ホーム2012第2クール(春)「エウレカセブンAO」>第1話 「ボーン・スリッピー」

「エウレカセブンAO」 第1話 「ボーン・スリッピー」

「エウレカセブンAO」第1話。
ボンズ☓京田知己監督による名作「交響詩篇エウレカセブン」の7年ぶりの新作TVシリーズとなる「エウレカセブンAO」。
舞台を西暦2025年の沖縄に移して続編?が描かれる2012年春注目作の本作です。
そんな本作第1話は、沖縄に住む新主人公のフカイ・アオの事件巻き込まれエピソード。
内容は、たくさんいる登場人物を出すことや世界設定を紹介することで手一杯になっていて、フカイ・アオがIFOに乗って戦うところまで行けなかった初回となっています。また、前作との繋がりなどもまだまだ謎だらけの内容となっていて、盛り上がって行くのはこれからという感じの本作です。エウレカ続編ということだけあってデキは素晴らしい初回でした。

お話は、西暦2025年4月の東京が大変なことになっているシーンからスタート。
後で明かされることになりますが、この人達はスカブから現れるモンスターと戦うのが仕事の民間企業ゲネラシオン・ブル社の人達で、ここへは調査的なことをしに来ている模様。と言う感じで、初回はキャラクターが分からない上に情報量が満載すぎて、2回くらいは観ないと物語の整理がつきにくい内容になっています。

そして、沖縄諸島のある島に住む外人の子のフカイ・アオが登場。
前作の主人公レントンとエウレカを足して2で割ったようなキャラのフカイ・アオです。
ちなみに、この時代の沖縄は沖縄ドルを使っているなど、日本から独立しているらしく、ちょっと思想的なところも感じられる本作です。

その後、アオの彼女的な存在でヒロインのアラタ・ナルが登場。
露出的な部分など前作のタルホさんに似ているカワイイヒロインのナルです。
そのナルですが、病気持っていたり、未来が予測できたり、ナマケモノを飼っていたりと謎の彼女なキャラとなっています。

お話は、アオが日本軍に密輸されようとしていた母親の形見の腕輪と出会う展開となります。
ドジなオッサンが転んでゲットするとか、大分強引な展開な気もしますw 
それとも必然的に導かれてきた?

そして、運び人ガゼルの機体の日本軍に取り付けられた部品からスカブバーストが発生。
前作のコックピットに付ける例の拡張パーツ、アミタ・ドライヴと何か関係が?

ここでその現象を観測していた、アバンのオッサンが再び登場。女の人はレベッカさん。
アオはこの組織でIFOに乗ってモンスターと戦うパイロットとなる流れの本作なのでしょうか。

相変わらず、アイキャッチやサブタイトル描写がオシャレな本作です。

Bパートでは、身寄りのない外人の子のアオを育てている爺ちゃんが登場。
前作のレントンを育てていた「ビッグバーグ」のアクセル・サーストン爺ちゃんに少し似ているフカイ・トシオ爺ちゃんですw

外人なことと母親のことで島の人達から少し変な目で見られているらしいアオですが、ナルちゃんは気にするなと励ましてくれます。
なかなかのヒロインです。

そして、中学の入学式となる日の朝にスカブコーラルが多数出現するという、アオとナルの日常を破壊する大事件が発生。

衛星軌道上では、ゲネラシオン・ブル社の少年パイロット達がスタンバイ中。
明らかにこの人達が、今後アオ達と一緒に活躍するメインキャラという感じですw

そして、スカブコーラルから謎のGモンスターなるバケモノが現れて、島が惨劇に包まれます。

その状況に憤怒したアオの持っていた例の腕輪から謎も文字が出現。
「EUREKA AO」。
前作のレントンのアミタ・ドライヴに「EUREKA」という文字が浮かんだ状況と似ています。

そこでついに、その腕輪がお母さんがしていた物であることを思い出したアオ君。
そのお母さんがめちゃエウレカっぽいんですけどw
果たして前作とどのような繋がりを持っている本作なのか!?大分テンションが上がるシーンです。

「これは絶対に誰にも渡さない!」とアオが腕輪を死守したところで今回は終了。
というわけで、盛り上がりかけたところでタイムアップとなって次回のアオの初戦闘回に続く本作です。
大分情報量が多くて大変な第1話でしたが、前作との繋がりを感じさせるシーンが熱い、次回以降の展開が気になる初回だったかと思われます。

ステレオポニーの楽曲のEDもアオとナルちゃんがええ感じに描かれております。

そして、次回予告では、アオがなんかエウレカ化しております。

COPYRIGHT(C)2012 BONES/Project EUREKA AO ・ MBS

「エウレカセブンAO」レビュートップへ


inserted by FC2 system