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「絶園のテンペスト」 第2話 「彼女はとてもきれいだった、と少年は言った」
「絶園のテンペスト」第2話。
絶園第2話は、28歳無職のフロイライン山本VS滝川吉野の2回戦エピソード。
と言うより、お話が1話完結ではなく続き物で展開するので、今回が何回とか言い難い本作です。
お話は前回に引き続き滝川吉野、不破真広、不破愛花の秘密の三角関係が興味深く描かれて面白いことになっている今回です。
でも、続き物で先が気になる内容だけに一週間に一話ずつより一気観したくなる気もする本作です。
また、今回から不破愛花役の花澤香菜さん歌唱のEDが登場！
第2話は、今回も兄・真広に付き合っていることを隠している吉野＆愛花カップルの過去回想シーンからスタート。
お兄さんにキスの話題を振りながら、メールで「今度しましょう。」と吉野に打っている愛花さんのゾクゾクしますｗ
そして、別れた後にそのメールを送ってくる愛花さん。
いや～ん、なんていやらしい女ｗ 最高です。
というわけで、あまり想いを表に出さない吉野の愛花への愛情を回想シーンで明かしていく、興味深い演出を見せてくれる本作です。
すでに殺されたという愛花さんですが、これは確定という設定でよろしいのでしょうか。
時間と空間を超えた魔法の世界の戦いで、再び吉野が愛花さんと再会することができるのかというところも気になる本作です。
現在のお話の方は、孤島にいる史上最強の魔法使いの鎖部葉風と通信をしながら、愛花さんが殺された始まりの地の不破家へ向かう吉野と真広です。ここで、葉風が残していた魔具を使って真広達も魔法が使えるという設定も説明。
そして、葉風の魔法で犯人の手掛かりを探す不破真広。
異常なまでの妹愛で不合理を正そうする兄ですが、吉野とは正反対で感情を表に出しまくりのキャラクターです。
そんな真広に愛花の彼氏だということを隠している吉野が、愛花のためになにをすることになるのか、真広に本当のことを言う日が来るのがが非常に気になる本作です。
その後、真広と別れた吉野でしたが、ミニスカ28歳無職のフロイライン山本さんに再び襲われることになります。
フロイラインさんの役になりきったようなババアキャラがたまらない本作です。
八百屋にふっ飛ばされて、きゅうりくわえて復活のフロイライン山本さんｗ
一方、不破真広は、本物の槍使いの魔法使いと対峙中。
そんな本物相手でも、まったくひるまない不破真広がなんか凄い奴です。
寂しい大人の女のフロイラインさんの方は、ノリノリで滝川吉野を追い詰めています。
ここでも一々芝居がかったセリフと立ち振舞いがたまんないフロイラインさんですｗ
結局、フロイラインさんは吉野の魔法に敗れて、吉野と協力関係になることになりました。
そんなフロイラインさんが不破真広や魔法使いを追う理由も気になる本作です。
そして、フロイラインさんには愛花のことを話した吉野です。
幾万の兄にも負けない愛があると告白した吉野が熱いです。
兄の方も、妹のためにノリノリでバトル中。
そんな真広と吉野の愛の強さ対決の行方も気になる本作です。
愛する愛花のために何ができるのか、この関節の外れた世界なら見つかるかもしれないと、吉野の今後の活躍が気になる展開で次回に続く本作です。
そんな感じで、物語は淡々と進行しておりますが、登場人物達の心理描写が面白いことになっている本作です。
最後に、花澤香菜さん歌唱のEDが初登場！
二人の男に愛されたまま死んでしまった女の子の歌うEDとなっています。背景絵がめちゃ描き込まれたオサレなEDです。
©城平京・左有秀・彩崎廉/「絶園のテンペスト」製作委員会・MBS
