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ぬらりひょんの孫 第8話「梅若丸、無残!」

ようやく、リクオと牛鬼が対峙するところまできた今回ですが、お話は牛鬼こと梅若丸の過去話へ。
牛鬼誕生秘話や若かりしころの初代ぬらりひょんの登場など興味深い内容だった今回です。

牛鬼と剣を交わす夜のリクオは、3代目を継ぐ気満々の発言をしております。
しかし、牛鬼には気に入らないことがあるようで…
そして、二人は血を吹きだした相打ち状態になったまま、牛鬼の過去話に突入しました。

平安時代っぽいところで過去話が始まります。
幼少期の牛鬼が登場。このころは牛鬼ではなく梅若丸でした。めちゃくちゃ今の牛鬼の面影があるのが笑えます。
母の花子を演じるのは井上喜久子さん。豪華なキャスティング!

父を亡くし、母と別れて修行する梅若丸。腹筋割れすぎですw

そして、捩眼山(ねじれめやま)に誘いこまれた梅若丸の前に、母を襲った牛鬼が登場。
なるほど、見た目からもこの妖怪が牛鬼だったわけで、話が繋がってまいりました。

その牛鬼を殺し、父母の魂を弔うため鬼の子となった梅若丸が牛鬼を名乗って捩眼山(ねじれめやま)に棲むようになったというわけでした。
ちなみに、旅人をたばかっていた二人の女の人の中の人は、クラスメイトの巻さんと鳥居さんと同じ人。

それから数百年後、ぬらりひょん率いる百鬼夜行が捩眼山(ねじれめやま)の牛鬼退治に現れました。
基本、代替わりあるようですが百鬼夜行の面々は同じ妖怪で構成されているようです。
雪女より大人な感じの雪麗(せつら)さんは雪女と同じく堀江由衣が担当。一方、今ではちっちゃくなっているカラス天狗は現役バリバリで牛鬼とやりあっておりました。
そして、ぬらりひょんの若かりし頃は遊佐浩二さんが担当。牛鬼を完膚なきまで倒したお強い大将でした。

ぬらりひょんに心酔し盃をもらった梅若丸こと牛鬼は、ぬらりひょんのおかげで憎しみの因縁から解き放たれることができたみたいで…
妖怪の大将とはどんなものであらなければならないかを身を持って知る牛鬼の過去が分かりやすく描かれた今回でした。

©椎橋寛/集英社・奴良組

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