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「STAR DRIVER 輝きのタクト」 第16話 「タクトのシルシ」

今回は、日死の巫女編完結エピソード。
前回までの盛り上がり展開をどう締めくくってくるのかと注目された今回でしたが、双子に予想の斜め上をいくサプライズ秘密が隠されていたわけで、個人的に期待していた双子とタクトのラブコメエンド話は完全に肩透かしを喰らってしまい、かってに盛り上がっていた感じになってちょっと苦笑ですw
そんなミズノとのラブコメはほぼ前回で終わっていたことが判明したタクト様は、過去シーンも登場したりと、ヘッドとの第3フェーズ銀河美少年バトルで輝きまくっている今回でした。

完結エピソードの始まりは、初登場のミズノのおばさんが「マリノがいなくなっても大丈夫?」と真実を知っているのが丸分かりな意味深発言で、いきなり変なフラグが立って双子話が急展開をはじめます。
そして、ミズノは島を出るためにニチケイトの化学部へ足を運びます。

一方、タクト様は胸のシルシをみせるためにお風呂サービスシーンで登場。
ワコさんは、ミズノの恋愛話に絡むこともなく出番は基本ここだけな感じでした。

封印を解くために綺羅星十字団に連れてこられたミズノに衝撃の真実がヒガシの巫女ニチ・ケイトことイヴローニュから告げられます。
なんとマリノは、ミズノが自分の心の隙間を埋めるために創りだした分身の擬似家族だったことが判明。
なんという、いままでの日死の巫女編のお話の内容が全部変わってしまう暴露展開。
双子前提でいろいろ展開を予想していたのが全部吹っ飛んじゃいましたw

そして、ミズノの巫女のサイバディが登場。

そこに現れたのが、OPで登場していた謎の青いサイバディ。
この機体はヘッドのサイバディだったわけで、意外と早めの登場となった感じです。
そのヘッドがミズノの封印を解きます。エロいですw

第3フェーズの封印を解かれたヘッドがついにアプリボワゼして、機体に乗り込む銀河美少年になります。
タクトもすかさずアプリボワゼして、ついに銀河美少年同士のバトルになりました。

バトルは、ヘッドが第3フェーズの力で解放したリビドーの弱い戦士のシルシの力を失わせるスターソードの力で、タクト様が全裸ピンチです。
ヘッドがスガタとのデートでタクトがまもなく負けると言っていたのは、こういうことだったみたいです。

しかし、ヘッドの目論見はタクトの溢れ出すリビドーであっさり払拭。
ヘッド、しょぼw

そんなタクトの銀河美少年となってこの島に来ることになるきっかけの過去話がここで挿入。
余命1年の中「やりたいことと、やるべきことが一致するとき、世界の声が聞こえる」と輝いていた友人・ナツオの輝きに触れて、体にシルシと同じ傷を刻んだタクト様の過去が判明。ちなみに、女の子ハナ役は、OPテーマの9nineの川島海荷が担当。
めちゃかっこいいのですが、なぜ鳥人間コンテストw

捨てられた父をぶん殴ってやると父のいる島に青春を謳歌しに行くことを決めたかっこいいタクトの過去に自分と重ねて触れるミズノでした。
それと、話に出ていた爺ちゃんもパンチの効いたすごい爺ちゃんでしたw

というわけで、「やりたいことと、やるべきことが一致するとき、世界の声が聞こえる」とナツオの言葉を叫んでタクト様がヘッドに圧勝して、バトルは終了。
やっぱり勝つんですねw

そして、キタの巫女のサカナちゃんと同じくミズノの退場シーンはバスの中から。見送るのはタクトでした。
ここで、ミズノは自分がワコとは違いミズノちゃんと呼ばれていることで、タクトと脈なしなのを確認して、かっこ良かったよと恋ごころを秘めてタクトとお別れです。鈍感王子のタクト様は女子側がいつも憧れるだけの存在ですw
そんな名前の呼び方で気持ちをはかる、本作おとくいのパターンでミズノの初恋はこれにて一区切りです。

最後は、消えたはずのマリノが復活のサプライズ返しで、双子の物語もハッピーエンドで完結。
そんなわけで、こんなぶっ飛んだミズノの第1フェーズの能力なんて予想できるはずもなく、日死の巫女編のそれぞれのお話が別話になっちゃうような結末だった今回です。
今回の結末を踏まえてミズノ目線で思い起こすとなるほどなシーンがいっぱいなような気がするので、観直すといろいろ面白いことになっていそうな日死の巫女編なのではと思います。
結局、「カタミ、ワカチタ、ヤガダンセ」の大丈夫の魔法は逆から読んだらアレですが、信じれば現実になるマリノみたいなものだったのでしょうか。
それと、EDは前の方が良かったように思います。今回ラストにあの曲だったらそれだけで神回になっていたような気もw

©BONES/STAR DRIVER製作委員会・MBS

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