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「青の祓魔師(エクソシスト)」 第10話 「黒猫(ケットシー)」

「青の祓魔師(エクソシスト)」第10話。
今回は、OPにも出ているケットシーの使い魔・クロの登場回。
ジジイこと藤本獅郎(しろう)の使い魔だったクロと藤本の息子達である燐と雪男が見せる癒しのエエ話の今回。
ジジイが死んでからその偉大さを知ることになる燐と視聴者が完全にシンクロする燐の成長物語が今回も面白い本作です。

アバンは、夏真っ盛りでゴリゴリ君を食べながらダレている燐のシーンからスタート。
ここで、藤本神父を待ち続ける門番のクロが登場です。

寮ではお使いもろくに出来ない兄に雪男君がご機嫌ななめです。
前回のしえみを祓魔師への道を歩ませた兄に嫉妬もある感じの雪男ですw
その後、いつもの兄弟ゲンカになるわけですが、祓魔師のトップ「聖騎士(パラディン)」と「父さん」の話になるとさらに熱くなる雪男。
燐が知らない「父さん」の物語に綺麗にフリが入っております。

しかし、喧嘩しながらでもギャグは忘れない本作。
メガネを壊されてブチ切れの雪男でしたが、メガネのスペアがすごいことになっておりますw
「めちゃめちゃスペア持ってる」と、燐の素のリアクションも相変わらずいい感じです。

そして、黒猫(ケットシー)のクロが暴れてるという報が入って駆けつける雪男。マタタビ酒もちゃんと持ってます。
そんな雪男の2番目のメガネが心配で燐も同行。燐さんのギャグセンスが素敵w
ここで気になるのが雪男のコートの下がどうなっているのか。なんでシャツとか着てないの?裸?

ついにクロと燐が初顔合わせ。
「ウソつきー」とクロの声を聞く燐です。

ここでついにジジイこと藤本獅郎が「聖騎士(パラディン)」ですごい祓魔師だったことを知る燐です。
本作お得意の回想シーンが今回も炸裂しております。

そして、ここからは「兄さん」の見せ場タイム。
雪男に兄さんはもっと頭を使えと言われていた兄さんでしたが、クロの突進を頭で止めます。
そっちかいw

「悲しかっただけなんだろ、仲直りしようぜ」と手を差し伸べる兄さん。
流石、兄さんです。

なんとその兄さんの行動があの時の父さんと同じことをしていたわけで…「仲直りしよう」。
あちゃちゃー、雪男にとってはまたもや「兄さんには敵わない」なことになっちゃいました。

そして、ジジイとクロの思い出が流れる号泣シーンが登場。
猫なのにめちゃ表情豊かなクロの涙が涙を誘います。エエ話です。

その光景を観察する悪魔のメフィストさんとその弟のアマイモン。
燐VSアマイモンの様相を呈してまいりました。
一方、イゴール先生もまだおられるようで…

最後にクロが燐の使い魔になることが決定。
そして、聖水かと思われていたジジイのお土産がマタタビ酒であることが判明して、ジジイの好感度がさらにうなぎのぼりです。
燐も「ジジイって、意外と凄かったんだな」と漏らしてしまい、テレておりました。
最強の祓魔師と呼ばれていたジジイが、ちょくちょく回想シーンで好感度を上げていく本作ですw

というわけで、燐の使い魔・クロの誕生エピソードがナイスな今回でした。

©加藤和恵/集英社・「青の祓魔師」製作委員会・MBS

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