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「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 最終話 「あの夏に咲く花」

「あの花」最終話。
注目のあの花最終話は、感動の超平和バスターズ復活最終回。
中盤はいろいろと波乱を匂わす展開があった本作ですが、終わってみれば、第1話で再会を果たしたバラバラだった超平和バスターズのメンバーが、最終話でついにチーム復活を果たしてあの日出来なかっためんまとのお別れをするという、期待通りの王道感動締めくくりをやってくれた本作です。というわけで、やっぱり第1話と最終話にすべてが詰まっていた本作でした。
そんな最終話は第1話と同じく最高のクオリティで、伏線をこれでもかと回収しまくって、これでもかとみんなが号泣しまくるやりたい放題な最高なエンタメ最終回となっておりました。

最終回は、めんまの成仏作戦失敗の続きからスタート。
この花火で本間家の人達のあの日からの時間を動きださせることは出来たのですが、超平和バスターズの人達はめんまの成仏をそれぞれのエゴイストな気持ちで進めていたことに気付いて、かなりバツが悪いことになっていますw
ということで、この大失敗がきっかけでようやく大反省会かつ、大暴露大会が始まります。

大会会場ははいつもの神社です。
結局、あの日に何が起こっていたかや、メンバーの隠されていた本音がぶつかるのはこの暴露大会だったわけで、よくもまあここまで引っ張ってくれたものですw そう考えると逆に中盤をメンバーのドラマだけで興味を引きつけ続けさせたのは流石かも知れません。
そして、大会ではめんまのためじゃなく自分たちの都合で成仏させようとしてたとそれぞれが告白です。
ゆきあつも大好きなめんまをじんたんから離したかったと本音を暴露。つるこはショック。

その頃、めんまはそろそろやばいことになっています。
めんまの成仏のタイミング設定がよく分からないのですが、おばさんに延長タイムでももらっているのでしょうか。

一方、会場ではついに取っ組み合いが開始!荒れてきましたw
ここでようやくつるこがずっとゆきあつを想い続けてきたことをゆきあつが知ることに…

「えっ」とゆきあつ。やっぱりこいつ気付いていませんでしたw
ひどい男。

暴露されたつるこも黙ってはいなくて、あなるに反撃です。
つるこが狙っていたポジションは、めんまのかわりのゆきあつの良き理解者なあなるのポジションだったことを告白。
あの日のゆきあつとあなるの作戦をめんまが知っていたことなど重要情報がここで出まくりです。
そんなつるこもじんたんとあなるをくっつけて、なんとかポジションを維持しようとしていたのを暴露して号泣です。
ついに待望のつるこの号泣展開もここできました!

そして、もう一人泣く人が残っていました。ぽっぽですw
なにかあるとずっと匂わせれていたぽっぽですが、あの日の事件を目の当たりにしてそれがトラウマで高校にもいかずにここに住み着いていたことを暴露。めんまをなんとか成仏させて、トラウマから救ってもらいたかったお人でした。

なんという絵に描いたような全員号泣展開w
あだ名で呼び合う仲間が復活です。

そこで真打ちじんたんもめんまを独占したかったことを素直に認めます。
「じんたん…」とゆきあつ。ゆきあつキモスw

「私たち6人で超平和バスターズなんだものね」とつるこが言って、もう一度成仏作戦が開始です。
そしてついに…「頼むぜ、リーダー!」とゆきあつ。
夢にまで見たこのシーンがついにきました。ゆきあつってすごいキャラw
というわけで、見事に暴露大会で心を通わせた5人。残るはめんまだけです。

そして、めんまを迎えにいったじんたんがついにめんまのほんとうのお願いを知ることになります。
それはやはりじんたんママとの約束だったわけで、その内容は無理をして感情を表にださないじんたんを泣かせることでした。
というわけで、さんざんじんたんを泣かせためんまさんは、お役目を見事に果たしていたということでした。
ここでもじんたんを泣かせます。流石メめんまです。
一方、じんたんも「会いたかった、名前を呼びたかった、好きだと言いたかった」と第1話からは考えられない成長ぶりを見せております。
このシーンは作画ともども素晴らしすぎます。

でも、俺だけじゃだめなんだとあの場所へ…熱いです。
結局、じんたんとめんまのラブストーリーではなく、超平和バスターズの仲間ドラマだった本作です。

そして、じんたんにも見えなくなってしまっためんまと超平和バスターズのかくれんぼがスタート。
みんながめんまを探す中「まあだだよ」と、最後の仕事に取り組むめんまさん。
未だかつてない、なんという感動かくれんぼw

みつけたのはめんまのお別れの手紙だったわけで…

EDテーマシークレットベースにのせて、ここからはもうやりたい放題の泣かせ展開です。
めんまさん、泣かせるのうますぎ(涙)

そこでじんたんが「かくれんぼなら、お前見つけなきゃ終わんねーだろ!」と。
「もういいかい?」連呼アニメの始まりです。

そして、「もういいよ」と、満を持してめんまがみんなの前に登場!

そんなめんまにみんなで「大好き」のお返事。
めんまもみんなと一緒にいたいから「生まれ変わり」をすると、お別れを受け入れ…

「めんま、みーつけた!」
「みつかっちゃった」
なんか、最終回がすごいことになっちゃいました。

そして、EDがスタート。
結局、タイトルのあの花については詳しい説明はなく、この牛乳瓶のお花はなんなのでしょう。
多分「ヒメジョオン」だと思われるのですが、別名「鉄道草」と呼ばれるらしく、ぽっぽ(鉄道)がめんまに手向けたことと関係があるのでしょうか。

EDではじんたんらのその後も描かれ、あなるとはちょっといい感じに?
お友達もあなる思いのいい人達みたいです。

そして、あの花候補筆頭の「わすれな草」が登場。
この花の由来からも、めんまはこの花を摘もうと足を滑らせた可能性が高いかと思われ…
花言葉は、「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」と本作にぴったりです。

ゆきあつさんも超ツンデレのつるこの気持ちを知ってやさしくなったようですw

ぽっぽも勉強を開始です。

最後に、めんまの最後の書き置きが登場して、「超平和バスターズはずっとなかよし」エンドです。
というわけで、この気持のいい最終回のためにいままで描かれて来たような本作でした。
実にアニメらしい王道的なお話でエンタメ性も抜群で、アニメっていいよねと思わせる素晴らしい作品だったと思います。

©ANOHANA PROJECT

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