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「BLOOD-C」 第11話 「たれをかも」

「BLOOD-C」第11話。
最終回前となる今回は、ついについにの小夜の正体明かし編がスタート!
その内容は、本作メインキャスト達によるぶっちゃけ暴露大会となっており、いままでの不可解な出来事や登場人物達の発言の謎を気持よく明かしてくれました。なんとなくはそれに近い予想にたどり着いておりましたが、まさかそういうことになっているとはということもいっぱいあって非常にいろんな意味で面白い今回でした。双子と時真くんにはびっくりですw
そして、ラスボス的な人もだいたい分かってきて最終回に突入です!

前回のラストに死んでいたはずの双子の衝撃の復活で夢オチじゃないかと思うほど混乱に貶められた本作。
今回は、その双子と筒鳥先生からこの実験の真相がついに明かされることになりました!
その真実とは、だいたいの予想通りにこの町そのものが実験場で小夜の古きものとのバトルのために作られた町ということでした。
そして、小夜の苗字の更衣も嘘、小夜の母の記憶も嘘で偽りの記憶を植え付けられて夏からここで戦わされていたということでした。
呆然の小夜ですが、あのギモーブの歌を楽しく歌っていた頃が懐かしいですw

そこに時真くんが現れて、この実験のメインキャストシステムが明かされます。
この町の人はみんなエキストラで双子や時真くん、筒鳥らのメインキャストによって小夜を騙すという脚本になっていました。
そこまですべてが作りごとで大掛かりなものだったことは予想を超えていました。
それにエキストラの死は本物でメインキャストはお守り的なもので命は大丈夫だったとのこと。そんなの分かるわけないわっ!w
そういう細かい設定でミスリードを起こして見事に混乱に落としいられておったというわけです。

このメインキャストですが、双子は悪事をもみ消してもらうために参加、時真くんはただ金のために参加していたことが判明です。
こいつら最低な奴らでしたw
時真くんが重要キャラと思っていたのですが、完全にすかされちゃいました。実験の語りの声が時真くんだと思っていたからそう思っていたわけですが、聞き間違いなのかしら?それともそれもミスリード?そこらが気になります。

そして、記憶を戻すために古きものの血を飲まされる小夜さんです。
小夜はショックでずっとなすがままですw

血を飲まされた小夜さんが過去の記憶を取り戻します。
米軍基地みたいなところで戦っている小夜さん。たまにフラッシュバックしていたのはやっぱり昔の小夜さんのようです。

そこに黒幕的な人がバケモノを連れと登場。そのバケモノに捕まった小夜さんという過去のようです。
まあ、黒幕は文人さんというところでしょうか。そして、バケモノが父様と予想ですw

さらに、小夜さんは毎回戦闘後に古きものの血を飲んでいたことも明かされます。
本多忠勝戦で飲みかけて時真くんが登場してやめておりましたが、カットされてただけで毎回飲んでたんかい!w
とんだ詐欺編集ですw

そして、例のあの部屋で小夜の血を吸い出していた黒幕の人物もうっすら登場。
これも文人さんぽいです。

ここでなぜ先生が小夜に突然真相を話しだしたのかも判明。
双子はゲームに飽きて辞めたかったからで、先生は干されかけの学会にバケモノの正体を明かすために焦っていたからこんな行動にでたとのこと。そんな一枚岩でない裏切りキャストだったというわけで…そんなの分かるか!w
でもこれで暴走気味だった先生のいままでの発言に納得です。

そこに今回の古きものと残りのメインキャストが登場。浅野真澄キャラの優花さんも生きてましたw
そういうわけで、これまでの暴露でこれが現実であることは大体わかりましたが、シュールな古きものだけは今のところまだ納得がいきません。記憶を植え替えるとかそこらの説明にも納得いく回答がほしいところです。
あと犬の四月一日君尋が誰に依頼されてやってきたなどの謎もまだ残っている本作です。

委員長や優花さんは、まじめにキャストを演じていたようでこの人達の参加理由も気になるところです。

そして、監視が付いていてこの裏切りがバレバレだったことが分かると筒鳥先生が逆切れです。
カネカネうるさい時真くんに極悪の双子と最低な奴らでしたw

最後に黒幕?文人さんが登場して、裏切り者の人達がビビリまくっております。
文人さん何者?そんなに恐ろしい人なの?w
この人があの怪しいコーヒーで小夜の記憶操作を?

「僕をどうするのかな?」と、インテリヤクザな恫喝の笑顔を見せる文人さんで今回は終了。
小夜の記憶が戻れば文人さんを倒せるのか否か。緊迫展開で次回最終回に続きます。いやー面白い。
というわけで、会話劇でついに色々と謎が明かされた今回。最終回はすべてが繋がって小夜が本当の自分を取り戻して暴れてほしいものですがどうなるのでしょう。すべては劇場版に続くとかはちょっと嫌かも。

©2011 Production I.G, CLAMP/Project BLOOD-C TV

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