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「夢喰いメリー」 第4話 「夢喰いメリー」

夢もキボーもアリャシナイ第4話。
前回の最後にコンビ結成がほぼ出来上がったかと思われましたが今回こそがサブタイトルのとおり、夢路とメリーのタッグコンビができあがる正義の味方・夢喰いメリー誕生話になっておりました。
そんな今回の夢魔とのドラマを演じる人は、夢路の所属する文芸部の部長の星野鳴さん。
今回は、盛り上がるというよりはしっとりとしたお話でした。

今回の主人公は、夢魔のクリスとメール交換する文芸部部長。
はかない恋を演じる眼鏡文学少女が素敵です。

一方、夢路の幼馴染みの勇魚は、夢路とラブコメ中。あら、可愛いい。
女子キャラを愛でるアニメ、夢喰いメリーです。

そこに、夢魔を探してふらついていたメリーが登場。
ひとまず保護して、カラオケに連れていくことに。
現の娯楽に興味津々のメリーですw

メリーはここで部長から、「夢とキボー」が誰もがそれに支えられている大切なものだと教わります。
君にも、君を動かしているものがあるでしょ?と問われるメリーです。夢もキボーもアリャシナイ?
そして、クリスと会うことになった部長を応援する夢路な感じで、青春がそこにありましたw

一方、勇魚は河波千鶴とお友達になっていました。
夢魔そのものなのかなど気になる謎の人物の河波千鶴の物語も毎回展開しております。

そして、部長のデートの日。
あいにくの雨ですが、夢路宅にメリーがふらっと登場して、野球ゲームを体験するメリー。
現のことの何をやらしても可愛らしいことになるメリーですw

部長はというと、自分の中にいた夢魔クリスと文通していたことが判明し、夢路が白昼夢(デイドリーム)に乗り込みます。
クリスが登場!

夢の世界では無力の夢路の元に、さっき覚えた野球つながりで、代打メリー・ナイトメアが颯爽登場!
今回も登場シーンがやたらとカッコイイ、メリーでした。
そして、部長の言っていた夢やキボーが自分の帰りたいという気持ちに当たるのではと、メリーさんが正義の味方をやる気になったようです。ここでようやく、夢路とコンビ結成が成立して、夢喰いメリーが誕生となりました。

夢世界の最後は、メリーに倒されてしまったクリスと部長の切ないお別れのシーンで締めくくられました。
クリスも部長の体を乗っ取ろうとしていた夢魔ではなく違う世界の人間に惹かれた夢魔だったわけで、最後にありのままの姿を見せ合ってお別れとなった切なくてしっとりとした恋話な今回でした。
「あなたをテーマにした小説をおもいっきりかいてやるんだから」と強気で言う部長が素敵でした。いいキャラクターです。

そして、クリスの帰れないと言っていた言葉が気になりつつ、メリーが勇魚のオヤジの橘のおやっさんの喫茶店で住み込みで働くことが決定。これで、第4話にして同居ヒロインがようやく誕生。
何気に、橘のおやっさんの店名「STO」の名前の由来が、ジワジワ来る終わり方でしたw

©牛木義隆・芳文社/ 夢喰いメリー製作委員会

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