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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 第3話 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」

今回は、サブタイトルが作品名と同じという、非常に重要なエピソードであることが暗示されているわけですが、その内容はまさに作画共々気合いが入った内容で、作品名そのものを表現したというような素晴らしいエピソードとなっていました。
前回ついに、同じ趣味の友達が出来た桐乃に趣味の親バレという最大の試練が到来する今回。愛するオタク趣味を完全否定され涙する妹を守るという選択をした兄の熱さと、オヤジにぶっ飛ばされる兄の面白さがきわ立った今回でした。

桐乃のモデル撮影シーンが登場。ピンぼけでしたが桐乃のパンチラもあったりしつつ、同じモデルで親友の新垣あやせの遊びの誘いを断る桐乃がそこにいました。もちろん断る理由は黒猫達とのアキバ行きw
そんな親友の新垣あやせの作画がいい感じでした。OPがなかったり、作画面からも今回の重要度がうかがえました。

黒猫とアニメを語りつつ、エロゲのCGの回収にいそしむ桐乃嬢。シャンプーハットのあるなしのCGを回収するなど、細かいことをやっておりました。メルルのBlu-rayとDVD全巻を両方もってるとか、この人すごすぎ。
さらに、黒猫の妹に萌えてみたりと愛する趣味に至福の時を過ごす桐乃。
この歳でこの溺れようは、いろんな意味でちょっとヤバいですw

一方、妹に友達を作ってやって役目を終えた感のある、兄の京介は、地味子とリアルラブコメ中。
地味子さん、めちゃくちゃ兄を狙ってるじゃないですか…それに気づかないとか罪な男です。
そんな兄に感情移入して、気持よくなるのが本作の特徴のようです。

そして、日曜日に黒猫、バジーナとアキバを堪能した桐乃でしたが、親に趣味のことを知られている二人に複雑な感情を抱く桐乃でした。越えなくてはいけない壁の出現?

そんな矢先に、父にR-18のソフトを所持していたことがバレテしまう桐乃嬢。
またぶつかって落としたとか、意外とドジっ娘属性もアピールしている桐乃でした。

逃げ出した桐乃を捕まえた京介は、愛してやまない趣味を完全否定されたのに何も言えなくて涙を流す妹を目の当たりに…
そりゃ、こんなイケメンになっちゃいますw

その趣味を好きでいることは絶対にやめないという妹の意志を確認した兄は、「桐乃、俺にまかせろ」と立ち上がります。
ちょw兄、カッコ良すぎなんですけど。

オヤジとの直接対決開始。
オヤジが実はスクラップしていた桐乃の雑誌や、黒猫達との写真などのアイテムを駆使してオヤジの説得に挑む兄・京介。
そして、妹の趣味の誤解を解くことに成功した兄でしたが…

予想通りに18禁問題でオヤジが反撃!
もう流れでやるしかない兄は、エロゲは自分の物だと衝撃の自己犠牲告白へ。
「妹の部屋で、妹のパソコンを使って、妹にイカガワシイことをするゲームをやっていたと言うんだな?」と、
オヤジの状況把握能力もなかなかです。
そして、まさに外道の兄は「超面白かったぜ、エロゲはオレの魂だ!」とエロゲへの愛を叫びます。笑いすぎて腹が痛いです。

当然、そんなヘンタイヤローはぶっ飛ばされます。殴るオヤジも当然ですw
しかし、これで妹は助かったということで…

そんな勇敢に戦い勝利を得た兄は、空気の読める嫁の地味子に「頑張ったね」と褒められ、可愛くないはずの妹に「ありがとね。兄貴」の言葉をいただきました。
今回は、そのお言葉をもらえるに値するくらい兄は頑張ったと思いますw

©伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP

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