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「境界線上のホライゾン」 第5話 「月下の卒業者」

「境界線上のホライゾン」第5話。
今回は、ついに三河の花火が上がって物語が動き始める盛り上がりエピソード。
P-01sの正体も明かされて、ラストに葵・トーリ、本多正純らの物語がついに動き始めます。
そんな今回の主役は、花火が無事に上がるのを守る本多忠勝とその妻の魂を宿した自動人形の鹿角です。命を賭して花火を守るこの夫婦の熱い活躍に感動させられる今回です。そして、忠勝と立花宗茂との因縁は娘・本多二代へと紡がれることとなり…大罪武装を巡る末期のお話がついに始まって、面白いことになってきている本作です。

今回は、10年前の事故で死亡したホライゾン・アリアダストの魂を宿し、9つ目の大罪武装”焦がれの全域(オロス・フトーノス)”そのものであることが今回明かされる自動人形P-01sの朝の歌シーンからスタート。
ついに正体が明かされるということで5話目はP-01sがナレーション担当でした。

そして、時系列は前回の続きに戻って鹿角と聖連の武神の戦闘シーンから再開です。
今回も鹿角さんのカッチョいいバトルを見せてくれる本作です。

今回は、蜻蛉切(とんぼきり)という槍の神格武装で戦う本多忠勝もバトルで魅せてくれます。
このオッサンが熱い今回ですw

そんな夫婦の活躍良い感じのところで、衝撃展開が!
なんと何者かの攻撃で鹿角さんが破壊されてしまいます。

破壊したのは、八つの大罪武装の内の怠惰を所有する杉田智和キャラの立花宗茂でした。
いきなり大罪武装を発動とは、とんでもない奴です。

そんな立花宗茂から花火を守らなくてはならなくなった夫婦の戦いが始まります。

一方、新名古屋城では花火の打ち上げの前に松平元信公が全世界の生徒達に最後の講義をしておりました。
末世を救うために大罪武装を用意したという松平元信公。その最後の9つ目の嫉妬の武装がP-01sであることを明かして、生徒たちに世界を救う道を委ねます。このオッサンも熱い男でした。

P-01sと一緒にいた本多正純もそのことを確認。
ホライゾン・アリアダストに告白予定のトーリは、P-01sがやはり彼女であることを知って走りだします!
というわけで、大罪武装ホライゾン・アリアダストを巡る各国と葵・トーリ、本多正純達の物語がついに動き出しました。
熱い展開です。

その末世を救う戦争を未然に防ごうとするダメな生徒の杉田智和を本多忠勝が体を張って阻止します。

そして、鹿角の体から魂である妻の指輪を取り出してお別れシーンを迎える忠勝と鹿角です。

自らを犠牲にして立花宗茂の大罪武装から花火を守る鹿角。
最後に一瞬眼の色が復活して「忠勝様…」言う自動人形鹿角が切ないことになっています。
そんな素晴らしいキャラクターだった自動人形の鹿角です。

鹿角を見送る本多忠勝の背中も熱いです。

そこに立花宗茂を迎えに来た立花誾(ぎん)も登場。
本多忠勝は、蜻蛉切を立花誾に預けて、因縁の対決は娘・本多二代に託されることになりました。
明らかに強そうな立花誾が気になるキャラクターです。

その本多二代は、今のところ聖連の言うことを聞いてホライゾン捕獲に加担します。

一方、ホライゾンの元に駆けつけて告白しようとするトーリでしたが、愚策と判断した本多正純がトーリを阻止します。
ということで、聖連に連れていかれたホライゾン・アリアダストと武蔵のお話はこれからみたいです。

「これより授業をはじめま~す!」と松平元信の号令で、ついに三河が消滅へ!
松平元信も見事に消滅して、熱すぎる先生でしたw
これから末世を乗り越える生徒達の考える作業がはじまります。

そして、もう一組花火で犠牲となった本多忠勝夫妻でEDが描かれます。
最後は、「もう分たれれることはねぇよ」と永遠の夫婦となった二人の素晴らしいシーンでした。

4月20日の午後9時03分に三河が消滅。
翌日の午前6時に松平元信の後を継いで、P-01sが内縁の妻の娘ホライゾン・アリアダストと認められて三河の君主に。
そして、同日午後6時に三河消滅の責任で自害することも決定するという怒涛の展開をみせて次回に続きます。
熱い展開でめちゃ面白いことになっている本作です。果たして愚弟トーリは、ホライゾンに告白できるのか否か。

©川上稔/アスキー・メディアワークス/ 境界線上のホライゾン製作委員会

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