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けいおん!!の感想・レビュー一覧
第25話 「番外編 企画会議!」
最終回 「卒業式!」
(ニュース)第23話のカセットテープが付く(初回盤)放課後ティータイム フルアルバムが10月27日発売決定!!
第23話「放課後!」
第22話「受験!」
第21話「卒業アルバム!」
第20話「またまた学園祭!」
第19話「ロミジュリ!」
第18話「主役!」
第17話「部室がない!」
第16話「先輩!」
第15話「マラソン大会!」
第14話「夏期講習!」
第13話「残暑見舞い!」
第12話「夏フェス!」
第11話「暑い!」
第10話「先生!」
第9話「期末試験!」
第8話「進路!」
第7話「お茶会!」
第6話「梅雨!」
第5話「お留守番!」
第4話「修学旅行!」
第3話「ドラマー!」
第2話「整頓!」
第1話「高3!」
けいおん!! 最終話 「番外編 訪問!」
けいおん2期もこの番外編にて最後の話数。
その最終話の内容ですが、番外編と名を打たれていますが、第24話の最終回をあずにゃん中心の軽音部の最終回としたら、こちらは1期から始まった唯達4人の高校生活を締めくくるような、もう一つの最終回と言っていいようなお話でした。
第24話では、やりきれていなかった唯中心エンドをここで持ってくるとは流石の一言です。
けいおん!! 第25話 「番外編 企画会議!」
最終回が終わっての京アニ作品定番の番外編の今回。
その気になる時系列は、平沢唯さんの前髪から憶測する形となっており、卒業アルバム回直後くらいのエピソードのようです。
前回の次回予告では、卒業後のお話のような見せ方をしていましたが、予告詐欺でした。さすがにそれは無理でしたか。
けいおん!! 最終回 「卒業式!」
ついに「けいおん!!」も最終回。
どんな内容でくるかと緊張しましたが、あずにゃん主役回で、3年生の4人はどちらかをというとちょっと大人な感じであずにゃんをもてなす側になっておりました。
唯達の高校生活で始まったけいおんなので、唯中心エンドも見たかったような気もしますが、やはりそれは学園祭回で一区切りが付いていたわけで、今回は学園祭回で先輩を立てて泣かなかったあずにゃんに存分に泣いていただこうということみたいです。
そんな最終回は、脚本吉田玲子、絵コンテ山田尚子監督、作画監督堀口悠紀子の最強布陣で、あずにゃんの他にさわ子先生や和ちゃんのラストも描かれ、新曲も披露された感涙エピソードとなっておりました。
けいおん!! 第23話「放課後!」
最終回前の今回は、卒業式前日の最後の部室エピソード。
シチュエーション的にシンミリしそうですが、ここは吉田玲子脚本で最後のグダグダ日常を最大限にやりきろうという方向の内容できました。
今回の絵コンテは武本康弘さんで、最後のちょっとしたサプライズまでの部室での唯達の一日を空気感たっぷりの映像で魅せてくれました。
けいおん!! 第22話「受験!」
最終回まで残り3回となった今回は、おそらく本編最後になるであろうあずにゃん主役エピソード。
花田十輝脚本にて、あずにゃんの繊細な乙女心が描かれると共に、2期を通しての長いスパンで描かれた中野梓と周りの人との関係の物語が、ある意味完結をしたあずにゃん最終回だった今回です。
けいおん!! 第21話「卒業アルバム!」
前回のライブ回で、一区切りが付いた感がある本作ですが、軽音部の日常はもうちょっと続くようで、今回はクールダウン的な卒アルコメディと先延ばしにされていた進路がついに決まってしまいました。
ちなみに、第24話が最終回となる模様で、今回を含めないと残り3話となってしまいました。ただ、番外編が2話その後に放送されるみたいです。
けいおん!! 第20話「またまた学園祭!」
またまた学園祭と言うことで、高校生活3度目の学園祭ライブ回が、ついにやってきてしまいました。
軽音部にとっては最大のイベントである学園祭ライブ、しかも高校3年生の唯達にとっては最後の学祭ライブとなるわけで、当然今回のエピソードは「けいおん」1,2期を通しても、本作品の顔ともなるような最重要エピソードの一つになり、最大の山場になることが期待される話数です。
そして、そのライブの内容は…本当に素晴らしかったです!
1期の1,2年の時は、話数の少なさもあってかPVっぽくしてみたり、唯が遅刻したりと、若干ライブシーンから逃げ腰だったわけですが、2期の今回は、ガッツリ1話丸々ライブシーンに勝負してくださいました。京アニさん、ありがとうw
その内容は、2クールと余裕のたっぷりあった話数で広げた世界観や登場人物たちのフラグを惜しみなく全部回収するような、まさに集大成と言った内容で、けいおんファンには最大のご褒美が配られた今回でした。
そんな肝回の絵コンテを担当したのは、1,2年の学祭回と同じく石原立也さん。今回のライブを見事に映像にして下さったありがたいお人です。
けいおんらしい、アニメらしくて、リアリティもあるライブシーンと、信じられないほどの最後の感動シーンが、そこにはありました。
けいおん!! 第19話「ロミジュリ!」
ついに始まった学園祭。軽音部のライブは二日目のようで、今回は学園祭初日は唯達のクラスの演劇「ロミジュリ」とライブ前日に泊り込みをする唯達の模様が描かれました。
2クールで余裕がある分、本番前の前日話で引っ張るついでに学園祭自体の雰囲気や風景が描かれた、これまた青春!なエピソードになっておりました。
そんななか、披露された3-2組の「ロミジュリ」の主役が、ある意味唯さんだったわけで、木G役の唯さんの大活躍にはやられちゃいましたw
けいおん!! 第18話「主役!」
2クールは少し長いのではと思われた「けいおん2期」も早いもので、もう18話まできました。
学園祭が近づいて来て、そろそろ架橋に突入しつつある感が出てきたわけで、ここから怒涛の展開で終わらしにかかるのかと思うと、観る方もそろそろ気合が入ってくるというものです。
そんな学園祭の序章的な内容が描かれた今回は、花田十輝先生脚本の澪が主役となったエピソード。
相変わらず、瞬発力のあるお笑いの詰まった秀逸なお話で、唯達のクラスメートの出番も多かったりする見所満載の内容でした。
そして、今回一番の見所はやはり、律の弟のお茶吹きシーン!何回みても笑えます。
けいおん!! 第17話「部室がない!」
今回は、吉田玲子脚本、石原立也絵コンテで、部室が使えなくなるという日常回。
相変わらずの吉田玲子さんのあえて滑り気味にする女子高生の日常脚本で展開した今回ですが、最後に美味しいところを全部持っていった感があるのが憂さんでした。
部室と共に、姉の歌詞の完成に一役買った憂の風邪シーンが素晴らしかった今回です。
けいおん!! 第16話「先輩!」
学園祭が近づくき冬服にチェンジとなった今回はまたもや、あずにゃん回!
「カムバック、私!」というスローガンの元に、全編あずにゃんモノローグで展開するあずにゃん話。
軽音部の先輩たちと次々を掛け合いを繰り広げていく展開で、中の人の竹達彩奈さんの腕の見せ所回でもありました。
そして、今回の作画監督は久しぶりに堀口悠紀子さんで、耽美なあずにゃんや純ちゃんを堪能させてもらいました。
けいおん!! 第15話「マラソン大会!」
夏休みが明け、2学期突入となった今回のエピソードはマラソン大会回。
いわゆる日常回とも言える、特に全体の物語に変化が起こるようなことのないイベント話だった今回です。
しかし、2年生、3年生総出演の最後にはゴール前の激しい競争まである、基本に忠実なコメディ話で十分に楽しませてくれる内容でした。
けいおん!! 第14話「夏期講習!」
けいおん2期も早いもので、折り返しの第14話にきました。
2クールものでもOP、EDを変えてこなかった京都アニメーションとしては珍しく、新OP、EDが用意されているというサプライズもあった今回。
本編の方は、花田十輝さん脚本による琴吹紬主役回。ついにムギちゃんが主役となった、アニメ的に瞬発力が強めのコメディ主体のプチ神回でした。
ムギちゃん魅力と和ちゃんのひどさがつまった今回です。
けいおん!! 第13話「残暑見舞い!」
1話丸々、あずにゃんだらけのあずにゃんエピソードです。
2期に来て2回目の2年生3人組視点のお話でもあったわけですが、やはり別視点で描かれることにより新鮮さが今回もありました。
純ちゃんも再び活躍し、3人の水着、ラストはあずにゃんのお風呂シーンまであるという、いろんな意味でのサービス回となっておりました。
けいおん!! 第12話「夏フェス!」
軽音部の夏休みといえば合宿ということで、今年も1,2年生時代に続いて合宿エピソードがありました。
しかし、前作は1,2年生時代を1クールでやっちゃったのに、3年生だけで2クールもやっちゃうと、さすがに新たな発見の少なめな日常描写では少し間延び感を感じてしまうのも確かです。
そんな中の今回の合宿の行き先は夏フェス!
吉田玲子さん脚本による身近な人とイベントでかけるとよくあるような、あるあるネタ満載の思い出青春エピソードになっておりました。
今回も初見で見るより、あとから少し俯瞰で彼女たちの青春の思い出話としてみると、じわじわ来る内容になっているような印象をうけました。
そして、今回の見所はやはり、最後の星空ののシーンです。あそこのシーンがあるだけで今回は大満足と言えるようなすばらしいシーンでした。
けいおん!! 第11話「暑い!」
今回は、タイトル通り暑い夏の日のお話しです。
内容は、その暑さからくるダルさを表すような、いつも以上にグダグダの暑い一日が表現されておりました。
和ちゃんが言うような三文芝居だらけの今回ですが、今回の奥に隠れるテーマが暑いグダグダな軽音部の空気を出すということならば、その三文芝居も大いに貢献しているものと思われます。
そういうことを意識してみると、確かに、暑くて、うざくて、グダグダな夏の日が見事に表現されているのが実感できるのではないのでしょうか。
青春を感じさせる回があったり、こういう暑い日を強調するだけの回があったりと見所満載のけいおんです。
しかし、今回はオチがひどいw
唯がクーラーが苦手という設定が1期であったわけですが、さすがに、唯のキャラとはいえ、やりすぎだろーw
曽我部先輩のエピソードといい、過去の設定との調整にブレがちょっと出ています。
けいおん!! 第10話「先生!」
今回は、さわちゃん先生が主役となった、先生の過去が垣間見れた青春エピソード。
花田十輝先生の脚本で、さわちゃんに恋人疑惑から始まり、ラストのデスデビルのライブシーンはちょっとやっちゃった感のする恥ずかしい感じになっていましたが、さわちゃん先生の人気ぶりや先生の過去を通して青春を感じさせるキュンとする内容の第10話でした。
さらに、今回はさわ子先生が主役ということもあって、先生の描写は、いつもより艶っぽく、大人の女が強調されたものとなっているような印象を受けました。
一方、脇役となった軽音部のメンバーは、ムギちゃんを中心に小ネタが満載で魅せてくれました。
けいおん!! 第9話「期末試験!」
前回、とにかく一生懸命頑張ると決めた、唯さん。
始めた朝のジョギングは一日で断念し、授業中も居眠りしてしまう頼りない唯と、それを陰ながらサポートする周囲の人々。
そんな唯の世界に飛び込んでいくあずにゃんと心情をだぶらせながら、頑張る唯をハラハラゆるゆると見守る、そんな内容の第9話でした。
今回の絵コンテ担当は、武本康弘さん。
らき☆すたの監督などを務めた、京アニの肝となる人物がついに、けいおん2期に登場です!
いい意味で無駄なシーンの多い、吉田玲子さんの脚本と相まって、非常に時間の流れを感じさせるような素晴らしく心地よいフィルムとなっていた今回。
個人的に大好きなエピソードです。
けいおん!! 第8話「進路!」
第8話は、ついに物語の転換期の進路話かと思われましたが、唯さんの歩みはのろいようで、過去回想回になった感じです。
唯&和ちゃんと、律&澪コンビの出会いが描かれたわけですが、子供時代描写が可愛すぎて困ります。
特に今回は、唯と幼馴染の真鍋和ちゃんが主役級の扱いとなっております。
和と唯の共に歩んできた道と、これからが描かれた第8話です。
けいおん!! 第7話「お茶会!」
今回は、澪ちゃんイジリ回。
ギャグ要素満載なアニメ的な内容となっております。
新キャラの曽我部先輩の設定など、ちょっと、盛り上げるためにやりすぎな感もありますが、かなり笑える内容となっております。
裏修学旅行回では、純ちゃんなどの後輩に人気のあることが判明した秋山澪さんですが、今回、さらにその実態が明らかになります。
1年生のときの学園祭の、縞パン見せエピソードできた秋山澪ファンクラブが、まだ存在していたのでした。
さらに、新入生もすでに会員がいるなど、かなりのカリスマ人気を誇る澪さんなのでした。
前回、唯もクラスで人気者ぶりを見せるなど、やはり、バンドでメジャーを目指すならそれくらいの人気は必要かもしれません!
てなことを思ってみたりして。
けいおん!! 第6話「梅雨!」
第6話はギー太と唯の梅雨話。
今回の脚本は吉田玲子さんで、いつも以上に何かが起こるわけでもない、唯達のゆるゆる梅雨エピソードとなっておりました。
この、ゆったりとした梅雨時間をまったり、ほっこりするお見事な内容です。
さらに、特筆すべきは演出の坂本一也さんのカットとともに描かれる美しい作画の数々です。
ちょっと、エロさも感じさせるようなカットや作画がこの世界観にますます引き込みます。
唯の生足も登場したりと絵と空気感で魅せた今回です!
けいおん!! 第5話「お留守番!」
第5話は修学旅行の裏話です。
修学旅行へ行った唯達の裏で2年生の憂、梓、純の3人の様子が描かれた内容でした。
脚本は花田十輝先生。
同級生と過ごす、唯の妹・憂、梓の新鮮な姿や、はた目にはおとなしそうな子にしか見えなかった、鈴木純の意外なキャラクターがあらわになった素晴らしい脚本です。
しかし、今回の本当の見所は、梓が軽音部の一員であること、そこにいる時が一番輝いているということを表現しているところでしょう。
けいおん!! 第4話「修学旅行!」
第4話はムギちゃんのブタ鼻回!
じゃなくて、修学旅行回です。
2クール作品の4話目で、非日常の修学旅行話がくるのは少し早いような気もしないでもないですが、そういうシリーズ構成も取っ払うのも「けいおん」なんでしょうか。
内容は、少し急ぎ足な展開を見せつつ、2泊3日の旅をざっくりと30分にまとめられていたものでした。
けいおん!! 第3話「ドラマー!」
第3話は律っちゃん回。
突然、ドラムが目立たないから楽器パートを変えようと、騒ぎ出した田井中律殿。
今回は、第1話に続いて山田尚子監督コンテ、吉田玲子脚本でした。ちなみに、作画監督はハルヒのキャラデの池田晶子さん。
前回のメリハリの効いたアニメらしい「けいおん!」のあとですから、少しインパクトが薄いような印象を受けざるをえない今回です。
しかし、今回の仕様こそが「けいおん!」らしさというべきか、女子高生の恥ずかしいまでのストレートさが見事に詰まった内容だと思えます。
見れば見るほど、じわじわと来るエピソードになっております。
けいおん!! 第2話「整頓!」
脚本は花田十輝、演出、絵コンテは石原立也だった今回。
第1話が女子高生達の自然な日常が描かれていたのとは対照的に、第2話はボケとツッコミを基本としたアニメらしい形を取り入れたキャラ紹介的なコメディ内容となっていました。
「けいおん!」の世界観が壊れる寸前の、キャラの振り幅を最大限のところまで引き出している今回。
これが、限界の振り幅でしょうwちょっと、限界を超えているところもあるような気もしますが。
花田先生の脚本と石原立也氏のボケ演出が見事にハマった、1話とはまた違った「けいおん!」が観られました。
けいおん!! 第1話「高3!」
かきふらい原作、京都アニメーション制作アニメ「けいおん!」2期です。
知らない人はいないかもしれませんが、軽音部に所属する女子高生達が描かれている作品です。
前置きはこのくらいにして、待ちに待った緊張のはじめのシーンは、やはり平沢唯(豊崎愛生)はじまりでした。
いつもより、早く登校した唯がギターを引き始めます。
そして、他のメンバーの登校シーン。そして、音楽室に集まってくるメンバーたちのなか、唯のギターは最高潮に!めちゃくちゃカッコいいです!
でも、そこでカッコよく締めないのが「けいおん!」です。
きっちり、唯のボケをかぶせてかっこよさをはぐらかしてしまいます。
そして、誰も特に真剣に突っ込むことなく、突っ込みどころのない唯の「食パン!」の掛け声でOPへ。
これぞ、けいおん!です。見事に帰ってきた感をだしたアバン。素敵です!
そして、OPは1期と同じく石原立也、絵コンテ・演出。
みごとな、OPです!
そして、物語は春、桜高軽音楽部の5人。中野梓を除く4人は、もう高校3年生です。
しかし、唯は受験とか進路ではなく、ただ3年生になったことに喜んでいる様子。
ついに、澪も同じクラスになりました。
なんと、和(のどか)ちゃんは生徒会長になりました!
そして、今回のお話は唯達4人が抜けると来年、梓が一人になってしまうため、新人勧誘にあらゆる手段をいとわない軽音部メンバー。
しかし、新勧ライブをしても、新入部員はやってこないわけで・・・
そんな仲、唯と梓は時を同じくして、同じ結論にたどり着きます。
この5人でいいんじゃないかと!
そんなわけで、またこの一年も5人で活動していくことになった軽音部。
第1話はかっこよくて、シリアスで、ほっこりさせながら、それを肩をすかすように流していくという、見事に空気をあやつった山田監督のフィルムとなっていました。
そして、EDも山田監督作品となっていました、艶っ艶の唯が印象的な少しメルヘンチックなEDです。
まさに、春らしく良いスタートをきった「けいおん!!」第1話。
2クール放送になりそうなので、半年間、楽しい日々が続きそうです!
cかきふらい・芳文社/桜高軽音部