ホーム2011年第2クール(春)「TIGER&BUNNY」>第6話 「Fire is a good servant but a bad master.」

「TIGER&BUNNY」 第6話 「Fire is a good servant but a bad master.(火は従順なしもべだが、悪しき主人でもある)」

「TIGER&BUNNY」第6話。
今回は、一応オカマヒーローのファイヤーエンブレム回となっていますが、内容はバーナビーの過去に迫る本編ストーリーともいえるシリアス回でした。流石にオカマのプライベートを掘り下げてもしょうがないということでしょうかw
そんな今回ですが、いままでの1話完結の分かりやすめな人間ドラマよりも、初めて過去の話数の伏線が飛び交うストーリーものの内容だったわけで、毎週気軽に観ていた方が置いてけぼりになったりやしないかが少し気になるところです。
しかし、いつもよりも濃ゆめの内容は個人的には大歓迎で熱くて楽しめた今回でした。

今回は、第1話でヒーローたちが逮捕した悪人3人組が謎の青い炎によって殺されるシーンからスタート。
本編ストーリーものと言いつつも、もちろん今回の見どころの人間ドラマは用意されているわけで、今回は顔を覚えている的なことに関するバーナビーと虎徹のドラマだったように思います。
その3人の事件の記事を読んで、それが誰か思い出せない残念なオヤジキャラの虎徹ですが、バーナビーの記憶力は抜群で第1話の犯人だと覚えておりました。そのバーナビーの過去にも関係する顔を覚える癖の理由が熱い今回です。
さらに、バーナビーの携帯にいたずらするところから始まる、虎徹の顔の記憶ドラマも最後に完結する今回です。

しかし、一応今回の主役はオカマヒーローのファイヤーエンブレム。
事件の犯人疑惑をもたれたファイヤーエンブレムが、虎徹を実験台にその能力の炎を調べられております。

どう考えても虎徹が呼ばれる理由はありませんでしたが、そこはメカニックの斎藤さんのギャグでごまかしておりましたw
それにしても、しつこいくらい斉藤さんの小声ギャグを押してくる本作です。

そして、刑務所で次の事件が発生。
真犯人を目撃する虎徹ですが、逃がしてしまいます。この真犯人がラストに登場して大盛り上がりになる今回です。

一方、これまで話数でチラホラ登場していたバーナビーの過去の謎がついに今回明かされていきます。
両親を殺した犯人を目撃していたバーナビーは、その犯人の手の甲にしるされた謎の印と「ウロボロス」というキーワードを元に犯人探しを現在にいたるまで続けていたことが判明。
おそらく、顔を晒してヒーローをしているのもその犯人と接触するためだと思われ、かなり熱いキャラクターのバーナビーです。

そのバーナビーですが、事件時に犯人の顔を見たはずなのに思い出せないという悔しい思いを引きずっているわけで、これが冒頭の犯人の顔をよく覚えているバーナビーに繋がります。熱い話です。

その頃携帯にいたずらの虎徹のオッサンは、偽犯人に襲撃されておりました。
巻き込まれたファイヤーエンブレムの車がボコボコになり、フツーのオッサンになって切れてるオカマファイヤーエンブレムでしたw
まあ、そのネタをやりたかったんでしょうねw

一応主役のファイヤーエンブレムと虎徹が活躍し、襲撃を撃退。
ここで、電話のおかげで斉藤さんを連れてバーナビーが到着。ここの登場シーンがめちゃかっこいいバーナビーです。
そして、ここで虎徹が目撃した犯人の顔がドラマを生みます。

犯人を逃がして手がかりのなくなったヒーローたちでしたが、一連の携帯電話の流れから斉藤さんのウザいボケがスタートします。
そこで出てきたエレベーターというキーワードで、虎徹が第3話の爆弾事件の犯人あの男がと同一人物だとひらめきます。
顔を覚えないおっさん虎徹がひょんなことで大活躍ってな感じです。
ということで、この男はエレベーターで顔を見られた虎徹らを口封じのために襲撃していたという顛末でした。

ん?じゃねえだろ斉藤さんw

そして、プロデューサーの元にあらわれた犯人を倒したバーナビーでしたが、この男の首にウロボロスの印が刻まれており、物語は急変。

切れるバーナビーの目を盗んでプロデューサーを人質にとった爆弾魔でしたが、ここでついにあの炎を操る真犯人のヤバい能力者が登場。このヤバい能力者に、瞬殺されてしまった爆弾魔でした。
囚人殺して回っているこのヤバい能力者は、一体何者なのでしょう。
なんか、今までのタイバニと違ってものすごい濃ゆい内容になっているのですが、大丈夫なのでしょうかw

そして、謎の敵を前に引き展開で次回に続くタイバニです。
そんな本編ストーリーが熱かった今回です。

次回は予告を観ると、ヤバいのと直接対決っぽくなるシーンもあるみたいで楽しみな次回です。
次回は作画もよさげ?

©SUNRISE/T&B PARTNERS, MBS

「TIGER&BUNNY(タイガー&バニー)」 レビュートップへ


inserted by FC2 system