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「日常」 第6話 「日常の24 ほか」

「日常」第6話。
今回は、脚本が花田十輝先生をはじめて離れるお話となりました。
その影響なのか、少しネタに説明臭さを感じてシュールさが弱くなっているところもチラホラと感じられた今回でした。
しかし、ネタの瞬発力の高い校長と鹿のバトルやキャンプエピソードなどは、アニメならではの動きで爆笑させられる内容になっていて、いままでのアニメではあまり出会えなかった種類の笑いを提供してくれている本作がたまんないです。

はじめは、観れば観るほどジワジワ来るゆっこのホイコーローネタからスタート。
毎回残念な子であることを披露するゆっこですが、作る料理まで残念だったわけで、あわれな子ですw
そして、その残念な料理を美食家のように解説して、「アゲインスト」と全否定のみおちゃんの涙がジワジワきますw

続いても残念な画力を持つゆっこのお話。
ここは、良くも悪くも原作通りな感じで、みおちゃんの腐女子ネタでクスリと笑わせつつ冷静なツッコミを楽しむ内容でした。
アニメだけにゆっこの残念な絵をじっくり見れないのがちょっと残念w

囲碁サッカー部ネタは、まだ何の部なのかの全貌もあらわしておらず、長いスパンでネタを引っ張っていますので、徐々に明かされていく囲碁サッカーの謎を楽しんで行きたいところです。

そして、今回のメインエピソードとなるゆっこが壮絶なものを見てしまうお話です。
廊下に立たされ芭蕉風の俳句をたしなんでいるゆっこが鹿と出会います。なんかインコネタとかぶってますw

しかし、それだけの奇跡では飽きたらず、校長と壮絶なバトルを始めた鹿です。
そして、校長が完膚なきまでやられますw

しかし、校長はここからが本番で、防弾チョッキキターww
そして、鹿のタックルとがっちり受け止め、ジャーマンスープレックスキターw
校長、かっこよすぎます!

そんなかっこいい校長でしたが、ヅラがはずれて、さあ大変。
その後ろだけヅラに何の意味がw

結局、そんな奇跡を観させられて、クラスメイトにそれを伝えるのも断念したゆっこが、芭蕉の句をそのまま詠むにいたり芭蕉の境地にたどり着いたようです。
京アニクオリティ全開の壮絶バトルとゆっこの実況が素晴らしかったこのネタ。今回はこれがあっただけで価値ある話数となっているようにも思います。ゆっこの中の人の本多真梨子さんが腕を上げていますw

今回のジャンケンネタは、萌えです。

今回の縄跳びの人は、一人ボイコットw

なののゴキブリエピソードは、なのちゃんの奮闘を眺める癒しエピソードです。
でも、ちょっと説明臭かったような気もしました。

そんな中、何気に笹原先輩が立花みさとの攻撃を食らっているところがなんか良かったです。

はかせのかしこネタで、お風呂シーンが登場。
ちなみにこの数式の答えは10ということで。

一方、囲碁サッカー部では、関口さんの甘酸っぱい気持ちが判明。
囲碁サッカー部の今後はどうなっちゃうのか気になるところです。

最後は、原作大爆笑のキャンプネタがついに登場。
期待通りにカレー鍋をひっくり返すとか、マジでゆっこが残念すぎますw

そして、そんなゆっこにブチギレのみおちゃんが面白すぎますw
「お前の血は何色だー!」

一方、麻衣ちゃんは食料を無くした二人のまえで、見事に釣ったサカナをリリース。
この悪魔めw

さらに、唯一の食料のトコロテンにむせるゆっこ。おまえ、わざとだろww
そんなゆっこには、みおちゃんのマジプロレス技が炸裂しまくっておりました。

そして、グーペコのまま眠りについたみおちゃんとゆっこでしたが、最後に奇跡が用意されておりました。
どういことww
このエピソードをみて、日常は奇跡の連続でできていると確信です。
そんなわけで、ゆっこ&みおちゃんの中の人もだいぶ馴染んできて、楽しいことになっている本作です。
まだ新キャラやなのの学校話など期待の展開もいっぱいありますので今後の楽しみも尽きません。

©あらゐけいいち・角川書店/東雲研究所

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