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「じょしらく」 第2話 「楽屋の富」ほか

「じょしらく」第2話。
落語家女子たちの楽屋駄弁りアニメ「じょしらく」第2話は、第1話と同じ展開で女の子のかわいさをお楽しみいただくと銘打ったコンセプトを実践すべく、邪魔にならない程度の差し障りのない楽屋トークが描かれています。
そんなつまんねーことアニメ化するなよと突っ込まれたら困りますが(笑)、今回も絶望先生の久米田康治原作の少し毒のあるピー音&モザイク満載の漫画がかわいくかつ楽しくアニメで描かれていいる本作です。
そんなわけで、原作再現度的にも原作の会話劇が見事にTV漫画化されており、流石の水島努作品といった感じの本作です。

始まりは、「お後がよろしいようで」の後のマリーさんの「つまんねーこと聞くなよ!」の伝統芸が炸裂するところからスタート。
何も聞かれていないのに先に伝統芸をかますマリーさんが流石ですw
それから本作のコンセプトもすかさず披露。つまんねーと突っ込まれるのを防ぐための予防線を張ります。

そして、宝くじが当たったらどうするかの楽屋トークがはじまります。
つまんねーこと聞くなよ!w

そんな中、かわいいキャラ担当のきぐちゃんが皆さんの期待に答えて、かわいいことを発言する伝統芸も披露されます。
「期待通りの答えをするのも疲れるわ」と本音を暴露するきぐちゃんが黒いですw

それからは、宝くじに当たった犯人を互いが互いを疑う骨肉の争いが勃発。
なんかあぶなっかしいモザイクも登場w
そんな中、ここでもきぐちゃんが荒ぶっていて、ナイスなキャラを披露してくれます。

そんな荒ぶるきぐちゃんにカバンの中身ををぶちまけられてしまうくくるちゃんですが、しいたけやらワラ人形やらへんなものばかりでてきますw
そんな細かいところが色々と面白い本作です。

そして、最終的にお金の匂いを嗅ぎ分けるプロ(笑)がやってくるわけですが、マリーさんが成敗します。
マリーさんが凶暴ですw

しかし、返り討ちにあってしまったマリーさん。
またもやここで犯人探しが始まるわけですが、犯人は信者の少年だったわけで、オチがほぼ絶望先生な本作ですw

アイキャッチは、マリーさんが天国へ。

2本目は、楽屋を飛び出して東京タワーからネタをお届け。
前回もそうでしたが、2本目は楽屋を飛び出すというスタイルの本作なのでしょうか?

しかし、外に飛び出したからといって楽しいことが起こるわけでもなく、スカイツリーをディスりながら、モザイク満載の楽屋トークを繰り広げる5人でした。
久米田康治原作で水島努監督作品となれば、この悪ノリを誰が止めるのやらw
最後はここでもマリーさんが荒ぶって終了。マリーさん凶暴です。

アイキャッチは、モザイクなマスコットキャラ。

3本目は、原作1巻もインフルエンザエピソード。
きぐちゃんのマスクが期待通りのあざとさでかわええです。
このエピソードでは、誰もその存在のことを触れない謎のマスクの人も本格登場。誰?w

そんな本エピソードの主役はくくるちゃん。新型や乳首こすりネタなどを披露です。
ほか、ブラック・ジャックのマリーさんも登場。クールビューティさんもなんか面白いことになっていますw

ここでも子供の作り方で期待に答えるきぐちゃんの腹黒ネタが披露。
「疲れるわ」のきぐちゃんの腹黒ネタは鉄板です。

そして、インフル展開では、くくるちゃんが予防接種のために想像妊娠しちゃいます。
子供の名前にプリキュアやホライズンとネタが新鮮な本作です。ホライゾンじゃなく一応ホライズンw

最後は、気をおかしくしてしまったくくるちゃんが病院へ運ばれるバッドエンドw
マリーさんが撲殺されたり、くくるちゃんが病院送りとバッドエンドが多い本作です。
そんでもって、最後のカットが謎のマスクで締められる野心作な本作です。
そんな感じで今回もゆるめの会話劇と色々やらかしてる感じが面白い本作になっていたかと思われます。

次回はお風呂回?

©久米田康治・ヤス・講談社/女子落語協会

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