-「ジョジョの奇妙な冒険」の感想-

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「ジョジョの奇妙な冒険」　第10話　「ニューヨークのジョジョ」

「ジョジョの奇妙な冒険」第10話。
ジョジョ第10話は、ジョセフ・ジョースターが主人公の第2部「戦闘潮流」編がスタート！
杉田智和演じるジョセフが、果たしてジョセフらしくなっているのかに緊張の第2部スタートエピソードとなっている今回です。
その杉田智和ジョセフでしたが、これが意外と上手くハマっていたわけで（失礼ｗ）、エリナばあちゃん至上主義の駆け引きの天才なジョセフがいい感じに演じられていて、今後の柱の男達との戦いが非常に楽しみなジョセフになっていました。
演出面でも、小林靖子脚本、吉田泰三絵コンテの万全の布陣で原作再現度高しの超面白い内容になっていて、素晴らしいスタートを切った第2部だと思われます。

第2部は、ストーリーテラーとして優秀すぎるスピードワゴンのシーンからスタート。やっぱりこの人ｗ
第1部のラストから49年が経ち、石油王となったスピードワゴンとじじいになったストレイツォさんの対面から物語が動き始めます。

その二人が向かったのが、柱の男が眠っているメキシコの遺跡だったわけで・・・
そこには無数の石仮面があり、石仮面の真相が明かされる第2の石仮面物語がついに幕開けとなります。
原作的には柱の男を出すのはもうちょっと引っ張りますが、ここは無駄に引っ張らずに第2部の開幕を告げています。
という始まり方だったわけで、どうなるのか気になっていた新OPは次回に持ち越しの今回です。

そして、ついにニューヨークにエリナばあちゃんと越してきた主人公のジョセフ・ジョースターが登場！
スモーキーとの最高すぎる邂逅シーンが描かれます。
てなわけで、ジョジョの財布を盗んだスモーキーがゲス野郎の白人警官にフルボッコにされてしまいます。
白人警官のゲス野郎っぷりも最高に再現されていますｗ

そこに颯爽とジョセフ・ジョースターが登場。
スモーキーに財布をあげたというジョジョが名シーンすぎます。この生き様をバイブルに育った人も多いはずｗ

そんなジョジョに鼻糞をなすりつけるゲス野郎の警官でしたが、そんな理不尽なことをする奴には容赦なく鉄拳制裁！
鼻に突っ込んだ指ごと殴るジョジョの非紳士ぶりがたまりませんｗ
原作に負けない生々しいグロ演出も素晴らしいことになっている今回です。

さらに、ジョセフが生まれ持っての波紋の呼吸法をしているジョナサンを継ぐ選ばれし者なところや、警官をボコったことよりもエリナばあちゃんに怒られる事のほうが重大なナイスなキャラなところもきっちりと描いてくれております。あらためてナイスなキャラを再確認のジョセフですｗ
スモーキーの語りでオサレにストーリー展開するところも見事に再現。

そして、「ジョセフ・ジョースター、ジョジョって読んでくれ」と2代目ジョジョの物語が始まります。
ジョジョカッケー！ナイスな杉田智和ジョジョですｗ
キャラデザ的にもジョナサンよりイケメンなジョセフです。

一方、柱の男の前ではストレイツォさんがご乱心モードに。ナイスな展開です。
そこでストレイツォさんが警戒する人物のジョセフの過去エピソードが語られるわけですが、これがまたええ話でｗ

というわけで、スピードワゴンの誘拐事件に遭遇したジョジョの過去エピソードが登場。
そこで、悠然と漫画を読み続けるジョジョの冷静さがすごいわけで・・・ゲームの達人のジョジョ片鱗がすでにここに。
その後、殴られてしまうわけですが、ジョジョが気にするのは殴られたことよりもエリナばあちゃんに買ってもらった服を血で汚してしまったことでした。
ジョジョはそんなタイプ！って、スピードワゴンは解説していますが、どんなタイプｗ
そんな名シーンすぎるジョジョのエリナばあちゃん至上主義シーンが最高です。