ホーム2011第4クール(秋)「Fate/Zero」>第9話 「主と従者」

「Fate/Zero」 第9話 「主と従者」

「Fate/Zero」第9話。
今回は、ランサーことディルムッド・オディナのモテモテエピソード。
その女子を虜にする頬の泣きボクロが原因で騎士道を貫けなかったディルムッドが、現世でもソラウさんを虜にしてしまって主従関係に悩む今回です。そのディルムッドに虜になったソラウさんの悪女っぷりが酷いことになっていて、虐待されるディルムッドの主のケイネス・アーチボルトがさすがに可哀想に思えちゃいますw
その他、切嗣とセイバー、ウェイバーちゃんと征服王のマスターとサーヴァントのドラマも描かれて、人間ドラマが熱い今回です。

今回は、ランサーことディルムッドの過去シーンからスタート。
夫のいるグラニア嬢を虜にしてしまったディルムッドがそのモテキャラ故に身を滅ぼしてしまった過去が明かされます。
グラニア嬢がめちゃかわええです。

そんなグラニア嬢の積極アタックで結ばれた二人でしたが、ディルムッドの必死の取り計らいも虚しく元夫に殺されてしまいます。
これが、騎士道を貫けなかったディルムッドの過去でした。

そんな過去回想をディルムッドの主のケイネス・アーチボルドが見ていました。
おまえの夢オチかい!それもそんな拘束された格好でw

なぜケイネスがこんなことになっているかというと、ランサーへの魔力供給担当のソラウさんにその令呪を狙われていたわけで…
いままでそのヤラレ役っぷりが楽しかったケイネスでしたが、切嗣に魔術師の未来を立たれた上にこんなことになってしまうと、流石に可哀想になってきます。

そして、拷問まがいのことをされて令呪を奪われちゃったケイネスです。
キャー、ヤメテー!結構グロ描写がキツイ今回です。
ソラウさんの悪女っぷりが際立ちます。

一方、こちらは手厚く看護される舞弥さんのセイバー陣営。
しかし、こちらもマスターとサーヴァントの関係は上手くいっていないようで、子供を助けることを要求するセイバーと聖杯戦争に勝利することに徹する切嗣とのすれ違いが描かれておりました。

令呪をゲットしたソラウさんの方は、イケメンのディルムッドに言い寄っておりました。
あら、恋に落ちた女の人って怖ろしいw さっきとは別人です。
しかし、過去に苦い経験をしているディルムッドは、ソラウさんには振り向かずに主に仕える騎士道を貫きます。
結局、ケイネスを治療するという目的で聖杯戦争で協力することに落ち着いたお二人ですが、ディルムッドの騎士道ドラマの結末が非常に気になる展開となってまいりました。

ここで、ついにズボンをゲットしてウェイバーちゃんの偽親父と打ち解けている大戦略Tシャツの征服王が登場。
なんだこのウザい展開w
相変わらず、シリアス多めの本作の中でのコメディ担当のライダー陣営です。

そんな中、ウェイバーちゃんがキャスターの手がかりをゲット。
マスターの出来るところを褒めたり、時には叱ったりとナイスな主従関係を見せてくれるこのコンビです。

そして、キャスターの陣にたどり着いたウェイバーちゃんと征服王が凄惨な風景を目撃。

さらに、アサシン陣営がまだ敗退していなかったことも知ります。

というわけで、大変な敵が待ち受けている戦争に参加したことが分かってきたウェイバーちゃん。
ケイネスを見返すために興味本位で踏み込んだウェイバーちゃんの聖杯戦争がだんだん熱いものになって来ております。
征服王と共に戦って、今後成長していくウェイバーちゃんのドラマにも注目の本作です。

最後に、アーチャーが以前に言っていた「退屈な男」というセリフを思い出しながら遠坂時臣と作戦確認する言峰綺礼が登場。そんな師に対する不信感が少し芽生える裏切りフラグを少し立てながら次回に続く本作です。
というわけで、サブタイトル通りに各陣営の主と従者のドラマが面白く描かれていて、今後の聖杯戦争の行方が非常に気になる内容になっていた今回かと思われます。

©Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC

「Fate/Zero」 レビュートップへ


inserted by FC2 system