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「BLOOD-C」 第9話 「こころにも」

「BLOOD-C」第9話。
今回は、小夜が自分の正体の謎と、この偽りの実験場に疑問を抱き始めるお話。
前回登場した古きものが大暴れをして次々とクラスメイトたちが餌食になる中、ついにあの人まで殺されてしまうという衝撃の虐殺エピソードとなっている今回ですが、そのことにより小夜がようやく自分の正体に疑問を感じて終わりへ向けて動き出します。
次回が全12話の第10話ということで、そろそろ物語の全貌をあらわしてもよろしいのではと思うところです。

お話は、学校に乱入してきた古きものに対してついに皆の前で小夜が刀を抜いたところの続きからスタート。
しかしながら、小夜は皆を守れずに次々と惨殺シーンが展開します。
なんという守る守る詐欺のホラー展開。クラスメイトのカワイコちゃんも無残に…

一度助けた人も無残に殺されたり、なんの罪もなさそうなメガネっ娘まで…
そんな酷い展開ですが、守れない小夜が悪いというのではなく、小夜もこの状況に放り込まれた被害者という感が強く、こんな酷い場面を創りだしたなんらかの黒幕に憎悪が向けられるような演出になっているかと思われてます。
そういうのも全貌が明かされなければイミフになるのですがw そんな黒幕を小夜が暴れてぶった切るような爽快な本当の物語はちゃんと用意されているのか否か。

そんな中、またもや頭痛が発動して封印された記憶のフラッシュバックが起こります。
鎖で繋がれた部屋での実験前の小夜に、捕まる以前に戦っていたころの小夜?
本当の小夜の明かされるのが待ち遠しくなって参りました。

古きものは人を守るに「解せぬ」と小夜が人側の存在ではないことを匂わせます。

そして、双子と同じように重要キャラのようでなにかショボかった、浅野真澄キャラの優花さんが殺されることに…
あちゃー、結局この人なにもせずに死亡ですw
双子同様、本当に守るべき仲間なのかどうかを小夜に考えさせるだけのキャラだったみたいです。

浅野真澄キャラの死でようやく覚醒した小夜。もっと早く覚醒していれば守れたのにw
ここからは、ダミープラグのエヴァ量産型みたいな古きものとの小夜の本気バトル。
かなりかっこいい戦闘シーンが展開されます。

リミッターの外れた小夜さんは古きものをボッコボコにします…
そのバケモノっぷりに一人生き残った委員長が君は何者と…小夜に自分の正体への疑問を抱かせます。

そこに実験先生が現れて、「これ全部あなたが殺したの?」と。
絶対この人、バケモノの小夜をからかっています。酷い!
それを聞いて小夜さんは気絶。

そして、目覚めると机の上にギモーブが。
それを食べて目が真っ赤になったところで(って、ギモーブは何でできてるの?)、四月一日犬と密会です。
ヒントを与えることぐらいしかできない感じの四月一日君は小夜を黙って慰めます。

別れ際に、誰と守ると約束したのか、お前は何者なのかを考えろと。
さらに、答えが出る前になにかに阻まれるのかも考えろと・・・
いや、マジで教えて下さいw

その後、時真君が現れて小夜に告白する展開となりますが、「あなたとどれくらい一緒にいましたか?」と昼間の事件にクラスメイトたちしかいなかったことや、学校での自分の記憶に疑問を感じ始めた小夜です。
一方、時真君の好きという気持ちも曖昧のようで、時真君が何者なのかも気になるところです。

そんな時真君と何かを思い出しそうないいところで父様が登場。いいところで邪魔しないでよw

時真君が帰ったあとで小夜がついに父様に疑問を投げかけます。
自分が高校2年生の更衣小夜ってのは本当なのかどうかと…そして、母様も名前が分からないことを告白。
ということで、ついに自分が何者なのかの疑問にたどり着いた小夜。さあ、質問された唯芳さんはどうする?
次回はもう第10話ということで、そろそろ小夜が何者かが暴かれてもよろしいのでは?

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