ホーム2010第3クール(夏)>「ぬらりひょんの孫」

ぬらりひょんの孫 第1話「魑魅魍魎の主となれ」

週刊少年ジャンプ連載漫画原作。
アニメーション制作はスタジオディーンで監督は西村純二。
原作をちょっとチェックしたのですが、アニメ第1話の入り方は原作と違っていました。
原作の始まり方は、4年前の小学生時代のエピソードを通して、リクオがぬらりひょんの孫という運命を背負わされていることや奴良組周辺のことが説明されているのですが、アニメでは、いきなり中学生のリクオではじまり、やたらと牛鬼とリクオの関係ばかりが強調された内容になっていました。
本作は2クール作品なのですが、その限られた話数かつ原作が続行中という条件で本アニメが牛鬼とのエピソードを主体に持って来る予定かも知れませんが、最初は丁寧に作品の魅力やキャラ設定を描いて欲しかったような気もします。

牛鬼(中田譲治)と刀を交わす、本作の主人公、奴良リクオ(福山潤)のシーンで始まりました。
今後このシーンへたどり着くと言うことでしょうか。
雪女カワユス。

妖怪の総大将の3代目就任を渇望される、奴良リクオさん。
反対派の牛鬼さんと顔を合わします。
一方、妖怪の総大将・ぬらりひょんは、なんの前触れもなく登場し風貌にビックリしますw

平野綾さん演じる、リクオの幼馴染みの家長カナさん。
アニメ版では、おとなしめな可愛らしい女の子キャラという印象。
4年前のエピソードもなく、登場時間が少ないのでキャラをつけられていませんでした。

妖怪探検にきたリクオたちですが、そこに本物の妖怪が登場し妖怪に変身しかけますが、青田坊、雪女の登場で未遂に終ります。
アニメではまだ、お預けのようです。

自宅では、ぬらりひょんと牛鬼が話し合い。
牛鬼さん出番多すぎ!!

リクオは雪女と青田坊が同級生に化けていたと知ったりもするわけですが、同級生のシーンが無かったわけでw
最後も牛鬼!

第1話の印象は原作を頑張ってはしょっているなという感じ。
焦点を牛鬼に絞って突き進んでいるようです。
原作ファンが動く「ぬらりひょんの孫」を期待してみたら、少しガッカリするかもしれない内容といったところでしょうか。
アニメ的には、今後この路線で盛り上がっていけるのか見守っていきたいところです。
(今後、レビューするかは微妙です。)

©椎橋寛/集英社・奴良組

ぬらりひょんの孫レビュートップへ


inserted by FC2 system