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「夏目友人帳 参」 第7話 「祓い屋」

「夏目友人帳 参」第7話。
今回は、的場静司との祓い屋話完結編。
目的のために妖と道具として使う的場静司と意見の合わない夏目が、今後の道を占うような体験をするお話です。
傷ついたニャンコ先生が見せる恐ろしいシーンや的場の力を見せつけられて心を揺らす夏目など終始シリアスな今回です。

お話は、前回夏目が的場静司に捕まったところの続きから。
ここで的場の当主が代々右目を妖怪に狙われていることが明かされます。そういう背景が原因で的場静司が妖を道具扱いするようになったことが考えらるわけで、そんな的場静司とは意見が合わないのが仕方ない展開となってしまいます。

そして、部屋からダイブで逃走の夏目貴志。
ニャンコ先生たち妖と友人であることに道を見出した夏目貴志の的場とは違った祓い屋へのダイブです。

そんな夏目を心配する羽の妖怪。やはり心優しい妖は守らればなりません。
一方、名取の式の柊(ひいらぎ)も名取から待機を命じられているようで…危険な任務に同行させない名取の愛が感じられます。
そんな名取はニャンコ先生とかなりいいコンビですw

そして前回からチラホラとホラーな感じで登場していた女の正体が判明。
この人は的場に式を殺されてその復讐に燃える呪術師でした。
何気に前期の的場エピソードと繋がっていたようです。

そこにニャンコ先生もろとも攻撃をする弓使いの的場静司が登場。
夏目は付けられていたようです。

そんな事態にニャンコ先生がまさかの覚醒。すごいポテンシャルを秘めているニャンコ先生。
マジで大物妖怪みたいです。
そんなニャンコ先生の暴走と止める夏目と大物妖怪ニャンコ先生に興味を持った感のある的場静司でした。

そして、ニャンコ先生の血で目覚めてしまった大物妖怪から助けてくれたのも的場静司でした。
妖を道具と言い切るだけあって、その実力も本物の的場静司。
この人と違う祓い屋への道を歩むことは大変そうです。

式を失って壊れてしまった人の現実も目撃する夏目。

意見の違う者の力をまざまざと見せ付けられて帰路につく夏目。
でも、「たた目的のために傷つけるのをいとわないあの人達とは違う」と胸に誓う夏目貴志なのでした。
的場静司と出会って、壁にぶつかって自分の行こうとする道が見え始めようとする夏目貴志のちょっと悔しくて熱いお話でした。

次回は、ついに帰ってくるNO.1癒し妖怪の矢島晶子の子狐回!
テンションが上がりますw

©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会

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