ホーム2012第3クール(夏)「ソードアート・オンライン」>第2話 「ビーター」

「ソードアート・オンライン」 第2話 「ビーター」

「ソードアート・オンライン」第2話。
SAO第2話は、ヒロインの戸松っちゃんキャラのアスナ登場回。
どのようなキャラかと注目のアスナでしたが、ネトゲの世界にストイックな謎の剣の達人のソロプレイヤーでした。
さらに、最後に突然、天然少女みたいなところを見せたりして、まったくの謎キャラです。戸松っちゃんはこれキャラ掴めているの?w
お話の方は、そんなアスナと出会ったキリトが、第1層のボスを攻略するバトルアニメになっていて、死のゲームに巻き込まれた人達の人間ドラマを描くというよりは、普通にネトゲ(の基本的なことを説明しながら)攻略ファンタジーをやっているとう感じの本作です。

お話は、ネトゲが始まって1ヶ月の1層のボスに初めて挑むというところからスタート。
死のゲームに巻き込まれたというのに意外とまったりしている人達ばかりなのが気になります。リーダーはリアルイケメン。
さらに、死ぬかもしれないのに、よくボス戦とかいけますねw

そして、人見知りでパーティーからあぶれたキリトが、こちらも一人でいるアスナさんに声をかけます。
マントをかぶって女子なのを隠している?アスナさんが何目的でネトゲに参加しているのかも謎な本作です。初心者ぽいですし。
そんな感じで、いまいちアスナさんのキャラが掴めないキリトとの出会いのお話となっている今回です。

そこに、βテスターは謝罪しろという謎の関西人が乱入。
しかし、その案はガイドブックを作っているとごついオッサンが却下。こえ~この人w
リアリティを追求しだしたりしたらキリが無いかも知れませんが、このβテスターのくだりでも死が掛かっているという必死さが伝わってこないような…
謝罪とか言っている場合じゃ…

その後、攻略は明日ということになり解散。
関西人とリーダーが盃を交わしているみたいですが、リアルな顔を晒して、ファンタジーをやっている場合じゃないような気もw
と、リアルを追求してツッコミはじめるとキリがない本作です。

一方、パーティーとなったこの二人は、一緒にお食事中。
キリトのくれたクリームをがっつく女の子らしいところを見せているアスナさんですが、食事をするためにここに来たわけじゃないとストイックなところをアピールします。さらに、最初の宿屋で腐りたくないとか、このゲームに負けたくないとか、何かしらの理由があってこのネトゲにやってきている感じのアスナさんです。
ていうか、この二人が煮え切らなくて、お互いの人となりを探り合わないのでどんなキャラか分かりマシン。人見知り中二カップルw

そして、いざボス戦に挑んでみると、アスナさんがなかなかの手練の剣士だったわけで…
アスナさんって人見知りなプロゲーマー?w
ヒロインというより主人公タイプのゲーマーなのか、謎の女・アスナです。

そんな中、サワヤカイケメンリーダーがボスにやられてしまうという事件が発生!
ラストアタックボーナスに目が眩んで調子に乗っちゃった元βテスターのイケメンリーダーでした。
ちなみに、バトルシーンはぬるぬる動く作画アニメになっている本作です。

キリトに抱かれながら「ボスを倒して…」と、最後までイケメンだったリーダーです。
「ディアベルはん…」
てか、実際に死ぬのにこんなサワヤカな別れのドラマをやっていていいのでしょうかw

そして、ディアベルはんの意思を継いでキリトとアスナがボス攻略へ。
そこでついにマントが破れて素顔を晒したアスナさんが「せやあああー」とボスに一撃!

ついに美少女な姿を晒したアスナさん。
「せやあああー」って、あらかわええw

ピンチの場面では、あの怖いオッサンが参戦して二人は救われます。
そんなわけで、オッサンも本気でネトゲをやってます。だって生き抜かないと死ぬのだから。

そして、中二病ってレベルじゃねぇ形相でボスを撃破したキリト君。これぞネトゲに本気になるって奴です。
ある意味開発者の茅場すげーw

実際やってたらこんな感じになっちゃうの?w 

しかし、勝利の余韻に浸る間もなく、また関西人がβテスターに難癖つけてきます。めんどくせーこいつw
それを、キリト君が今ゲットしたマントを羽織りながら自分がチーター的存在だとハッタリをかまして事態を収拾しようとします。
すると「それチーターじゃなくて、ビーターじゃないか」とみんなが騒ぎだして…どっちでもいいんじゃねw

そして、かっこよくビーターを決めて去ろうとしたキリト君でしたが、自分の名前を知られていたのを気にしていたアスナさんが呼び止めます。
そんな彼女がそこで言ったセリフが「あっ、ほんとだこんなところに名前書いていたんだね」とニッコリ。
この子、空気の読めないアホの子だったの?いきなり「WORKING!」のキャラみたいになっちゃうし、イミフなアスナさんですw
戸松っちゃん大丈夫?これでキャラはあってるの?

というわけで、かっこよく決めてるのに空気が読めないアホの子に足止めされてしまったというこで、即パーティーを解散して出ていったキリト君。
まあ、そうなるわね。
そんなわけで、剣の才能があってちょっと空気の読めないアホの子アスナと人見知りハッタリ中二病少年の出会いの物語だった今回。
果たして、そんな天才剣士と伝説のビーターが再び相まみえる日が来るのか否かという流れで次回に続く本作です。

EDはアホの子の天才剣士アスナが歌います。
というわけで、ヒロイン・アスナがどういう子なのか注目の第2話だったんですが、結論的によく分からない子という感じの今回でした。
物語の方もネトゲファンタジーの世界にまだ感情移入しづらいとこともあって、今後はこのネトゲ内のドラマに馴染めて面白くなってくるのかどうかが注目の本作かと思われます。

©川原礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project

「ソードアート・オンライン」レビュートップへ


inserted by FC2 system