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「偽物語(ニセモノガタリ)」 第9話 「つきひフェニックス 其ノ貮」

「偽物語」第9話。
「つきひフェニックス」第2話となる今回は、新キャラの影縫余弦(かげぬいよづる)&斧乃木余接(おののきよつぎ)登場回。
白石涼子&早見沙織演じるそんな新キャラが登場する今回ですが、まだ何者かは明かされない溜め回となっています。
お話の方は、阿良々木暦が火憐ちゃんを神原駿河に紹介して、帰りに八九寺真宵とちちくりあうというものになっていて、主役の月火ちゃんも登場しないまったくどうでもいい内容(笑)に原作未読者的には本当に残り2話で完結できるのかと心配になっちゃいます。でも、前回に引き続いて阿良々木暦と火憐ちゃんのバカ兄妹コントが非常に楽しくて秀逸な内容の今回です。

お話は、前回の歯磨きプレイを月火ちゃんに目撃された淫乱バカ兄妹が、月火ちゃんの千枚通し攻撃の難からなんとか生き延びたことを事後報告するところからスタート。
ていうか、その修羅場から月火ちゃんの出番が増えてつきひフェニックスが本格的に始まるって展開じゃないんかい!

ということで、お話は歯磨きプレイで敗れた阿良々木暦が火憐ちゃんを神原駿河に紹介するという展開へ。
その紹介する神原駿河が、電話の先で全裸で官能小説を読みながら息をハァハァしているとてつもないド変態なわけで、火憐ちゃんがピンチですw

そんな神原駿河の元へ行くバカ兄妹のコントがここからスタート。
「ニッシッシー」と火憐ちゃんのバカっぽいところが最高です。

そんな火憐ちゃんの体を想像でもてあそんでいる阿良々木暦が今回も最低エロ野郎ですw

さらに、自分を信用しているという妹に対して裏切る気満々の非常な心の内を見せる阿良々木暦。
なんだこいつw 最低ヤローですw

そして、ジャンケンコントで妹をぶん殴った阿良々木暦が敗者の火憐ちゃんに肩車をされることになります。
準備して屈む火憐ちゃんのカットがエロすぎるんですけどw

そこでポニテが邪魔で肩に乗れないというと鍵を取り出してポニテを切り落としちゃった火憐ちゃん。
男前ってレベルじゃねー。
そして、エロい態勢で再び兄を受け入れる火憐ちゃん。そんな火憐ちゃんがエロかわいすぎますw

その後は、局部が邪魔だの兄妹の会話とは思えないパロディ満載のエロバカな肩車コントを見せてくれたお二人でした。
最後も「ニッシッシー」と火憐ちゃん。アマガミの妹かい!

そこにようやく物語を動かしてくれそうな白石涼子演じる京都弁キャラの影縫余弦(かげぬいよづる)が登場。
忍野がいた廃ビルとなった叡考塾を探しているという影縫余弦ですが、只者ではない雰囲気を醸しだしております。

そして、ちっちゃい子に同じように道を尋ねられるかも知れないと謎なことを言って去って行った影縫余弦でした。
その影縫余弦は火憐ちゃん曰く、師匠と互角くらいの手練の危険人物らしく、叡考塾を拠点になにかをはじめるおつもりなのでしょうか。って、師匠って誰w

その後、ド変態とバカな妹を引きあわせて火憐ちゃんパートはここで終了。
なんか、ヴァルハラコンビを超えるやばいコンビが誕生しちゃいそうですw

後半は、阿良々木暦のお痛が過ぎる八九寺真宵とのロリコントがまたもや登場。
今まで散々きわどいことをやってきたためハードルが上がっている八九寺真宵とのロリコントですが、今回は阿良々木暦が真剣にプロポーズで迫ります。

幼女の膨らみかけのオパーイに異常な愛情を見せる阿良々木暦さんですが、流石に偽物語だけでも3回目の登場となる八九寺真宵のロリネタにもそろそろ限界が?

そして、最後に影縫余弦が言っていたちっちゃい子が叡考塾の場所を訪ねて登場です。
「僕はキメ顔でそう言った」と言うのが口癖の謎の早見沙織キャラの斧乃木余接(おののきよつぎ)。
影縫余弦と同じく阿良々木暦を吸血鬼ということを見抜いているこの人ですが、果たして月火ちゃんの物語にどのように関わってくるのか。「つきひフェニックス」の残り2話の展開が気になります。

そんな斧乃木余接が八九寺真宵の師匠(笑)と互角だというナイスなボケが決まったところで次回に続く本作です。
そもそもあんたが火憐ちゃんとの会話をなんで知ってるんだw

©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

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