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「ガールズ&パンツァー」 第9話 「絶体絶命です!」

「ガールズ&パンツァー」第9話。
ガルパン第9話は、絶体絶命の中でのプラウダ校との決戦エピソード。
水島努監督絵コンテで描かれるプラウダ校とのガチンコ決戦展開が熱くてめちゃ面白い今回です。
包囲された戦闘前の全員でのあんこう踊りシーンもいい感じで、大洗チームの結束するドラマが描かれます。
そして、プラウダ校との戦闘がこれまた面白い内容だったわけで、強力すぎるノンナさんの大砲の脅威に晒されながらフラッグ車を狙う大洗の各チームの役割と奮闘ぶりが見事に描かれています。戦闘描写も迫力満点で大洗チームの結束ドラマと戦闘描写が上手く噛み合った素晴らしい今回だったかと思われます。

お話は、廃校ピンチの詳細が生徒会の3人から明かされるところからスタート。
学園統廃合みたいなことを言い渡されてしまった生徒会長が、秘策として戦車道の全国大会での優勝でそれを回避しようとしていたというのが事の顛末でした。なるほど、予算がなくてボロボロの戦車を発掘していたりしていた理由がここで繋がります。そういうことでしたかw

それを聞いてショックの大洗のメンバー達。1年生の操縦手の阪口桂利奈も涙が堪えられません。

しかし、隊長の西住ちゃんはまだ諦めてなかったわけで、最後まで戦い抜くこと提案します。
これで前回のちょっと強引に絶体絶命に落とした展開からの起死回生のドラマに繋がります。

そのドラマを茶番を帰ろうとするお母さんですが、まほお姉さんがそれを止めます。
果たしてお母さんは、西住ちゃんの戦車道を認めてくれる日がくるのでしょうか。

一方、プラウダのカチューシャは美味しそうなボルシチをがっついた後、お昼寝へ。
一応、大洗に3時間の猶予を与えたのは、甘さからではなくて眠くなるお子様設定が影響していることをここで理由付けていますw
カチューシャの専用お昼寝ベッドが可愛らしいことになっていますw ここでノンナさんがお得意のロシア語子守唄も披露。

それからの戦闘再開までの3時間の準備展開のドラマがこれまたいい感じなわけで、包囲網突破のために偵察隊を出して起死回生の作戦を立てます。
冷泉麻子&そど子、エルヴィン&秋山殿がいい感じのコンビになっています。

そして、戦闘再開までの極寒の中で不安に過ごす各チームの姿が描かれます。
緊急参戦のそど子チームはなんか大変なことに巻き込まれた感もありますが、学園のために風紀委員としてそど子は頑張るはずです。

一方、プラウダ校の人達はコサックダンスでほっかほかw

そんなわけで大洗チームもあの恥ずかしがりの隊長さんが先頭を切ってあんこう踊りで士気を上げます。
全員で踊るあのあんこう踊りがチームの結束のアイテムとなる熱いシーンです。
それを見て「ハラショー」と言うダージリンさんがうぜーことにw

ここで、カチューシャちゃんがおめざでついに戦闘が再開へ。あらかわいw

戦闘再開前に会長が西住ちゃんに今までのお礼を素直に言うところが、これまたええシーンになっています。会長さんが美味しい役すぎます。

てなわけで、パンツァー・フォー!と包囲網突破の「ところてん作戦」がスタートです!

そして、包囲網突破後の会長さんがこれまたかっこいいわけで・・・
今まで干し芋ばっか食っていた会長さんがついに砲手となって本気を出します。
その腕前と統率力がすごいわけで、今までなぜその本気をださなかったのかw

その会長さんが本気の孤軍奮闘の戦闘描写がこれまたかっこいいわけで、
戦力差をものともせずにゼロ距離射撃で次々と敵戦車を落としていく姿に憧れます。

しかし、そんな生徒会車両もノンナさんの一撃に沈んでしまったわけで・・・ノンナさんヤベーw
でも、自ら犠牲となって仲間の活路を開いた生徒会チームの戦いぶりは素晴らしいものでした。

ここからは、それぞれのフラッグ車をどちらが先に撃破するかの攻防戦展開へ。各チームの操縦手が鍵を握る展開になります。
「大丈夫!」と燃える阪口桂利奈が熱いです。ゴモヨも頑張るしかありませんw
そんな操縦手達が操る弾幕の中での戦車描写がこれまたかっこいいことになっています。

隊長同士の戦略攻防戦も熱いことに。
戦車の上に立って戦況を見る西住ちゃんがすごいことになっています。カチューシャちゃんの気合いもただの子供ではありませんw

そして、西住ちゃんは秋山殿を再び偵察へ送り込みます。
この極寒の中、生身でダイブして西住ちゃんのために働く秋山殿がめちゃ使える舎弟キャラとなっています。

一方、プラウダ校側もノンナさんの秘密兵器のやばい砲を持った戦車が到着。
今回は、決戦がメインということもあり、戦闘展開も描写も面白い内容になっていてがっつり楽しめます。流石水島努監督コンテ回。

そして、戦闘はフラッグ車のバレー部チームを1年生チームとそど子チームが守るという展開へ。
「よっしゃー!」とフラッグ車を守るためなら犠牲をいとわない気合で頑張る桂利奈ちゃんがこれまた熱いことにw
結局、ノンナさんの餌食となってしまった1年生チームですが、敗れたあとの清々しい表情がスポコンらしくていい感じです。

一方、プラウダ側のフラッグ車攻防戦では、フラッグ車を守るやばいギガントが登場。なんという圧倒的戦力差w
でも、華さんの精密射撃でギガントの弱い所ついて対処します。流石華さん。

バレー部チームの方は、護衛のそど子チームもノンナさんにやられて絶体絶命な流れに。
でも、「涙はバレー部復活までとっておけ!」「ここが私達にとっての東京体育館、あるいは代々木第一体育館!」と燃えるバレー部が熱いことになっています。

そのバレー部チームがノンナさんから逃げる描写がすごいことになっているわけで・・・これぞ熱血バレー部です。こんなやれる人達だったとはw

バレー部が頑張っている間に西住ちゃんも相手フラッグ車を追い詰める手はずを整えております。

そして、ついにバレー部チームがノンナさんの砲弾の餌食に!それにしてもノンナさんはすごい砲撃能力を持っています。
やっぱプラウダ校チームはノンナさんのチームかも。カチューシャ(笑)

しかし、同時間に歴女チームがプラウダ校のフラッグ車を仕留めていたわけで・・・これぞ西住ちゃんの待ちぶせ作戦!

というわけで、どちらが先にフラッグ車を仕留めたかというクロスプレー展開で勝敗の行方は次回に持ち越しの本作です。
最後はベタなスポコン展開で終了した今回でした。なんか野球アニメ展開w
そんな感じで試合展開、戦闘描写、チームの結束ドラマがあいまった非常に面白い第9話だったかと思われます。

EDは、OPに登場している謎の3人組が登場。今回はサプライズがないかと思えばラストにありました。
次回はクラスメイト?のこの人達が緊急参戦?只者ではない感じの3人組ですw

©GIRLS und PANZER project

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