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「星空へ架かる橋」 最終話 「夜空に架かる星の橋」

「星空へ架かる橋」最終話。
やるべき事がひとつしかない最終回の今回h、もちろんういっちこと中津川初回。
ハーレム作品ではなく、一本の田舎系純情ラブコメとして描かれた本作の締めくくりとなる今回でしたが、期待に答える綺麗にまとめられた感動の最終回となっておりました。フラれたヒロインもそうでないヒロインも皆、最後は清々しい気持ちになる終わり方で、ヒロインアニメとしても全12話中にそれぞれの見せ場が散りばめられた良作品だったように思います。

最終回は、一馬がお祭りの男神をやることが告げられるシーンからスタート。
そんな最終回は、すでに両想いがバレバレの一馬と初(うい)がどのようにくっつくのかを観るだけの内容ですが、その方法もお祭りで男神と女神をそれぞれが演じて…みたいなのが今までの流れで大体分かっていたわけで、そんなシリーズ構成で約束された通りの最終回な今回です。一方、「お兄ちゃん、子種ってなあに?」と弟君のサービスもバッチリですw

そして、互いを意識しまくりのういっちと一馬の異変に気付く天然キャラの陽菜さんが登場。
感性だけは鋭い陽菜さんですw
今回は、踏み出せないお二人を周りの人がサポートするいいお話の連続です。

女神の介添え役の衣装で登場のういっちにドキッとしちゃう一馬さん。もう末期です。
そんな二人の様子を女神役のつむぎさんも気付くわけで、約束の女神交代劇も動き出します。

そして、つむぎさんがういっちを捕まえて、あんたの気持ちは「恋」だと教えちゃいます。
最終回にして、つむぎさんの見せ場が満載です。話と関係ないですが、つむぎさん髪の毛多すぎw

一方、天然の陽菜さんも状況は分かっていませんが、一馬の恋をサポートします。
天然キャラって、意外とあなどれませんw

前回、フラれちゃった伊吹もういっちの恋の行方が心配なようで…

これまた前々回にフラれちゃった円佳ちゃんは、感動シーンに繋がるお祭りで男神の読む文を気合を入れて仕込んでいるわけで…
そんな円佳ちゃんが素敵です。

お祭り前の控え室では、つむぎさんの小芝居がスタート。
お腹が痛いので女神を変わってと言い出すつむぎさん。そう来ましたかw
つむぎさんが迫真の演技です。

そして、感動のクライマックスのお祭りシーンがついに始まります。
女神として登場したういっちに驚く一馬さん。

動揺する兄に弟・歩の声が響きます!
弟の前では弱気なところを見せない兄の設定を使った演出がうまいですw

弟の言葉で落ち着きを取り戻した兄が広げた巻物には、円佳ちゃんの粋な計らいの文が。
円佳ちゃん!

いろんな人に背中を押されてついに一馬が、「俺は、初のことが好きだーー!」
ついにヘタレ気味だった一馬さんが、男を見せました(涙)

返事に怯えるういっちに、今度は伊吹が発破をかけます。伊吹ちゃん!

そして、ういっちが「好き、好き、大好きーー!」と感動の絶叫返しです。そこでOPテーマもスタート。
熱いシーン、ごちそうさまでした。

やるべき事がこれしかない中で、きっちり期待に答えるクライマックスシーンをやってくれた本作です。

EDロールでは、奥様方に大人気の歩キュンのシーンが登場。
最後にあらたなファンを獲得する歩キュンです。

最後は、恋の負け組が眺めるういっちと一馬のラブラブシーンで幕を閉じます。
伊吹ちゃんも入り込む余地はなかったと…

そんな二人の前に「星空へ架かる橋」が綺麗に架かってしまい、二人はエロい展開にw
出逢いのキスで始まった本作ですから、最後もそれということで…
終わってみれば、約束されたういっちの一人勝ち物語だった本作です。
まあ、たまにはハーレムじゃないこういう作品があってもいいじゃない?

でも、最後のエンドカードは弟くんな本作でした。

©feng・山比古町観光協会 2011

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