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「そらのおとしもの f (フォルテ)」 第8話 「空に響く天使達(ウタヒメ)の声」

今回は、1期も含めて「そらのおとしもの」という作品的にピークをむかえたエピソードでした。
毎回おバカでエロなお話をやっていた中で並行して描かれてきた、イカロス、ニンフ、アストレア3人のエンジェロイドと智樹の物語がここで一つの到達点に達し、ニンフの号泣シーン、イカロスの心情告白、さらにアストレアまで…と、そらおと好きにはたまらない内容になっていた今回かと思われます。

お話は、カオスに狙われて大ピンチのニンフの続きから。
ニンフのいじめられっぷりが酷いです。

そこへ、ついに登場したイカロス先輩。
偽マスターの命令に背いてニンフを助けるイカロス先輩ですが、結構酷い助け方ですw

そして、ボロボロ(笑)のニンフの前にアストレアが立ちはだかりますが、本物智樹が颯爽登場。
今回は全編マジメモードで、智樹もエロには一切走りません。

エンジェロイドはマスターの命令を聞かなくても、羽がなくても、りんご飴食べて泣いたりしてもいいと思うと、智樹がニンフを全面肯定してくれました。
ニンフさん大歓喜のシーンがいきなり今回きちゃいました。

そんな、ニンフと智樹を見てカオスの所にやってきたアストレアも、智樹を「わたしも、好きになっちゃったのよー!」と空のマスターの鎖を引きちぎりました。アストレアの物語もクライマックスがきちゃいました。
最強の盾と矛をもつアストレアの能力も全開。

最後は、イカロスお姉様の物語へ。
イカロスお姉様本気のウラヌスシステムを発動して、カオスと全面バトルをしちゃいます。

カオスを止めるため、自らの犠牲をかえりみずカオスごと海底へと向かうイカロス。
そこでカオスに愛を問われたイカロスは、私も分からないと言いながら、「大好きなマスターを守る」とマスターへの愛を語っておりました。感情を抑えられたエンジェロイドのイカロスさんが涙を流して愛を語る、ついにこの時が来たというシーンです。
そして、それを聞いたカオスの顔が怖くない人になっていました。

ピンチのイカロスさんはウラヌスシステムが救い出し、今回のカオスとの戦いはここで終了。

EDは、ニンフの智樹との帰り道。ニンフさんが、キュンキュンです。

マスターに早く会いたいがため屋根を突き破って帰宅のイカロスさん。叱られているのに、なぜか嬉しそうに見えちゃいますw
無事に帰ってきたことで許されて、デレ状態のイカロスさんが可愛すぎます。

1期から引っ張っていた、イカロス、ニンフ、2期からのアストレアらエンジェロイドと智樹の関係の物語がいい形に収まった今回。そらおとファンには待望のエピソードだったと思います。

©2010水無月すう/角川書店/新大陸発見部フォルテ

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