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「とある魔術の禁書目録Ⅱ」 第20話 「猟犬部隊(ハウンドドッグ)」

第20話は、木原数多ひきいる猟犬部隊(ハウンドドッグ)に追われる一方通行(アクセラレータ)と打ち止め(ラストオーダー)のお話の続き。そこにインデックスと当麻、さらにヴェントがからんで緊迫した展開となっている今回です。
そんな今回の脚本は、水上清資からシリーズ構成の赤星政尚に変わって、どこに向かっているのかわからない原作未読者には謎だらけのいつも禁書が戻ってまいりました。

前回、大ピンチのアクセラレータの前に颯爽登場したインデックスでしたが、別にアクセラレータをインさんが助けるというわけでなく、アクセラがインさんを助けるためにもう一度頑張るというモチベーションを与える役目を果たしたインさんでした。

そこにあらわれたローマ正教の神の右席所属の前方のヴェントですが、木原数多はロケットランチャーがまったく効かないヴェントにもまったく興味なしで去っていきます。木原数多、カッコ良すぎですw

車の中では、インさんが返しにきたというポケットティッシュを律儀に受け取ってあげるやさしさをみせるアクセラレータ。
女の子にはやさしい主人公気質のアクセラレータでした。

一方、当麻はラストオーダーと猟犬部隊から逃走中。
今回もアクセラレータと当麻の二人の主人公が交互に物語に巻き込まれていくお話が展開していきます。

アクセラレータは一人ですべてを解決しようとしますが、ラストオーダーを守るのに専念しろとカエル医師が長年の経験から助言します。相変わらず、容姿に似合わずイケメンキャラなカエル医師ですw
そして、アクセラレータの逆襲が開始です。
猟犬部隊はその名のとおり、匂いで敵を探知するらしく匂いを消して戦いをはじめようとするアクセラレータでした。アクセラレータは策士なところも強さの秘訣です。

ここで、初春飾利登場!
お姉様と白井黒子とのコントで場を和ませます。

その頃、当麻は猟犬を排除したヴェントに見つかり襲われております。
でも、意外と右手が通用するヴェントの方が猟犬部隊よりも当麻にとっては戦いやすい相手なような気もw
ここでヴェントがここにきた第一目標が、ローマ正教の最大の敵であるどんな手を使ってでも当麻を倒すことであることを告白。
当麻もえらくなったもんです。

一方、アクセラレータは猟犬部隊を容赦なく迎え撃って惨殺していきます。カッケー!
やっぱり、この人をなめてはいけませんw
当麻とは対称的な主人公です。

そんな中、初春飾利がアンチスキルの黄泉川愛穂に続いて、意識を無くしてぶっ倒れてしまいます。
これは誰の仕業?ヴェントなのか学園都市の仕業なのか謎です。

そのヴェントは、謎の吐血をして一時当麻から退却。
何がなにやら、読めないことが起こりまくりで次回以降を観なければなんとも言えない展開です。

そして、なにやら嗅ぎまわっている土御門が謎のシルエットと接触。
学園都市が、動けない人間を一人一人串刺しに?初春ピンチってこと?
そもそも土御門はどこ側の人間として動いているのかも分からないわけで、謎だらけのシーンでした。

最後にアクセラレータが指名手配されることになり次回に続きます。
そんなわけで、伏線が張られまくって全然先が読めない展開をみせた今回。どのように伏線を回収して風斬氷華やアレイスターの話に繋がってくるのかを原作未読者としては、そこら辺を注目して観ていきたいと思います。盛り上がる熱くてでかいお話を希望です。

©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX

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