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「たまゆら~hitotose~」 最終話 「新しいひととせ、なので」

「たまゆら~hitotose~」最終話。
最終回は、暮れの私達展と新しいひととせを迎える年越しエピソード。
本作のテーマ的な将来の夢話が私達展でひとつの山場を迎えて、いいお話で綺麗に締めくくられる最終回です。
私達展は、4人それぞれに見せ場があってむず痒いくらいの大成功ぶりで将来の夢話を締めくくってくれています。
そして、最後はぽってとお父さんの物語で綺麗に締められて、本作にハマっていた人にはたまらない感動の最終回になっていたかと思われます。

最終回は、正式名称も決まってポスターも完成した「私達展」でスタート。
緊張の気になる一番乗りのお客さんは…

戦場カメラマンのこまち嬢だったのですが、お客ではなく戦場写真を展示したいと緊急参戦の申し出での登場でした。
ぽってを超えたと自負するこまち嬢が今回もナイスなキャラクターですw

そして、本当の一番客はこの町のヒーローのももねこ様だったわけで、香ちゃんの自分の肉球画に満足してお帰りになられて行きました。というわけで、緊張のスタートをこまちとももねこ様でやんわりと緩めたナイスな私達展のつかみ展開だったかと思われます。

その後は顔見知りの人達から町の人達まで続々と訪れて、田舎の人達のふれあいが描かれる癒しアニメが展開する今回です。
こまちの「肉球です!」と来る人来る人に解説するシーンがこれまた癒されますw

メインイベントとなる麻音たんの朗読劇も前回からパワーアップしていて、台本持ち込みなしのオリジナルストーリーを見事に朗読してみせる麻音たんでした。流石です、麻音たん。

かおたん&のりえたんも大成功で輝いております。

そして、ぽってもこの私達展で大切な物を掴んだと志保美さんにアドバイスを受けておりました。
あら、成長。

私達展後はアンケートを見て、4人で一喜一憂。むず痒くなるほどのファンタジックな癒しシーンです。
そして、4人の出した答えが「やってよかったね」と。あら、よかった。
というわけで、私達展が大成功で将来の夢話が描かえてきた本作がここで一区切り。

そして、エピローグ的な年越し日常アニメ展開に突入。

気になっていたちひろちゃんの登場は電話ででした。
友達も出来たようで今年はアグレッシブに頑張ると誓うちひろちゃんでした(涙
でも、竹原に来てから半年経ってようやく友達を初詣に誘えたちひろちゃんでしたw

締めはやっぱりアリシアさんの連れ回しENDの本作でした。いつもよりおめかしのアリシアさんです。
あらあら、うふふw

お話は、朝日山に登って綺麗に終わるのではなく、途中で道に迷ってしまうグダグダ展開w
しかし、行き先の決まっていない人達の夢の途中が描かれる本作らしいナイスな展開です。

そこで見た朝日に輝く朝日山の美しさをぽって達の青春に例えるアリシアさんが素敵です。

そんなこの瞬間を残したいと思ったぽってがフレーム越しに、ついにお父さんの気持ちと繋がってぽってが号泣。
お父さんに再び会うために竹原に帰ってくるところから始まった本作のぽってのお父さん物語もここで綺麗に完結です(涙

ここで切り撮った写真はもちろんたまゆら入りです。

最後は、ひょんなことから人が集まってくる温かい展開となっていい感じに締めくくられます。
そこでぽってが、お父さんのカメラで写真で残せば大切な宝物の時間にいつでも言える
「お帰りなさい!」
と、このひととせでぽってがたどり着いた答えを披露して感動の締めくくりとなりました。
というわけで、最後もお帰りなさいENDだった本作です。
そんなぽってが父の死を乗り越える青春物語が、ぽって達4人の将来の夢話と共に癒し要素満載で素晴らしく描かれた、青春アニメ好きにはたまらない本作だったかと思います。個人的にも毎週非常に楽しませてもらいました。

©佐藤順一・TYA/たまゆら製作委員会

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