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「星空へ架かる橋」 第1話 「クマなら、ここで終わってた」

「あかね色に染まる坂」と世界観を同じにするfengのエロゲ原作アニメ「星空へ架かる橋」。
「恋姫†無双」シリーズの雑破業がシリーズ構成・脚本を担当するということで注目して観てみたわけですが、田舎町に越してきた兄弟のほんわかドラマの中に、ギラギラしたキャラデザのヒロインたちのエロゲノリをいい感じに融合させた楽しいフィルムとなっていて、流石の内容でした。
そんな第1話の内容は、これなんの「ヨスガノソラ」ですのとツッコミ入れたくなるような兄弟の田舎への引越し話でした。そんな中、数々のヒロインキャラが登場したわけですが、おいしいところを全部持っていったのは弟・歩だったわけで、弟を溺愛する兄と兄を大好きな弟の関係がキュンキュンでたまらないアニメとなっておりました。なんじゃいそらw

お話は、弟・歩と二人で田舎町に引っ越しする兄弟の風景からスタート。
電車で移動する感じが「ヨスガノソラ」と瓜二つです。エロゲってこんな展開ばかりですw
その兄・星野一馬は過去に一度その田舎町の山比古町でのかすかな思い出があるようで…ヒロインとの再会フラグが立てられている始まり方でした。

そして、駅についた兄弟の新生活物語が始まります。
第1話は、この二人の支えあう兄弟愛ドラマが秀逸すぎて、ヒロインが邪魔とさえ思える内容でした。
弟を常に気にして溺愛している兄と、病弱ながら兄に心配をかけないようにしている弟の細かい描写が溢れます。
そんな弟の中の人はストパンのエイラ役の大橋歩夕。
大橋さんの「うん!」」というセリフの連発がツボってしまうはまり役でした。

それからは、少しおっちょこちょいの兄と歩のお世話になる旅館へのバスでの小旅行がスタート。
兄の昔話に聞き入る歩が超キュートw
逆方向のバスに乗ってしまったのに気付いたのは歩で、さすがよく出来る弟です。

旅館方向のバスを待つ中、事件が発生!
歩の帽子が猿に奪われてしまい、兄は後さき考えず猿を追います。
なんか引き込まれるドラマですw

バス停で不安に兄を待つ弟ですが、兄は森の中で美少女と遭遇というエロゲが始まっちゃいました。

パンチラハプニングに続き、まさかのキス展開。
ラッキースケベが過ぎますw

そのラッキースケベ現場に、ややこしそうな子が登場。
兄を変態扱いしてパンチラキックを食らわす謎の少女にのほほんとした美少女キャラとの邂逅のシーンでした。

エロゲ展開が終わり、弟のとのドラマが再開。
帽子を取り返してきた立派な兄と健気に兄を信じて待っていた弟との感動シーンです。まじでw

ようやく旅館「よろづよ」に到着した兄弟ですが、お出迎えは旅館の女将さんの万千歌(よろずせんか)さん。
女将さんは兄弟のノリとは違って、割と軽いノリのエロゲ側のキャラでした。
そんな中、歩の妹疑惑が登場。というより、ここまで歩を妹だと思って観ていたのですけど、女将さんが弟扱いをしてビックリ。
その扱いに目配せする兄弟がなんか怪しかったです。

そして、待望の旅館のお風呂になったわけですが、ピンクなのを披露したのは兄だったわけで、エロゲアニメというより腐女子アニメな展開でしたw
そんな第1話から簡単にサービスを入れないミスリード展開が、なかなか流石です。

大事なところを見られてショックな兄ですが、弟の前では弱いところは見せません。
弟には女体盛りも見せません!

そして、第1話の最大の見せ場は、眠れなかった弟との添い寝イベントですw
弟なのに、このドキドキ感は一体なにw

昨日のお風呂で大事なところをみられた中居見習いの藤堂つむぎ(3年生)と一緒に登校するなった兄弟ですが、弟は中学校へ行ってしまいます。
そんな弟をいつまでも見てる兄がマジで弟を溺愛しているのが分かるシーンでしたw

最後は、ベッタベタな昨日のキスの美少女・初(うい)との転校生再会イベントで、第1話は終了。
そんなエロゲエロゲな展開と兄弟愛の引越しドラマが融合した第1話がなかなか興味深いものになっておりました。
第2話以降はどのような展開をみせるのか、エロ方面はどこまでやるのか、そして歩のお風呂シーンはあるのかなど、次回も気になる本作です。さらに、デジャヴかもしれないの清水愛キャラも気になるところです。

©feng・山比古町観光協会 2011

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