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「黄昏乙女×アムネジア」 第1話 「幽霊乙女」

「黄昏乙女×アムネジア」第1話。
「月刊ガンガンJOKER」連載の幽霊の夕子さんが主役の漫画原作TVアニメ「黄昏乙女×アムネジア」。
アニメーションをシルバーリンク☓大沼心監督のバカテススタッフが手掛ける本作です。
そんな本作第1話は、なかなか面白い演出がなされていて、Aパートを夕子さんが見えないバージョン、Bパートを夕子さんが見えるバージョンで同じシーンを流すという内容になっていました。
そのおかげで幽霊の夕子さんのキャラがよく分かったり、なにかと情報量が多いはじめのシーンを2回観られたりと非常に取っ付きやすくて演出も楽しめる第1話になっていたかと思われます。

お話は、福圓美里演じる怪異調査部の小此木ももえ(おこのぎももえ)による一人芝居シーンからスタート。
幽霊の夕子さんが起こす数々のポルターガイスト現象の中、霊感ゼロの小此木ももえが一人でテンション高く日誌を書いています。
キュアハッピーの福圓美里がここでもナイスなキャラクターを演じております。

で、Bパートの夕子さんが見えているシーンではこういうことになっていたわけで、夕子さんのお茶目なキャラクターや実際起こっていたことの種明かし展開が面白いことになっています。

そして、小此木さんが好意を持っている本作のもう一人の主人公の新谷貞一がここで登場。
しかし、この新谷貞一には夕子さんのことが見えていて小此木さんの目の前で夕子さんとイチャついちゃったりもしているわけで、小此木さんには少し切ないシーンとなっています。

そこに夕子さんのことが見えるもう一人の部員の喜多村英梨キャラの庚霧江(かのえきりえ)も登場。
この人も夕子さんにいじられちゃっていますw

その後も霧江さんにイチャイチャするなと言われながらも夕子さんのセクシーアピールが止まりません。
そんな夕子さんのお色気とお茶目なキャラがいい感じの今回だったかと思われます。

夕子さんと一緒に入ったエレベーターでは、こんなラッキースケベシーンも。

愛しの新谷君がそんなラッキースケベなことになっているとは知らずにオカルトに夢中になっている小此木さんがまたもやちょっと切ないことになっています。
でも、学園の七不思議の夕子さんの仕業では?と鋭い考察もする小此木さんです。

そして、夕子さんの墓があるというところに来た一行ですが、夕子さんには自分が何者かの記憶が全然無かったわけで・・・その他、怪異調査部のメンバーたちが一体どういう人達の集まりなのかということもまだ明かされていない状態の第1話です。
こういう演出になったためか原作とは大分物語の手順が違う模様。原作未読なので間違ってたらごめんなさい。

最後は、夕子さんとの黄昏色のシーンで今回は終了。
「学園の怪談のひとつの夕子さん。その正体は過去の記憶をすべて失った幽霊で、怪異調査部の幽霊部長。
その夕子さんに取り憑かれたことが文字通りであることはまだ気付いていなかった」と、新谷貞一のホラーな語りで締めくくられた今回でした。そんなわけで、夕子さんの可愛らしいキャラと本当の正体が気になるいい感じの第1話だったかと思われます。
夕子さんの中の人の原由実さんもなかなかハマっていて良かったです。

予告は、ぱにぽにな夕子さん。

©めいびい/スクウェアエニックス・「黄昏乙女×アムネジア」製作委員会

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