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「青の祓魔師(エクソシスト)」 第1話 「悪魔は人の心に棲む」

ジャンプSQ連載漫画原作の日5作品「青の祓魔師(エクソシスト)」。
「DARKER THAN BLACK」シリーズの岡村天斎監督作品で注目の本作です。
第1話は、岡本信彦演じる主人公・奥村燐(りん)のキャラクターと本作の世界観を紹介する導入エピソードで、難しいことはしない分かりやすい入り方をした初回でした。物語の流れはまだ全然見えていませんが、つかみは一応OKと言った内容かと思われます。
また、日5作品ということもあり、安心クオリティで今後も期待できそうです。
しかし、最近の日5作品の傾向通りに本作も女子向け要素が多めに盛り込まれており、男性視聴者にとってはいかがなものかと思わなくもない初回でした。

始まりは謎の宗教系の人達が青い炎で発火しているグロめシーンからスタート。
まったくの前知識なして観ているのでなにがなにやらですが、この人達は祓魔師(エクソシスト)って感じでしょうか。
サタンの子である燐が発動した青い炎と同じ種類のように思われます。

そして、悪魔と怖れられる主人公の奥村燐がケンカシーンで登場。
「DARKER THAN BLACK」っぽい画で、岡村天斎作品感がバリバリですw

その燐くんは、修道院に住む孤児だったわけで、父親的存在の神父・藤本獅郎のお世話になっている人でした。
ここで、青い炎を発動させた燐ですが、神父はそれが何かを全部知っている模様です。

さらに。その燐くんには成績優秀、スポーツ万能の二卵性双生児の双子の弟・奥村雪男がいるわけですが、この人もサタンの息子ってことかしら?
出しているオーラや福山潤キャラということもあり、物語の重要人物であることは間違いなさそうです。

ここからは、サタンの息子ゆえ、世間に馴染めない燐のお話が展開。
バイトの面接に行く燐のネクタイを締めて上げる、神父との親子愛がなんかぐちょいですw

バイト先では、クセモノ店長との採用ドラマが展開。
怪力でトラブルを起こしながらも奮闘する燐の頑張る子ドラマが分かりやすく展開し、見事に採用決定。

しかし、この世の者ならぬ者が見える幼女のトラブルに巻き込まれてあえなくクビとなる燐でした。
理由が、幼女を守るためなら仕方ありませんw

一方、神父様はタンスの刀を見てなにかが始まったことを知った模様。
EDに出てくる刀だと思われるのですが、一体なんなのでしょう。
燐の覚醒となにか関係が?

次の日、目覚めると謎の浮遊物が見えるようになっていた燐が、いじめられっ子に呼び出されます。
呼び出されたと思ったら、お金をくれるとか結構アホな展開ですw
そして、いじめられっ子が明らかにバケモノ化して異常な世界に巻き込まれ展開が一気に加速します。

その悪魔化したいじめられっ子をサタンの息子の力が覚醒した燐が青い炎でぶっ飛ばしたところで、神父が登場。
この人の裏の顔である悪魔祓いの祓魔師(エクソシスト)の本領がついに発揮されます。

そして、物質界と虚無界とかの世界の真実の話を突然聞かされ、さらにサタンの子であることを明かされて第1話が終了。
逃れられないことこの上なしの巻き込まれ展開で、えらいことになってしまった燐。
そんな燐の巻き込まれ導入エピソードだった今回。つかみは良い感じかと思われます。
まだ、どういうお話になるのか分かりにくい初回だったので、面白くなるかの判断は次回以降に持ち越しという感じです。

©加藤和恵/集英社・「青の祓魔師」製作委員会・MBS

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