ホーム2010第4クール(秋)「ヨスガノソラ」>第4話 「ハルカズハート」

「ヨスガノソラ」 第4話 「ハルカズハート」

第4話は、それぞれのヒロインで物語を完結させるオムニバス方式になるのではと噂されていた通りに、一葉編の完結エピソードになっていました。これは、一本の群像劇として3話までを観ていた者としましては、ちょっとショッキングな出来事で、いままで観ていた「ヨスガノソラ」という作品がまるきり別物の作品に今回でなってしまいました。
結局どういう作品だったかというと、他のヒロイン達とドロドロ模様になる心配など取り越し苦労の、前回から一直線で一葉さんの物語が完結する方向へ向かっていただけの内容でした。おい、コラーw
そして、結ばれた二人がガチセックスをして終わるという、これぞエロゲのアニメ化というエロアニメになっちゃいましたw
結局、原作を立てるためにたどり着いた答えがアマガミのエロアニメバージョン、それが本作。

そして、サブタイトルのアルファベットと数字の意味がそれぞれヒロインの物語の話数を示していることが、今回の内容で確定しました。今回は「K4」で一葉編第4話ということみたいです。
ちなみに、第1話が内容からも全員ルートの第1話で、第2話が「AK2」で瑛(あきら)と一葉の第2話、第3話が「K3」で一葉編第3話となっていました。
次回は、第2話の終わりから分岐した「A3」の瑛編第3話となっていくと思わます。本作はアマガミのはじめからリセットではなく、途中から再開のセーブデータ方式みたいです。

一葉編のストーリーに戻りますと、オムニバスと分かった途端に話はものすごくシンプルなものとなります。
前回の最後に倒れた瑛はただ、自分に負い目をもって気遣いすぎる一葉のハルとの幸せをサポートするために、一葉の手を借りずに頑張っていたという流れでした。その他、お父様や、メイドの初佳さんなど、お嬢の周りの人が実はお嬢をサポートしていたという、一葉お嬢がヒロイン回そのものの内容でした。いや、マジでそれだけのお話でしたよw
キスもまた、百合じゃなく瑛が自分は恋人じゃないと分からせるためのものでした。

ただ、他のヒロイン編と関連付けて見られそうなのが穹(ソラ)と兄の関係性なところ。
一葉編では、ソラは兄が気になっていたものの、家族という関係性に落ち着いた模様。今回は理性が勝ちましたw
他のヒロイン編でもソラと兄とのシーンは観どころになっていきそうです。

ふさぎ込むお嬢のために奔走するハル。
マジ告白のオルゴールなど、一葉のために一直線に頑張るハルにオムニバスであることをまざまざと見せつけられました。

そして、瑛がお父様に愛されていたこと、自分がお父様を好きだったことすべてが解決する、お嬢ハッピーエンドルートで終了。
フツーに一葉編はお嬢のお家のお話をやっただけという、お嬢を立てるフツーなお話でした。

ハッピーエンドでしたが、ソラが一人部屋で残されるシーンが、ちょっと興奮させてくれますw

その流れで、なんか始まりましたよ。
セックスシーンを見て下さいと言わんばかりの始まり方。こっち系でしたか。まるでエロアニメ。

ハルと瑛の前でヴィオラを引くシーンに切り替わり、エロはお預け?と一瞬思いましたが、その後はヴィオラにのせたガチエッチシーンへ。こんなときにアレですが、意外とヴィオラを引くシーンが凝っていて見ごたえがありました。

セクロススタート。AT-Xでも規制が入った、乳揉みシーン。

パンツ脱がして、ガチ愛撫シーン。一応地上波放送もあるアニメなのに、なにしてはるんですかw
どうせなら、エロアニメ臭を消すくらいのバリバリのクオリティでやって欲しかったところ。

そして、挿(ry。

ハルの回想Hシーンだったみたいです。そして、終わっちゃいました。
告知なし(噂は聞いてはおりましたが)のオムニバス方式で、セクロスまでして別作品となってしまった本作。初佳編は軽いショックで頭に入らずでしたw
プロットを楽しんで観ていたものが、サービスシーンありきのエロアニメに変貌してしまうのは意外とショッキングでした。
次回からは、エロ作品として観ることになるのでしょうか。

©Sphere/奥木染町内会

「ヨスガノソラ」レビュートップへ


inserted by FC2 system