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「氷菓」 第19話 「心あたりのある者は」
「氷菓」第19話。
今回は、前回と同じく折木奉太郎と千反田えるの放課後短編エピソード。
原作的にも第22話の最終話まで、各話短編エピソードでまとめてきそうな本作です。
お話の内容は、前回よりもさらに二人の距離が縮まった会話劇エピソードになっていたわけで、お互いに意識しあったりするシーンもある、二人の放課後の推理ゲーム会話劇がいい感じに描かれている今回です。だいぶラブラブになってきている二人です。
アバンは、折木さんが偽札事件情報をゲットするところからスタート。
折木奉太郎の推理ヒラメキ能力は、こういう情報に事件の謎を繋げることができる右脳人間ということなのでしょうか。
そして、試験が終わって二人が放課後を過ごすシーンから本編がスタート。
そこでえるちゃんが折木奉太郎を伯父さんのお墓参りに誘うドキドキのシーンが登場。
誘う前の折木さんを見るえるちゃんの視線が熱すぎます。そして、誘われた折木さんの照れ顔もキュンキュンですw
快諾の答えを聞いて、ええ顔しているえるちゃんです。なんだこのラブラブ空間w
その後、折木奉太郎の才能をべた褒めするえるちゃんに、推理ゲームをして、それが大したものではないことを証明することになった折木さん。
ゲームを提案された時のえるちゃんの食いつきぶりがこれまたすごいです。どんだけ、この人は折木さんと遊びたいんだ。
そして、お題がその時流れた校内放送の真相を推理することに決定。
なんか、めちゃ楽しそうなお二人です。
推理が始まると、えるちゃんの無意識の距離縮め攻撃が始まるわけですが、今までと違ってその顔が近い距離に意識しあっちゃう二人です。
二人の関係が少し進展して、二人の距離が変わってきている今回です。あら、やっぱり前回のラストでなにかが始まってた?
その後も、推理しながらふざけあったりと、だいぶ関係が砕けてきているのが分かる二人です。
えるちゃんは昔は折木さんにこんな表情は見せていませんでした。折木さんも超イケメンw
さらに、顔芸でやり取りを進める二人です。もう、ラブラブしちゃって。
それからは、折木さんのキレキレ推理で、呼び出された犯人Xが犯罪に関わっていることを推理していきます。
犯人が校内放送で自首するであうというところ目を付けるあたりが、流石の折木さんです。
そして、例の偽札事件と推理が繋がっちゃいます。
しかし、その推論に現実的でないとえるちゃんが荒ぶって折木さんに詰め寄ってしまいます。
同じ学校の生徒が偽札事件に関わることが信じられない?えるちゃんの優しさが爆発。
でも、気づけば二人がまたエロい距離間になっていたわけで、二人の口アップ描写がエロいですw
てなわけで、またもや二人が照れ合っちゃう場面が登場。
さっきから放課後に二人きりで何ラブラブしてんのw
その後も、二人横に並んで推理を続けて、推論を完成させた二人です。
EDテロップも出始めたころに「思えば遠くへ来たものです」と、しんみりとするえるちゃんでした。
あら、二人だけの楽しい時間を満喫しちゃったのでしょうか。
そんなわけで、推論が楽しすぎたのか、元の目的も忘れてしまった二人です。
「それが何だったか推理してみませんか」という、えるちゃんのかわいすぎる延長戦の要求にドッキリせざる負えない折木さんでした。
そのかわいすぎるあざとさに「勘弁してくれ」ということで、今日の二人の推理はここで終了ですw
最後に、折木さんお得意の寝癖ヘアーで、事件の答え合わせみたいなシーンも登場。
やっぱり、偽札の推理の方向で正しかったのでしょうか。流石の折木さんです。
そして、次回はお正月回。おそらく残り3話な感じの本作です。
©米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会