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「あの夏で待ってる」 第2話 「先輩と一緒...」

「あの夏で待ってる」第2話。
異星人お姉さんとの同居ラブコメ作品「おねがい☆ティーチャー」のリメイク作品かと思わせるようなはじまり方をした本作第2話は、「おねティー」同様に、なし崩し的にお姉さんキャラ・イチカとの同居が決定して、幼なじみキャラ・谷川柑菜とのラブコメ展開が加速し始めます。
そんなラブコメ展開を加速させるのが田村ゆかりキャラの山乃檸檬。なぞのドリンクを用意して海人、イチカ、柑菜、哲郎、美桜の青春ラブコメ物語を「うふふ」と演出しておられました。そんな檸檬演出の五人の青春物語がついに本格的に始まってきて面白くなってきている本作です。

はじまりは、前回のイチカさんの宇宙船不時着シーンの真相が明かされるところからスタート。
やはり異星からやってきたイチカさんでしたが、ここでイチカさんが子供の頃から見続けている風景を求めて旅をしてきたことも判明。そんなイチカさんがこの地球にて自分に惹かれている海人とどのような青春物語を見せてくれるのがが非常に気になります。
その「風景」というのも前作?んp「おねティー」などとなにか繋がるところがあるのかなども気になるところです。

本編は、前回ラストのイチカと海人の玄関エロ事件の続きから再開。
早速、二人の関係が気になる姉と谷川柑菜にイチカさんが質問攻めに合う修羅場展開ですw

しかし、情に脆い久川綾お姉さんが余計に勘ぐってくれて、イチカさんが夏の間ここに居候することが決定。
前回はまだよく分かりませんでしたが、弟大好きのお姉さんがナイスなキャラクターだったことが判明の今回です。

そんな納得がいかない展開を渋々受け入れる柑菜の本心を隠していて強く出れない乙女心がキュンとさせてくれます。

しかし、裏ではきっちりみんなに同居の情報を流して、恋のバトルを頑張る柑菜です。
そんな中、不意に北原美桜が自宅では全裸という衝撃のキャラクターが明かされておりますw

このイケメンメガネの哲郎もその情報を聞いて海人の恋路を邪魔するような計画を立てますが、この人が狙っている人が誰なのかも最後に明かされている今回です。邪魔してる場合ではない?

一方、海人はそんなラブコメ模様が裏で流れているとは知らずにイチカお姉さまにエッチな方面も含めて惹かれていっております。

そして、お姉さんがついに旅立って二人暮らしがスタートです。お姉さん最高w

帰りは早くもイチカさんとのドキドキデート展開です。
しかし、浮かれているのは海人だけに見えなくもなくて、イチカさんの少し引いている大人じみた心の裏が気になるところです。

そして、自宅に帰るとそこは柑菜の策略による映画の打ち合わせ会場となっていました。
ムスッとした柑菜さんがかわええです。
そんな微妙な空気が流れる打ち合わせ会場を田村ゆかりキャラの檸檬(れもん)の謎のドリンクが荒らします。そんな本作での檸檬の役目は恋愛模様を加速させる物語とは違う軸にいるプロデューサーのような印象も受けます。

そのドリンクのおかげで会場が和みます。わろとけ、わろとけw
決してそのドリンクはお酒ではないかということで。

そして、お話は檸檬の狙い通りに?謎のドリンクの勢いで柑菜がイチカさんに海人をどう想っているのかを問い詰めます。
さあ、登場人物達のラブコメ模様が気になる青春物語が加速し始めようとしています。面白くなってまいりました。

しかし、この緊迫の空気をりのんが登場して、謎のダンスで流してくれましたw
物語の結論はそんなに急かさないでということで…

その後は王様ゲームで盛り上がる一行です。
柑菜の女豹のポーズが最高です。

宴もたけなわとなったところで、イチカさんが海人に治療のキスをするシーンが再び…
そんな中、「海君の馬鹿・・・」と寝言で言う柑菜。
その柑菜の恋を応援する自分に「馬鹿はオレだな」と独り言を言う哲郎。
その哲郎のセリフを実は聞いている美桜と、この人達の恋が全部一方通行であると明かされるEDシーンです。
絵作り共々、切ない青春描写が秀逸で素晴らしいフィルムとなっているシーンです。流石の檸檬プロデューサーです。

最後に、イチカさんに告白しようと恋を先走る海人を「言っちゃダメ、おねがい、言わないで」と止めるイチカさんのシーンで今回は終了。第2話にして登場キャラ達の恋の矢印が明かされて、甘酸っぱい青春ラブコメ物語が本格的に始まっちゃいました。
そんな風景を探しにやってきたというイチカさんと海人達の「一夏」の青春ラブコメ物語が面白いことになってきています。

©I*Chi*Ka

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