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「Fate/Zero」 第23話 「最果ての海」

「Fate/Zero」第23話。
第23話は、アーチャーVSライダーの最終激突エピソード。
序盤から戦うことが約束されていた王の二人がついに激突して決着を見せる今回です。
戦いの結果の方は10年後のSNのお話から大体分かっていましたが、ウェイバーちゃんとライダー、アーチャーの結末のドラマが熱い内容になっています。
その他、セイバーVSバーサーカー戦ではバーサーカーの正体が明かされ、衛宮切嗣と言峰綺礼は決戦間近という展開になって、残り2話を残すだけの聖杯戦争の終戦が見えかけている本作です。

お話は、早速アーチャーとライダーが対峙するところからスタート。
しかし、戦闘前にひとまず酒を酌み交わす二人ですw
ここで、この世に王の二人は相容れないことを確認して、ついに盃を投げて戦闘がはじまります。

そして、ライダーが予定通り、アーチャー戦に温存していた「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」を召喚して最終決戦に挑みます。
ウェイバーちゃんもライダーと一緒に「オロロロロロー!」と雄叫びを上げておりますw

一方、遠坂葵のために間桐桜を助けようとしていた雁夜おじさんは、完全におかしくなってしまい自滅展開です。あちゃー。

その雁夜おじさんの魔力で戦ってるバーサーカーとセイバーの戦いも描かれる今回ですが、このバトルがなかなかカッチョイイことになっています。
そして、謎だったバーサーカーの正体がついに明かされることに…

その正体がかつてのアーサー王(セイバー)の盟友、円卓の騎士のランスロットだったわけで、臣下を救うだけで導かなかった王のセイバーに生前に「裏切りの騎士」と呼ばれた無念をぶつけます。
「アーーーサーーー」と襲ってくるバーサーカーがめちゃ怖いですw

一方、ライダーとの戦闘ではアーチャーが時空を切断する、最終兵器「天地乖離す開闢の星(エヌマエリシュ)」を使って、ライダーの王の軍勢を粉砕します。この番傘みたいな剣がすごい威力を見せております。

その威力に負けを覚悟するライダーです。

そして、お別れ前にウェイバーちゃんとマスターとサーヴァントではなく、王と臣下としての約束をするライダー。熱いシーンとなっています。

その後、死を覚悟してアーチャーに挑んだライダーでしたが、アーチャーの数々の宝具に阻まれてしまい止めを刺されてしまいます。
止めを最終兵器の番傘でつけてあげるところが粋なアーチャーです。

そして、この東の果ての冬木の地・オケアノスで終戦を迎えた征服王・イスカンダルでした。
ウェイバーちゃんもその最後を見届けます。

その後、「生き延びろ」と命を受けた臣下のウェイバーちゃんをアーチャーが見逃すところが熱すぎるシーンとなっています。
令呪を使い果たして臣下となるドラマがここでも効いています。アーチャーも見せ場十分です。
というわけで、ウェイバーちゃんが臣下として生き延びるというライダー陣営の結末が描かれる素晴らしいお話の今回だったかと思われます。

そして、物語は衛宮切嗣と言峰綺礼の聖杯戦争の決着が描かれる残り2話へと続きます。

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