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「偽物語(ニセモノガタリ)」 第3話 「かれんビー 其ノ參」

「偽物語」第3話。
今回は、阿良々木暦のヒロイン巡りが一段落してガハラさんのところに戻ってくるガハラさん回。
1,2話で暦が各ヒロイン達とお痛をしてきたのを見透かしたように暦を罵倒するツンデレ鬼嫁のガハラさんが超怖い今回です。
そんな中、なにやら怪しい新キャラの貝木泥舟(かいきでいしゅう)が登場して、気になっていた第1話冒頭の阿良々木暦の監禁シーンとも繋がりつつ最後には事件が勃発して、ようやく「偽物語」の物語が動き出してきて、化ヒロインサービスアニメというだけでなく「偽物語」としても面白くなってきた今回かと思われます。

お話は、前回の続きで神原駿河とのお部屋のお片づけ会話劇の続きから再開。
会話は暦の嫁ハーレム話となって、阿良々木暦の本命がやっぱり真宵だったことが判明。どんだけ真宵が好きなんだw
そんな中、今回も無駄に神原駿河のカワエロカットが満載な内容となっています。

ガハラさんと双璧の嫁ライバル羽川翼の話にもなりますが、この二人には独自の世界があるらしく、ガハラさんも強く出れない羽川翼が流石です。そんなガハラさんと羽川翼話ですが、今回最後の展開へのフリにもなっています。

あら、ムスッとする神原駿河がかわええです。

そして、ガハラさんの真のラスボス・千石撫子の幻のツイスターゲームの新規カットが登場。
やっぱり前髪を下ろした千石撫子も最高です!
それにしても、こんな撫子と一緒に遊んでもエッチな気持ちにならない暦お兄ちゃんが紳士すぎますw

第3話のOPは、ガハラさんバージョン。

その後、神原駿河の母親話が出たところで神原家を後にすることになった阿良々木暦でしたが、玄関先で三木眞一郎演じる新キャラの貝木泥舟(かいきでいしゅう)と遭遇します。安心のシャフ度でお出迎えの貝木泥舟です。
その貝木は神原駿河の母親の娘である神原のオーラ判定に来たそうですが、オーラが足りずに金儲けにも使えないため放置するとのこと。なんか怖ろしいこと言ってる貝木です。それに神原の母親は一体何者?

忍野とはどことなく違って、ギロチンカッターに似ているという貝木泥舟ですが、不吉を感じて深追いしないことにした阿良々木暦でした。ところでギロチンカッターって誰?傷物語のキャラだと思われますが原作未読者には分からないくだりです。

その後、ガハラさんを発見する阿良々木暦ですが、めちゃうれしそうな顔をしています。
完全に飼い慣らされておりますw

しかし、お痛をしてきたのがバレバレな感じで貝木泥舟より怖いシャフ度でお出迎えのガハラさんです。
「チュララギくん」とか、「噛みま死ね」とか八九寺真宵の芸風をパクって罵るガハラさんが怖すぎますw

さらに、遊んできた女の人数まで当てられて、本気だったら殺すと言うガハラさん。

しかし、「自分の彼氏がモテモテなのは、彼女として割りと最高」と最後にストレートにデレちゃうガハラさんが最高です。
相変わらず、この二人のシーンはバカップルアニメになります。

それから、この二人の流れで第1話冒頭の阿良々木暦監禁シーンに繋がる本作です。
その監禁する理由が今回初登場の貝木泥舟がこの街に現われたからというガハラさん。監禁理由がここで判明。

その貝木泥舟は、ガハラさんの怪異事件に関係した五人の詐欺師の中の一番目の男だったというわけで、そんな貝木を阿良々木暦を関わらせたくない理由はまだ隠されています。

そんな中、月火から助けてメールが送られてくるという事件がついに発生!
即座にマジモードになって鎖を引きちぎる暦お兄ちゃんがめちゃかっけーです。
「野暮用ができた。遊びはここまでだ。」

「ここで動かない僕をお前は好きだと誇れるのか?」
「やば、超かっこいい」
ほかでやれ!な、バカップルシーンですw

そんな中、ガハラさんに羽川翼から電話があって、ガハラさんの態度が急変。
いつもの強気のガハラさんではありえない「ごめんなさい」を素直に言って暦を家に返すことを許可するガハラさんです。
なぜ態度が急変したのか、羽川翼とは独自の世界があるというガハラさんとのパワーバランスがどういうものなのかが気になりつつ次回に続く本作です。
ここまでの3話で張られた伏線も大分溜まってきて、物語も大きく動き出してきて面白くなってきた「かれんビー」です。

©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

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