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「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」 第13話 「混戦」

「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」第13話。
2012年4月より全12話でTV放送された「咲-Saki-阿知賀編」の完結編の残り3話がついに始動!
原作と同時進行で、全国大会Aブロックの準決勝の決着までがこの完結編で描かれます。
残念ながらTV放送と同じ放送形態を取れませんでしたが、地上波放送枠には収まりきらない30分をフルに使った大ボリュームで激闘の続きが描かれます。放送はAT-Xでのファーストオンエアを皮切りに、ニコニコ、バンダイチャンネルなどの配信サイトで2013年1月13日より順次配信。
お話は、TV放送で完結した宮永照との準決勝先鋒戦の続きが描かれるものとなっていて、ついにベールを脱いだ宮永照以外の白糸台のメンバーとの阿知賀女子、千里山女子、新道寺女子の戦いが始まります。阿知賀は次鋒の松実宥お姉ちゃんが登場!

お話は、早速4校の次鋒が麻雀卓を囲んでいるところからスタート。
ついにベールを脱ぐ白糸台の次鋒・弘世 菫(ひろせすみれ)と松実宥お姉ちゃんが対戦するわけですが、物語は基本、千里山の二条泉のモノローグで展開していて、相変わらず阿知賀編というより千里山編という感じの本作ですw

ここで今ままで描かれてなかった宮永照のチームメイトとの立ち振舞いシーンも登場。
試合では鬼な宮永照ですが、意外とチームメイトとはフランクに打ち解けていて、1年生の斎藤千和キャラの大星淡(おおほしあわい)には大分なつかれています。その1年生の大星淡がなかなかの良キャラなわけで、1年生最強という噂も今回紹介されて、本編での咲やのどっちとの良いライバルになりそうです。その前に阿知賀編での対決も楽しみです。

一方、先鋒戦で宮永照と死闘をした園城寺怜は、病室でぐったりとしています。
このシーンでちょっと薄れかけてい先鋒戦の激闘の記憶が蘇ってまいりましたw

同じく、宮永照と戦った阿知賀のドラゴンロードの玄(くろ)ちゃんは、ここでスバラの人と園城寺怜が連携して戦ってくれていたことを知って涙です。
あら、熱い涙。自チームだけじゃなく登場キャラ皆さんのスポコン青春ドラマが描かれるところが本作の超面白いところです。
そんな玄ちゃんですが、宮永照戦で失ったドラゴンロードを取り戻すためにこれから赤土コーチと打ちまくることになっています。
本編決勝での玄ちゃんの復活に期待です。全国編のアニメ化も決定していますがそのシーンを観られるのは一体いつになるのやらw

次鋒戦の方では、白糸台の弘世(CV.斎賀みつき)の狙い打ちのシャープシューターの特殊能力がついに明かされます。

その餌食になってしまうの千里山の一年生の二条泉なわけで、一年生の中ではのどっちにも負けないと自負している二条のドラマも面白いです。

しかし、一年生はインハイではなかなか力を出せないというジンクスもあるようで、それに当てはまってしまう二条でした。
そのジンクスを破るバケモン一年生の話に繋がっていくのもいい感じです。
その一年生が咲さんや白糸台の斎藤千和キャラというわけで・・・阿知賀のお猿さん大将はそんなバケモン達とちゃんと戦えるのでしょうかw

そんな中、松実宥お姉ちゃんが事前に白糸台の弘世のクセを教わっていたことがここで判明。
メガネお姉ちゃんがキャワワ。

その弘世のクセを見抜いているお姉ちゃんが、みごとにスナイプをかいくぐって見事に撃退します。
準決勝の次鋒戦はお姉ちゃんが大活躍です。阿知賀は2位に浮上!
そんな二人のイメージバトル描写もいい感じになっています。ホライゾンの小野学作品ということもあり詰め込みボリュームもすごい本作です。
登場キャラ多すぎの見応え十分すぎるところはホライゾンとかぶってますw

そんな次鋒戦ですが、新道寺女子のメガネさんは自分を押し殺してチームプレイに徹しております。
そんな先輩にすばらっ!と賞賛する花田煌も登場。
旗色は悪いですが、新道寺女子チームも戦いもなかなか熱い戦いをしています。

白糸台の宮永照は、弘世がクセを読まれていることに気付いてその対策を急ぎます。
ここでも一年生の千和キャラ大星淡とのフランクなカラミを見せてくれる宮永照w 宮永照のキャラのベールも脱がれていく完結編です。
一応、外伝扱いの本作ですが、本編に繋がる美味しいシーンが満載です。
その弘世のクセ対策ですが、この準決勝では間に合わなかったようで決勝に持ち越しとなっています。ここでそんな伏線を張っても回収するのはいつになるのやらw

という流れで、次鋒戦は千里山の一年生が一人凹む戦いとなって終局。
ジンクスの洗礼を浴びてテンパる二条ちゃんのギャグが可愛らしいことになってます。

そんな傷心の後輩を慰めて、中堅戦に向かう千里山元エースの江口セーラが熱い先輩キャラになってます。
結局、学ランを脱がされしまうところもナイスなギャグですw

そして、阿知賀女子の援交担当の新子憧(あこ)もついに身だしなみを整えて出陣です。
お姉ちゃんをハグで迎えて中堅戦にのぞむ憧ちゃんが援交エロスです。

その憧を迎え打つ江口セーラがええ顔をしています。

そんな中、千里山の控え室では、戦略家の船久保浩子が登場。
その船久保浩子ですが、第13話から中の人が「アクセル・ワールド」の黒雪姫先輩の三澤紗千香に変更となっています。
中の人が黒雪姫先輩に変わって俄然気になるキャラになった船久保浩子です。もっ先いいよもっ先w

中堅戦は先輩の伝統とジンクスを生かした3年生の江口セーラが快進撃を見せます。

そこでそのジンクスを破りえる危険な一年生情報を語りだす船久保浩子です。
その船久保浩子が名前を上げたのが白糸台の斎藤千和キャラと宮永咲だったわけで、宮永咲を見抜いている辺りが流石のもっ先です。
宮永照に馴れ馴れしく接する大物の斎藤千和キャラ大星淡がますます気になる展開となっています。

一方、中堅前半戦終了のここまで影の薄い戦いをしていたこの二人。
新道寺女子の中堅は「なんもかんも政治が悪い」と投げやりです。政治のせいにすなww

そんな中、ついに白糸台の中継のメガネっ娘の渋谷尭深(しぶや たかみ)能力が明かされることになります。
その能力が、各局の一打目に捨てた牌がオーラスの配牌となって、それで役満で和了るというチートキャラだったわけで・・・白糸台はやはり危険人物揃いです。

その対処方法は、なるべく親が連荘せずに渋谷さんのオーラスでの確定牌を減らすことだったのですが、ついつい親で勝っちゃったりして勢いで戦っちゃう憧ちゃんです。渋谷さんも自分で連荘したりと大分確定牌を増やしながらついに最終局へ。

そして、ついに渋谷尭深(しぶや たかみ)の収穫の時(ハーベストタイム)が訪れてその能力を発動です!
その配牌はすでに大三元が狙えるようなものになっていたわけで・・・憧ちゃん大ピンチの展開で次回の第14話に続く本作です。
というわけで、阿知賀編再開の第13話は準決勝の次鋒戦と中堅戦のクライマックスまで描かれるということになりました。
各陣営の各キャラのドラマと麻雀スポコン能力バトルが熱くて超面白いボリューム満点の30分でした。やっぱり咲は面白い。

各陣営キャラ満載の阿知賀完結編OPも登場。
そして、AT-Xにて第14話が2013年1月29日に放送されることも決定!

©小林 立/スクウェアエニックス・咲阿知賀編製作委員会

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