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「さくら荘のペットな彼女」 第12話 「愛のパワーin文化祭」

「さくら荘のペットな彼女」第12話。
さくら荘第12話は、文化祭&リタ編完結エピソード。
さくら荘住人制作の文化祭出し物「にゃぼろん」シーンががっつりと描かれて、2クール作品の前半戦クライマックスが描かれる今回です。
「にゃぼろん」シーンは大分恥ずかしいことになっていますが、上映描写が頑張っていて、いい感じに描かれています。
前半戦クライマックスのお話の方も、ましろが英国へ帰ってしまうリタとの劇的な青春クライマックスがこれまた恥ずかしく描かれていて、ここまでさくら荘を楽しんでこれた人にはいい前半戦最終回になっていたかと思われます。

お話は、文化祭後に帰ってしまうましろんとの最後の夜を一緒に過ごす空太のシーンからスタート。
ちなみに、ましろん自身は英国へ帰るなどとは一言もこれまで言っていないわけで、ラストのオサレなオチへの空太の勘違い青春ドラマが描かれていきます。

「にゃぼろん」」上映会場では、例のゲームクリエイターの人も観覧に訪れておりました。
ここで先生と鉢合わせたクリエイターが、予想通りさくら荘の元住人だったことも判明。

一方、リハーサル中の青山さんは可愛らしいことになっています。

そして、皆さんで手を重ねて、ディレクターの空太の「楽しもう!」という掛け声で本番に臨みます。
住人が力を合わせる大分恥ずかしい場面となっていますw

そして、にゃぼろんの上映がスタート。にゃぼろん自体のクオリティがなかなかいい感じで劇中劇描写で頑張っている今回です。

その観客参加型にゃぼろんを主人公役に扮した青山さんがナビゲーターとして導きます。
観客が超ノリノリでいい客すぎるところはご愛嬌w
有名クリエイター集団のさくら荘住人の出し物ということで大分アドバンテージもあるみたいです。

感動シーンでもバッチリ観客の心を掴むにゃぼろんです。愛のパワーをやらなかったらそのまま綺麗に大成功するようなw
青山さんの手拍子描写もいい感じ。

そして、問題のクライマックスの愛のパワーシーンになるわけですが、客が引いてしまって大変なことに。
今までノリノリだった客の冷め方も極端な気もするのですがw

しかし、そこでましろんを皮切りとして住人達が愛を叫ぶことによって観客を盛り上げることに成功!
さくら荘だけにさくらを使って盛り上げちゃいましたw 熱いシーンですがそれでいいのかとちょっと引っかかりますw

空太もましろんと別れる気満々で感謝の気持ちを叫びます。
最後のオチのためにぬるいお別れドラマが続いてます。そういうところは本気度が足りなくてイケてないです。

「にゃぼろん」は見事に必殺技が決まって大団円エンド。客の盛り上がりがすごいことになってますw

カーテンコールも皆さんが手をつないで最高の締めになります。
ましろんとの最後の思い出を恥ずかしく盛り上げすぎw もうこのまま終わってもいいですw
そんな中、クリエイターの人がさくら荘に遊びに行きたいといってましたが、丁重に断る先生でした。なんでだめなの?w

上映後には、叫んで告白した美咲先輩にヤリチン先輩との恋の進展が。
ついにあのペンダントが美咲先輩にプレゼントされます。もう最終回でいいんじゃねw

青山さんの空太をましろんのところに行かせる負け犬ドラマも展開します。あちゃー。

そんな中、ちょくちょく青山さんを狙っていたのクラスメイトの人の青山さんへの告白シーンも登場。
結果はやはりダメだったわけで・・・めちゃくちゃフラレちゃっているクラスメイトです。あちゃちゃーw
このシーンのための狙っていたお話だったとは。これも青春クライマックスです。

そして、ましろんを迎えに行くために美咲先輩の車も出動!この日のために免許をとっていた美咲先輩。

空港では、ましろんが帰っちゃうと勘違いしている空太が、ましろんを愛のパワーで引き止めます。
その抱擁で何かがはじまっちゃうましろんです。

ここでついに、ましろんがリタの見送りに来ただけということが明かされたわけで・・・
今までのぬるめの空太のましろんとのお別れドラマはこのオチのためのものでした。ちょっとやられちゃいました。

一方、龍之介狙いのリタのドラマもリタの不意打ちのキスでいい感じに完結。
そんな感じで、最後の去り際は見せ場たっぷりで美味しく退場となったリタでした。

そして、最後のリタのお見送りシーンで、ついにましろんが空太に発情してしまったことを告白。あら、ましろんかわい。
そんな恋とはなんぞやと言っていたましろんの恋が始まったところで、前半戦終了して次回からの後半クールに突入する本作です。
というわけで、まだまだ半分が終わったところの本作。後半戦は「とらドラ!」級の熱いお話に確変してくれることに期待したい本作です。
レビューの方は、来期の月曜深夜のスケジュールが開いてるなら続ける感じのスタンスで行かせてもらいたいと思います。すんませんこれで終わりかも。

© 鴨志田一/アスキー・メディアワークス/さくら荘製作委員会

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