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「とある魔術の禁書目録Ⅱ」 第16話 「刻限のロザリオ」

禁書第16話は、イタリア編完結話。
今回は、OP、EDを削ってのオルソラ編完結話にも似たような詰め込み過ぎ内容で、謎解き説明会話多用の完結させるための完結エピソードだったわけで、さすがに今回を面白いというのは少し無理があるような内容になっていたように思います。
しかし、それよりも気になるのが、スケジュールが大丈夫?なのかと心配してしまう統一感のないバラバラ作画。安定していなくて物語にも入り込みにくい原因にもなっていました。作監がすごい人数でしたが全員責任ということですか?
というわけで、最後に次に繋がる展開もみせたわけで、イタリア編の完結話はこんなもんで、さあ次ですw

前回のラストにダメージを受けたアンジェレネは、なんとか無事だったようで、誰かちょっと分からない作画のルチアさんに守られる形でこの後のシスター達とのバトルを切り抜けたようです?って、序盤のここでの出番が最後でシスター達とはどうなったのかはフォローはありませんでした。まあ、うまくいっているのでしょう。

そして、アドリア海の女王に乗り込んで、若本規夫演じるビアージオ司教とのバトルとなった当麻ですが、惨敗で圧死してしまいます。
おいーw

アニェーゼのところにたどり着いたエロスなオルソラさんが、ビアージオに追い詰められてしまい、ついにアニェーゼが反抗を決意。
結局、アニェーゼを使った刻限のロザリオは、アドリア海の女王でどの都市にでも壊滅することができる装置だったわけで、狙いはやっぱり学園都市でした。学園都市はいつも崩壊寸前でヒヤヒヤです。
しかし、会話だけの推理劇が、少し御座なりで緊張感がないクライマックス展開でした。そもそも若本さんは、専門用語とは分かってしゃべっているのでしょうか。ノリでやってるような気もw

アニェーゼもやられてしまい、大ピンチに当麻が颯爽登場!
顔がヘンですが、あなたは誰?w

そして、お約束の説教パンチが炸裂!

しかし、ビアージオ司教はなかなかしぶとくて、アドリア海の女王を敵の手に渡らせないために自爆スイッチを発動。
あの野郎とローマ正教の誰かに文句を言いながら、自爆キャラとなったビアージオは小者キャラでした。
それとアニェーゼさんは、その顔は放送NGです。
結局、その自爆スイッチも当麻が左手フェイクを入れたりしながら右手で解決な締めくくりとなりました。

そして、当麻はカエル医師に強制送還を命令されて、イタリア滞在1日で旅行は終了。
学園都市に帰ると、御坂美琴の罰ゲームが待っているとのこと。
不幸な目にあって面白い話ですが、説明臭くてちょっと残念なシーンでした。

そんな当麻に今回も天草式十字凄教がお世話になって、当麻にサービスコスプレを模索中のねーちんこと聖人の神裂火織さんが登場。マジメでからかわれるねーちんですが、こんな萌え需要はあるのでしょうかw

その神裂火織の元にアニェーゼが連れてこられて、イギリス清教でお世話になることが決定で、オルソラ編からの長かったアニェーゼ話がここで完結。あら、最後のアニェーゼさんがいい感じです。
考えてみるとアニェーゼ話は、全体的にしっかりとやっていた感じで締めくくりはいい感じかも。

最後は、ビアージオが言っていたあの野郎な感じのヴェント(平松晶子)が登場。
ローマ教皇に不遜な態度を取るこの人が、教皇に上条当麻の殺害文書にサインを迫って次回に続きます。
次回は、超電磁砲の水上清資脚本のお姉様の罰ゲーム回となるみたいなので、楽しみです。

©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX

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