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「探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕」 第1話 「野菜の果て」
「探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕」第1話。
2010年秋に放送されたダメダメ探偵4人組が主役のTVアニメ「探偵オペラミルキィホームズ」の第2期となる本作。
その気になる第1話は、もはや探偵であることさえ忘れて野菜を作る4人組に成り下がってしまったダメダメミルキィホームズの姿が描かれ、そんな第1期よりぶっ飛んだ展開で第2期のつかみとしてはナイスな初回だったかと思われます。
アニメ的な面では、第1期同様のいい意味での崩し絵を多用した躍動感あるフィルムになっていて、第2期もお話の内容共々面白いことになっている本作です。
はじまりは、いつもの特殊能力のトイズと探偵の語りシーンからスタート。
第1期のクライマックスではトイズを取り戻しかけたミルキィホームズの4人でしたが、果たして2期ではどのようなトイズ復活詐欺展開を見せてくれるのかに期待です。
そして、キャラデザの沼田誠也担当のOPが登場。
アップテンポの新OP曲に乗せた躍動感溢れる素晴らしいOPとなっています。
小衣(こころ)ちゃんがめちゃカッコイイです。
ボヨヨンのアンリエットさんもすごい迫力でミルキィホームズもかわええことになっています。
しかし、本編はというと4人は授業にも出ずに惰眠をむさぼるダメダメっぷりなところからスタート。
寝起きのシャロがエロカワエエことになっています。
その4人が惰眠をむさぼって授業をサボる理由が、ミルキィホームズ農村なるものを作って野菜作りにかまけているというわけでした。でも、いつも食に困るほどひもじい生活を強いられていた彼女達にとっては正当な進化かもw
コーデリアさんの歌のウザさも進化しています。
農村では、オスの鶏の新キャラのゴボテンも登場。
鯉を釣り上げたり、丹精込めて野菜を作ったりとたくましく自給自足生活を営むミルキィホームズです。
そんな生活ですが、いたるところにツッコミどころがあるのも本作の見どころかと思われます。
ちなみに、エリーさんは相変わらずの隠れエロキャラ設定ですw
一方、岸尾だいすけ演じる二十里先生の乳首も第1期より躍動しております。
2期はなにもかもパワーアップです。
美大でモデルのバイトをするエリーの前に謎のチョーさん演じる新キャラも登場。
チェリー画伯と言うらしいですが、パンチの効いたウザい新キャラです。
ちなみに、エリーさんのバイト代はネロがFXに投資するとのこと。
悪い未来しか見えませんw
一方、小衣ちゃんとアイリーンの1期からのコントも継続中の本作です。
そして、探偵であることも忘れたあまりにも酷いダメダメっぷりについにアンリエットさんがダメ出しをします。
しかし、まったくアンリエットさんの言葉が響かないシャロです。
ということで、第1期クライマックスではかなりトイズに近づいたシャロ達ですが、第2期はとんでもないマイナスからのスタートとなっています。
それにしてもカマボコにラードを食べさせたり、漢字がまるっきり読めなかったりとダメダメすぎるミルキィホームズが酷いことになっています。カマボコがラードでテカテカですw
ついにミルキィホームズのダメダメっぷりにキレたストーンリバー達が農村を荒らします。
そんな光景にミルキィホームズとゴボテンがブチギレます。
ついに探偵ミルキィホームズが復活するのかと思いきや…
農民として覚醒するミルキィホームズ。なんだこれw
探偵への道は程遠いことになっています。でも、エリーさんがめちゃカッコイイことになっています。
探偵姿の変身も初回はお預けです。
オチは、全員爆死の小衣ちゃんの人間爆弾オチ。
走る小衣ちゃんのシーンが良い感じです。
そして、そんなダメダメダメなミルキィホームズを見かねたアンリエットさんが本気を出すところで今回は終了。
2期も探偵ミルキィホームズと本気で戦いたい怪盗アルセーヌの物語となっていきそうな感じです。
最後は、アンリエットさんの支持で農村が更地にされてしまうというショック展開です。
さらに、初回初登場キャラのゴボテンが無残なことにw
そんなミルキィホームズのダメダメダメっぷりが炸裂しつつゴボテンの死亡ENDという衝撃の初回となった今回です。
2期の始まりとしてもナイスなインパクトで1期面白さを思い出させる上々な滑り出しとなっている今回かと思われます。
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