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「境界線上のホライゾン」 最終話 「境界線上の整列者達」

「境界線上のホライゾン」最終話。
第1期最終回となる今回は、トーリとホライゾンの告白ストーリーが綺麗にまとまって、武蔵の学生たちと共に次の戦いへと歩みだすナイスな最終話となっていました。ED後には、新キャラ続出の第2期の戦闘が早くもはじまり、第2期へ期待が膨らむ続きの気になるナイスな引きの最終回となっていました。それもいきなりの野球回w
というわけで、気になる続きの第2期は2012年夏放送開始予定。第1期同様、本気で作られた大作TVアニメになることを期待したいと思います。

最終話は、前回無事にホライゾンを救い出したところの続きから。
早速、ホライゾンを武蔵アリアダスト教導院に入学させて保護下に入れるトーリでした。

しかし、家につくまでが遠足ということで、K.P.A.Italiaに追われる武蔵の一行です。
そんな中、トーリ達の戦線から脱出にスライムのネンジ君が活躍します。この人にも活躍の場面がありましたw

特攻覚悟で追ってくるK.P.A.Italiaの船に蜻蛉切で戦う本多二代の描写がカッコイイことになっていました。

しかし、本多二代では戦艦相手は荷が重く、立花宗茂から回収した大罪武装”悲嘆の怠惰”をホライゾンが操って撃退することに。

押され気味なところでトーリがホライゾンの悲しみ(悲嘆)の感情を刺激して、魂を起動させるきっかけを与えます。
そして、ホライゾンが自分の感情の一部である大罪武装”悲嘆の怠惰”の力を解放するとともに悲しみの感情を取り戻します。
いままで無表情だったホライゾンが感情を取り戻す熱いシーンです。

そんなホライゾンの悲しみと共に発射した悲嘆の怠惰の力で敵艦を撃墜して戦線から離脱した武蔵でした。
ホライゾンの魂が覚えていた歌も披露です。

そして、悲しみにくれるホライゾンに「泣けよホライゾン、オレがここにいるから」とトーリが受け止めます。
「まだ他の感情を取り戻していない今は悲しいのを楽しんでいこう」など、次々と出てくるホライゾンを慰めるトーリのセリフがカッコよすぎるシーンとなっています。
「取り戻しに行くよ、お前の感情を。そして、お前に繋がるすべての大罪をオレとお前の境界線上に揃えに行こう」

さらに、「いつか、オレと一緒に笑ってくれ」とトーリが言ったところで、武蔵の生徒達が集合です。
めちゃいいシーンです。
というわけで、今回のサブタイトルの「境界線上の整列者達」の絵が完成。

敗れた立花宗茂を抱えて帰る誾さんのシーンも2期に繋がる熱いシーンとなっています。

場面は移って、何かと訳知りの謎キャラであることが判明の白石涼子先生と学長のシーンへ。
そこにP.A.Odaの戦艦が顔見せに登場。柴田・勝家ら五大頂の人達がシルエットで登場して、原作読者にはニヤリとする場面となっています。そんなわけで、ここでも2期への伏線を張る本作です。

本編最後は、お祭り展開となってトーリとホライゾンは明日の朝食の約束をしてぐっすり眠っている良い感じの終わり方です。
ちなみに、ナイちゃん&ガッちゃんはお祭りでも相変わらずガチゆりですw
そのほか、だまだ取り上げきれない見所が多すぎる本作らしいボリューム満点の最終回の今回でした。

そして、10年前に二人が平行線になってしまう原因となった朝食が再び不味かったというEDのオチがまたオシャレなことに。
でも、相手のことが分かっている今度は大丈夫でしょう。

良い感じに締めくくられたところで、第2期へのテンションを上げるためのちょっとだけ次の展開を見せるCパートがスタート。

立花宗茂の汚名返上のために立ち上がる立花誾などトレス・エスパニア陣営の人達が対武蔵に動き出します。
爆乳おっぱいメガネキャラの副長のフアナも登場。中の人は田中理恵で、鉄板のキャスティングですw

早速、出雲へ向かおうとする武蔵を阻止にトレス・エスパニアが奇襲を仕掛けてきます。
ということで、撃退にネイト様が出撃です!

その攻めてくるトレス・エスパニアの人達の戦闘スタイルがスポーツ系になっているのが、これがまた面白いわけでw
まずは陸上部。スターターの江良・房栄さんの中の人は浅野真澄。

続いては、野球部の金髪のバルデス兄妹が登場。中の人は、川原慶久と三瓶由布子。
いきなり魔球を投げて攻撃してきます。なんという軽いノリの戦争。
そして、最終回でまさかの野球回w

迎え撃つ武蔵の生徒達も熱いことになっています。

そして、立花誾さんも出撃!

そんな中、「ほへっ」ととする総長葵・トーリにシーンで終了の本作です。
本編終了からガラっと空気を変えて、面白いことになっている戦争の開始が描かれて引きENDとなっちゃいました。
続きは半年後ということで…待ちきれないんですけど。
そこは我慢して……というわけで大作とは聞いていましたが、予想以上の力の入った本気の作りで映像化不可能と言われた原作を見事にTVアニメ化してくれた流石のサンライズ作品の本作だったかと思います。第2期はこれを超えるさらにパワーアップした本気の作品になってくれることに期待です。なにとぞよろしくお願いします。

©川上稔/アスキー・メディアワークス/ 境界線上のホライゾン製作委員会

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