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ぬらりひょんの孫 第20話「七分三分の盃」
ぬら孫第20話は、リクオの成長が見られた熱いエピソードでした。
ぬらりひょんの孫としてではなく、自らの百鬼夜行を作らなければいけないことに気付かされ雪女達との七分三分の盃を交わし、夜のリクオとも対等の立場になろうとしているリクオの姿がキッチリ描かれた今回。出来も良くて惹きつけられます。
お話は、父・狒々(ひひ)を四国の妖怪に殺された猩影(しょうえい)の怒りが静まらないところから。
父と同じように、単身敵のアジトに乗り込んだ猩影(しょうえい)ですが、父と同じように瞬殺されかけます。
親子揃って、結構無謀ですw
自分のせいだと嘆くリクオに、鴆(ぜん)がどうにかしたいなら自分の百鬼夜行を作って戦うしかないだろと…
そして、決心したリクオがいい表情をしています。
昔、ぬらりひょんの孫だから成せることは何も無いとぬらりひょんに言われた事の意味が分かったリクオ。
カッチョイイ回想シーンです。
そして、リクオに最も近しい青田坊、黒田坊、首無、雪女との七分三分の盃を交わすシーンへ。
待望のリクオとの七分三分の盃に、夜のリクオの姿を見た雪女がキュンキュンです。
感動しているカラス天狗が、なんかいい感じでしたw
人間のことはお前に任すと認められた昼のリクオ。いつか君のいる枝の上から世界を見てみたいと、頼りなかったリクオが組を背負っていく覚悟を見せた熱いシーンとなっておりました。
ついに、リクオの成長が見られました。二役やっている福山潤が見事に演じわけており素晴らしかったです。
そして、敵討ちの後ろは任せろと、猩影(しょうえい)を自分の百鬼夜行に加えて、玉章との全面戦争へ突入です。
©椎橋寛/集英社・奴良組