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「日常」 第23話 「日常の101 ほか」
「日常」第23話。
今回は、安心の村元克彦脚本、坂本一也演出回。
だいぶマニアックになりつつある日常のいろんな登場人物達の日常が、それぞれ微妙にリンクしながら楽しく描かれている今回かと思われます。特に弟のエロ本発見の桜井先生と麻衣ちゃんとはかせのエピソードに癒された今回です。
一発目は、一番のりソリッドネタ。
馬鹿な子ゆっこのクワガタはアレですが、カーテンに包まるのは一番乗りじゃくてもやってしまうあるあるネタです。
ちなみにゆっこの右手に前回の犬に噛まれた包帯があったりして芸が細かいです。
続いては、長野原姉妹のくさやジャムネタ。
さすがに悪戯名人のお姉ちゃんに警戒しなさすぎのみおちゃんが馬鹿な子です。
くさやジャムを食べて苦しむみおちゃんにくさやジャム入りロシアンティーを用意するお姉ちゃんが鬼ですw
ちなみにみおちゃんがの右足にも犬に噛まれた包帯があります。
さらに、牛乳パックにもジャムが入っていて見事にくらうみおちゃんがダウン。
そして、いつぞや以来のみおちゃんの走馬灯が再び登場。
この走馬灯がかわいくて見入ってしまいます。
笹原先輩との剣道シーンがいい感じなのですが、向こうにライバルの立花みさとの姿も発見。
さらに、こんなところでみおちゃんの髪止めウッドキューブの購入エピソードまで入っています。
それから最近の出来事も走馬灯に追加されており、最新版の走馬灯となっていますw
なんか時間の流れを感じます。
そして、悪気もなくクイズ形式でくさやジャムであることを明かすお姉ちゃんがナイスキャラです。
この天才タイプがっw
はかせの阪本さんいじりもエスカレートしてますw
お次は、桜井先生が弟のエロ本を発見するドキドキのエピソード。
桜井先生の人柄や生い立ちがよく分かるエロ本へのリアクションが最高です。
それに日常に珍しくエロスな空気が入ってくる貴重なエピソードです。
エロスな本を教育者として確認する桜井先生のリアクションもドキドキです。
それからはエロ本を巡る姉弟の小っ恥ずかしいやり取りが展開。
思春期の弟とウブな教育者の姉がなんとも言えない癒しを演出します。
結局、弟に丸め込まれた桜井先生ですが、その後もお母さんみたいな行動をとって、こちらもみおちゃんの姉に負けないナイスなキャラの桜井先生でした。
その桜井先生は、進路志望ネタでゆっこに桜井先生みたいな先生になりたいと言われてマジ涙。
教育者として真面目に頑張っているのが伝わってきて桜井先生が最高です。
でも、その場しのぎで言ったゆっこが罪深き女です。
そして後半は、前回飼い犬のオグリキャップとピョンではかせを怖がらせてしまった麻衣ちゃんの雨の日のお話がスタート。
この日は学校で色々なことが起こっていて、桜井先生の弟が囲碁サッカー部の部室に入ると、中では大工君と関口ユリアさんがなんかいい雰囲気になってました。関口ユリアさんがなんかいいですw
その囲碁サッカー部は、桜井先生の時定高校時代の写真を貰って高崎先生が顧問をついに引き受けることとなりました。
今回は、桜井先生が満載でいい感じです。
そして、ウェボシーがパンクな中之条君に告白をするというドキドキイベントも発生。
フェっちゃんも付き添いだったり、安中さんが中之条君を呼んだりといろんな人がカラミます。
そこにハゲが登場w
悪い男に惹かれるウェボシーの恋心も一気に冷めて告白はジ・エンドw
前回からの中之条君話もこれで一区切りです。
最後は、麻衣ちゃんがはかせを訪ねるお話です。
前回の犬の飼い主に警戒するはかせがいい感じです。
なかなか心を許さないはかせでしたが、麻衣ちゃんのサメ絵についに食いついて二人は友達になれました。
目的を達成して書き置きをして帰る麻衣ちゃん。
粋なお人ですw
そして、麻衣ちゃんの心のように雨もあがって、虹が綺麗の架かって一陣の風が吹きます。
そんな麻衣ちゃんのちょっと反省?なはかせとの友達エピソードが素敵に描かれておりました。
というわけで、いろんな人の日常の繋がりが楽しくいい感じに描かれる今回だったかと思われます。
エンドのナレーションは堀江由衣さん。
ついに大物声優の仲間入りです。
©あらゐけいいち・角川書店/東雲研究所