面です。

さらに夜のリクオ自ら登場し、鉤針女を見逃し玉章に警告メッセージを送ります。これぞ畏れ!

最後は、「あんたは、なにものなんやー」と言われつつ、何も言わずカッコよく去っていく夜のリクオでした。
カナ、ゆらのヒロイン達との関係もきっちり描きつつ、王道的に楽しめる要素が盛り込まれた作品となっている「ぬら孫」です。

©椎橋寛/集英社・奴良組

ぬらりひょんの孫レビュートップへ


inserted by FC2 system