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「輪るピングドラム」 第2話 「危険な生存戦略」

「輪るピングドラム」第2話。
「生存戦略ーー!」で衝撃のスタートを切った本作第2話は、前回も少し登場していた女子高生の荻野目苹果回。
お話は、妹・陽毬の命の代償に謎の「ピングドラム」探すこととなった双子の冠葉と晶馬の探偵モノとなっていて初回よりも分かりやすいストーリーになっていました。
そんな物語の中、双子の助手的存在のペンギン1号、2号が笑いを提供してくれたり、荻野目苹果の驚きの秘密があったりと、ますます生存戦略の謎と先のストーリーが気になる第2話だったように思います。

今回は、胸は残念だけど運命を信じる高校生・荻野目苹果(りんご)の運命語りからスタート。
前回、りんごは宇宙そのものでこっちの世界とあっちの世界を繋ぐものとケンジ君が言っていたことから、同じりんごの名を持つ彼女が本作の重要人物であることが推し量れます。
そんな運命を信じる性格の良さそうな苹果さんのまさかの秘密が明かされる今回。その運命の意味も最後にピングドラムとともに大きく変わってきます。

一方、生存戦略でペンギン達との同居生活が始まった高倉家では、シュールな食卓風景が映しだされておりますw
第1話では違いが分からなかった冠葉(兄)のペンギン1号と晶馬のペンギン2号でしたが、今回その性格の違いが見て取れてきて、俄然ペンギンを見るのが楽しくなってきました。
ちなみに、2号は晶馬と同じくおとなしめの性格で、ゴキブリ退治が得意な方です。

そんな余韻に浸っている暇もなく、「生存戦略ーー!」がいきなりスタート。ナイスなタイミングですw
そして、予想通りに帽子陽毬の登場シーンは使い回しのバンクシーンになっていました。お約束ってやつですか?
ここの挿入歌はARBの「ROCK OVER JAPAN」のカバー曲。歌うのは先のストーリーに登場しそうな「トリプルH」です。

帽子陽毬から妹の命の代償の「ピングドラム」を取ってこいと言い渡される双子です。
その持ち主が、なんと荻野目苹果と言うことでした。
前回のラストに禁断の妹愛を見せた冠葉はやる気まんまん。一方、晶馬はお約束の展開ですw

そして、苹果が乗るという電車に乗り込んだ双子とペンギンたち。ペンギン1号はなんか生意気ですw
前回もありましたが、電車の中吊りの二人組のキャラはどうやら「ダブルH」という人気ユニットのようです。
これのユニットが挿入歌の「トリプルH」やEDの3人組と関係があるようで、陽毬の今後の展開がちょっと読めます。

捜索の方は、2号が痴漢展開を演出しつつ、ついに荻野目苹果を発見!

急いで追う晶馬ですが、顔を見せない山下君が行く手を遮ります。
前回も登場した山下君ですが、なぜ顔を見せないかがかなり謎です。

そんな中、また2号がスプレーをやっています。それゴキブリじゃないでしょw
ペンギンだけでもマジ面白い本作です。

そして、冠葉の女子情報網から苹果の学校を見つけ出し、分かりやすく番号の付いた2匹を潜入させます。
エロ担当の1号が豪快に苹果の股開き!w

一方、自宅で3号とダブルHの雑誌を見ている陽毬の元に双子の学校の担任の多蕗(たぶき)先生から、二人が学校をサボってると電話が入ります。(ちなみに、雑誌の時籠ゆりはOPの縦ロールの人かと思われます。能登麻美子キャラ)
その多蕗先生の中の人が石田彰でした。超イケメンキャラです。この人が苹果のアレでアレな人というわけです。

エロ担当1号、ボケ担当2号が捜査中。

その1号、2号が尾行していく内、だんだん怪しい行動をし始める荻野目苹果。
苹果のお尻がエロスです。レースの勝負パンツを履いているはずなのでノーパンではないかと思われます。
イケメンキャラにお尻エロスにペンギンの笑いと見事なコラボレーションを見せてくれる本作です。

そして、ついに多蕗先生の気を引くために写真を取っていたことが判明するのですが、表情が怪しい苹果さん。

というわけで、尾行を続行。また、2号はスプレーをやってます。
2号のボケがキレキレの今回ですw

苹果を尾行して行き着いた先は、多蕗先生のアパートの真下でした。
あちゃちゃー、苹果さん真性ストーカーちゃんでしたw

しかし、それだけではサプライズは終わらずに、日記帳を取り出す苹果。
その日記帳にはこの日の行動がすでに書かれており、それをそのまま苹果が実行していたことが判明します。
これが、多蕗先生と結ばれる荻野目苹果が信じる運命だったわけで…

目的に向け見事にその運命を実行した苹果。
そんな不思議な日記帳がピングドラムの正体なのか否か。気になる生存戦略の謎は次回につづきます。
そんなわけで、話に引き込まれるペンギン探偵ドラマが面白かった今回でした。

ちなみに、これが「トリプルH」の3人と思われるEDです。

©イクニチャウダー/ピングループ

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