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「未来日記」 最終話 「初期化」
「未来日記」最終話。
ついにサバイバルゲームの決着が描かれる最終回の今回。
ユッキーと由乃のキスで始まった本作ですが、最終回も二人のキスで締められるキスENDとなりました。
アニメの方も細田直人監督コンテ・演出の素晴らしい初回クオリティが戻ってきて、ユッキーが変えた3周目のゲーム参加者達のハッピーエンドが描かれれる素晴らしい最終回になっています。
そして、切なく完結したユッキーと由乃のラブストーリーに続きがあることを匂わせる「NEXT PROJECT」なるものの始動が最後に発表されて、まだまだ終わらへんで~の本作です。
最終回のお話は、由乃とユッキーがそれぞれに自分と向き合う展開でスタート。
後半は少しダレましたが、最終回は耽美な作画が戻って序盤の素晴らしいフィルムが復活です。
そして、ユッキーの由乃っちへの想いが因果律を変えて、3周目のサバイバルゲーム参加者達の運命が変わって行きます。
2周目のみねね様も西島に保護されています。
ついに、ここでユッキーが由乃の元へ行くことを決意して因果律をぶっ壊します!
「由乃ーーーーーー!!」
そんなユッキーの叫ぶシーンが、これぞ主人公という感じのめちゃかっこいいシーンになっています。
一方、由乃っちは自分にはユッキーしかいないことに気付いてしまい、再び過ちを起こそうとします。
そこに、2周目のムルムルとユッキーが颯爽登場!
2周目のムルムルさんがかっこよすぎて困りますw アドレナリン出まくりの劇的なシーンです。
そんな2周目のムルムルさんが1周目のムルムルに閉じ込められていたことが明かされて、1周目にリベンジします。
ムルムルのおでこの絆創膏の下には分かりやすく数字が書かれていたことも判明w
そして、自分を刺してもう一度神になれというユッキーを殺せるわけない由乃が自殺を決意します。
由乃の本当の気持が由乃の未来日記に先に書かれていたことが切ないことになっています。
そして、本当に愛のあるキスを最後にする二人。
未来日記にその時の気持ちが書き換えられて、由乃っちは「DEAD END」へ…
はじめに由乃っちの未来日記に書かれていたユッキーと結ばれる「HAPPY END」とは違う結末になったけれど、愛が本当に繋がった「DEAD END」な結末に素晴らしいラブストーリーの完結を見ました。
その後、ユッキーは2周目の神となって2周目に帰りました。
そして、3周目世界のそれぞれのサバイバルゲーム参加者のエピローグ的なシーンで締めくくりとなる本作です。
2周目のみねね様は西島とめでたく結ばれて、デウスの力を継承した赤ちゃんも授かっておりました。
最終回も雨流みねね様が最高な本作です。
来須の息子も助かって、12thの正義のヒーローも顔を見せてくれてますw
マルコと愛ちゃんにも子供が出来て、礼ちゃんは普通のお子様になります。
両親が健在の御目方教の春日野椿は穏やかな寝顔を見せて、8thと市長はなぜかラブラブな展開に。
ちなみに、「母の里」の院長8thの頭の大きさの謎は隠されたままです。なんであんなキャラなの?w
日向もお父さんとうまいこと行って、秋瀬或も日向達と仲良くやってます。
そして、3周目のムルムルも登場。最終回でムルムルというキャラの好感度が大幅アップしております。
3周目の由乃っちも登場。メガネの娘とうまくいっているユッキーを上から眺めて、なにか忘れていることがと…
果たして、3周目のこの二人の行方はいかに。
ちなみに、1周目のムルムルは罰として由乃っちのストラップにされてしまった模様。ピクピク動いてますw
そして、神となった2周目のユッキーも登場。
由乃だけを想って1万年何も創造せずにムルムルと過ごしているという切ない姿が描かれて物語は完結へ…
しかし、最後に未来日記が書き換わって、無の世界に由乃が会いに来たというサプライズが!
そこで「NEXT PROJECT 始動!」が発表されて謎のまま終了となった本作です。
由乃っちがここに辿り着くまでが描かれる真の「HAPPY END」の物語のアニメでも作っちゃったりするのでしょうか。
とまあ、それはさて置き、全26話を通してユッキーと由乃っちの切ないラブストーリーと、サバイバルゲーム参加者達のドラマがいい感じに描かれた良作の本作だったかと思われます。
©2010 えすのサカエ/「未来日記」製作委員会