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「たまゆら~hitotose~」 第11話 「聖夜のものがたり♪なので」

「たまゆら~hitotose~」第11話。
今回は、超アグレッシブな桜田麻音たんの聖夜エピソード。
最終回の私たち展(仮)を前にあることをしたいと言い出した桜田麻音のそのあることが、ひょんな流れで大きなイベントとなって、ぽって達4人にとっても特別な日となるええお話の今回です。
内容も本シリーズを振り返るようなクライマックス話になっていて、癒しアニメ好きにはたまらなかった本作も残り1話を残すのみです。

お話は、12月30日に開催決定の私たち展(仮)に口笛演奏ではなく、朗読劇をやりたいと突然言い出した桜田麻音のシーンからスタート。

すでに実家の旅館で予行演習公演をすることを計画していた麻音たん。
そんな大人しいけど将来に向けてやりたいことがいっぱいあって、島を飛び出して一人暮らしなんかもしている麻音たんの超アグレッシブなところが最高の今回です。

さらに、朗読劇で読み上げる物語も自作のものですると言ってぽって達の尊敬を集める桜田麻音です。
しかし、物語の執筆はこれからだという見切り発車の大物ぶりがこれまたナイスw
一人で島を飛び出したり、あえて自分を追い込んで引っ込み思案な自分を変えようとする麻音たんが素敵です。

しかし、物語はうまくまとまらず、朗読劇の噂が広まって立派なポスターまで作っていただくなど、思った以上にプレッシャーがかかってくる麻音たん。さすがにここまで大事になっていくとは思ってなかったようですw

そこに親友ののりえたんが訪ねてきて、なぜ大崎下島でやろうと思ったのかと物語作りにヒントを与えます。
流石親友!

そして、物語が出来上がらないまま帰ってきた下島では、なんと麻音父がお客を集めすぎて会場を変更しておりました。
そこはなんと憧れの舞台の乙女座。予行演習の企画がなんと夢舞台での公演に。

いつぞやの案内したお客さん達も来たりして乙女座は大満員。
ちょっと勇気を出してやろうとしたことがとんでもないことになってしまいましたw

そして、物語は未完成のままぶっつけで夢舞台へ向かう麻音たんです。
いきなり即興朗読劇とか、度胸ありすぎだろw

気になる朗読劇の内容は、自分を鳥に例えた麻音物語。
ご当地ギャグなども交えて、舞台に立つと立派に朗読劇をこなす麻音たんです。
そんなご当地ギャグに麻音父は大ウケw

お話は、島を出た麻音がのりえと友達になるところなども登場して、本作自体を振り返るクライマックス話にもなっていました。

そして、空白のページのところへ来た所で両親を見てノートを閉じた麻音たん。

「ずっと優しく見守ってくれてありがとう」
ということで、見切り発車で企画した朗読劇で桜田麻音が言いたかったのは、両親への感謝の言葉でした。
両親のおかげでいろんな夢を持つことが出来てぽって達ともお友達になれたと、今までの本作のお話とリンクするいい感じの振り返りエピソードとなっている今回です。

でも、回想で登場するぽってと麻音の初対面シーンがOVAだったりするのが、OVAも観ていないとお話が繋がらない本作の少しイケテナイところかと。

そんな感じで、桜田麻音の朗読劇は拍手喝采で大成功で幕を閉じます。
ひょんなことから大イベントにまでなってしまった聖夜の特別な日のお話が素敵な今回です。

最後に4人が昔に出会っていた回想シーンとも繋がる思い出の公園でのホワイトクリスマスシーンが登場。
なんて素敵なクリスマス。
そんなわけで、今回の朗読劇で勇気をもらったぽって達が開催する「私たち展(仮)」の最終回に続く本作です。

オチは、麻音父も朗読劇を始めたことでした。
立てられた旗には、第4話の麻音たんの黒歴史のアヘビア~ンの絵がw

©佐藤順一・TYA/たまゆら製作委員会

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