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「ドラゴンクライシス!」 第11話 「ドラゴンクライシス」

「ドラゴンクライシス!」の連続放送だった第10話、第11話の反省会を少し。
前回までを振り返ると、各話それぞれは観れないこともないお話や演出で描かれているとは思うのですが、やはり序盤で感じたようにキャラデザや作画を含めて、それぞれのキャラののキャラクターが弱いところが気になってしまう作品になっているように思います。
期待したマルガも物足りないキャラクターで、起死回生の獣キャラのアイもお話の方が足を引っ張る形で盛り上がりきれませんでした。
そんな中の第10、11話ですが、ここでは加藤英美里新キャラ・サフィが登場するわけですが、それほど破壊力もなく…少なくとも萌えアニメとしては微妙な本作です。

第10話は、ヒロイン達号泣のバーベキュー大会からスタート。
本作もご多分にもれずハーレム展開となっているわけですが、「IS」のように潔いまでの開き直りのないハーレムがオシャレ演出もやろうとする路線と相反してしまい中途半端なことになっているような気がします。
萌えやサービスをやるなら潔く!(べつに萌えアニメにしろとかは言ってません)

そして、新キャラのブルードラゴン・サフィが登場。
おちゃめなキャラ設定なのですが、はじけきれないビジュアルとキャラなのがちょっと…

ここで一つサプライズが!
アイちゃんが人狼を実咲にカミングアウトします。って、まだ人狼にいつでもなれるんですかw
いつも人狼状態でお願いします。

その後、サフィとケンカするローズでしたが、気付けば一緒にアイスを食べているゆるゆる展開w
ここはかなりなごみましたが、ネタ要素な気もします。

次もネタ的に面白かったのですが、サフィから教わったオトナの儀式をしたローズが全身性感帯になってしまい大変なことにw
子どもキャラだったローズが第二次性徴期に突然突入です。
もだえるローズがなんかエロアニメでしたw
実は結構第10話は、ネタ展開的に面白かったような気もします。

しかし、第11話はローズと竜司がうっとっしい思春期展開となり、さらに第2話の繰り返しのようなヘタレ竜司展開に突入。
英理子さんが、うっとうしがるのもリアルに分かりますw

そして、ローズは悪化して呼吸困難なヤバイ状態にまで発展。

その状態になったのは竜司がドラゴンを支配するロストプレシャス「ドラゴンクライシス」だからだと説明するオニキスが登場。
おまえがドラゴンクライシスやったんかい!w タイトルの意味が判明しました。
ヘタレ竜司はオニキスに従いローズをまた手放してしまします。そして、また逮捕w
同じこと繰り返しててるめんどくさい奴です。

釈放後は心ここにあらずなヘタレ竜司が続きます。
そんなヘタレ竜司のことは、さすがのゾッコン実咲さんも気に入らないようで…

最後にマルガが訪ねてきて、竜司を奮起させることができるのかいなかな展開で次回最終回に続きます。
全体的なお話をみると、ほんとにこれで終わっちゃうのかというようなよく分からないお話になっています。
これは原作モノの宿命でしょうか。分割2クール作品なら、このゆったりペースの展開は納得が行くのですが…

こういう時はドラクラが残した神回、オッドアイ人狼アイちゃんのブッヒブヒ第6話を観てなごみましょう。

まさにケモ耳シッポ神回!

©城崎火也・亜方逸樹/ 集英社・ドラクラ!製作委員会

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